黒幕
「アズミ……動けないのか?」
「はい」
「じゃあ、こうするしかないな」
「えっ? アルソさん、どういうことですか?」
私は手を後ろに拘束されて、目隠しをされた
「アズミが見たらアズミにも危険が及ぶだよ」
アルソさんは、そう言った
『クリア』
アルソさんは、魔法を解く呪文を唱えた
「ここから、挽回してやる。3匹くらいならまだやれる。メドゥーサの力をみせてやるよ!」
「がるるるるる」
メドゥーサ? 聞いたことがある。姿を見たものを石化させる蛇だ。確か魔族のはず……
『メドゥーサ睨み』
何が起こってるんだ? どうなってるんだ? 見たいけど見えない
その時、
「ふふふふ。随分と簡単にやられちゃったみたいね」
「やっぱりお前だったか」
「そうよ。知られたからには生きて帰れると思わない方がいいわね。大人しくその少女をハンゾーに渡しなさい」
「まさか、お前とハンゾーが繋がっていたとはな。お前が赤目の獣人を操っている事は薄々気付いていたけどな」
「じゃあ、わたしがどうやって赤目の獣人を……いや、赤目の獣人の正体がわかっているのでしょ?」
「あぁ。見当はついてるさ」
「なら、この三匹を倒した所で貴女に勝ち目が無いこともわかってるんじゃない?」
「なん……だと……?」
「ほら、そこに居るじゃない?」
「…………おまえ……」
「そういう事。大人しくハンゾーに渡しなさい。そうしたら、全て平和に収まるわ」
どうやら、アルソさんは赤目の獣人を操ってる人物? と話をしているらしい。えっ? 誰なんだ?
「わかったわ。大人しく渡す」
「助かるわ。話がわかる人で。でも、私は秘密を知る貴女を生きて返すわけにはいかないの。どうしてほしい?」
「そこは、生きて帰る」
「まあ、そう言うと思ったわ。でもね、それは無理なのよ」
「あぁ。だから、お前を……」
その瞬間私の意識は飛んだ。
目が覚めると私はある部屋に居た
「お目覚めかな? 反乱分子のアズミ」
「お前は誰だ?」
「俺はハンゾーだ。このバソニのトップだ!」
こいつがハンゾー……
「おい! アルソさんはどうした?」
「あぁ。アルソか……あいつは赤目の獣人に殺されたと部下から聞いている。身体がぐちゃぐちゃになっていたらしい。不運だったな。」
「そんなわけない! アルソさんは、赤目の獣人を操ってる奴に殺されたんだ! お前とも繋がりがあるってアルソさんが言ってたぞ」
「はて? 俺には何の事かわからないな。それより見てみろよ?」
「えっ?」
そこには、ガラス越しに隣の部屋が見えた。ノリが居た。
「ノリー!!!」
私は叫んだがノリには聞こえないみたいだ
「あぁ。向こうのへやからはこっちは見えないんだ。マジックミラーって言って特殊な壁になってて、向こうから見たらただの鏡にしかみえないんだよ」
さて、ようやく黒幕がでてきました。とはいってもアルソさんが簡単に死んでしまいました。
さて、この先どうなるのか?
もうね、話が暗すぎて書いてるこっちが辛くなるね。




