誘拐
「あぁ。あれは関わらない方がいいぞ」
アルソさんが言った
「あっ。子供がいます」
ノリが子供を見つける
それは、棄てられた子供のようだった。かなり痩せこけていてお腹の部分が膨らんでいる
多分、栄養失調というやつだ
「おお! ありがとう。これだよ。俺が求めていたのは」
そして、ハルオは子供に近づき話しかけた
「やあ、君お腹空いてるのか?」
子供は喋る気力もなく頷く
「そうかいそうかい」
そして、ハルオはスッとハンカチを子供の鼻に近づける
その瞬間、子供は倒れた
そして、子供を持ち上げて麻の袋に入れた
「いやぁ。ありがとうございます。今日もいいのが獲れました」
「あぁ。それはよかった」
「こちら、チップです」
アルソさんは、ハルオさんからお金を受け取った
「おお! いつもすまないね」
「では、家に帰るまで護衛お願いします」
「勿論だ」
なんというか、怖かった。子供を誘拐して袋にいれあんだ
「この仕事をしている以上、気にするな」
アルソさんは、戸惑っている私に耳打ちしてきた
そうだ。私がこんなに大金を手にできているのも、こういった非人道的な事に足を突っ込んでいるからなんだと改めて理解した。
これがこんなに辛い事なんて……
そして、私達はハルオさんをまもりながらクロム町に戻る事にした
暫く歩いていると
『ポルターガイスト!』
地面が揺れた
立っているのがやっとだ
「ブギーだ! 気を付けろ!」
この揺れてる地面を颯爽と駆けてくる逃げる事ができない
『クリアー!!』
私達の変装が解かれた。依然として仮面は被っているので顔はばれていない
「その風貌……やはりアルソ組か! 今日こそ捕まえてやるぞ!」
ブギーが吠える
「お前に私達は捕まえられねぇよ! 『悪魔の息』」
アルソさんが、そう叫ぶとブギーは直ぐに跳び逃げる
その、瞬間ブギーの腕が石化した
「その石化、私から離れると治るわよ」
「くっ!」
「近づくと石化が進行する」
「俺は魔道師だ! 遠距離攻撃が得意なんだよ! 『天地両断!』」
私達の頭上の雲がわれて、空気が割れた。そして、その割れた空気がどんどん下に下がってくる
『蛇睨み』
アルソさんがそう叫ぶと、割れた空気が……雲が元に戻った
「な……なにっ!」
「遠距離魔法は私には通じないよ。相手が悪かったね! 逃げさせてもらうよ」
そして、アルソさんと私達は逃げる
ハルオさんは、子供専門の誘拐犯でした。
これを見てる君たち、誘拐は犯罪です。ダメ!ゼッタイ!




