借りを返す
『魔剣』
『ジャンプ斬り』
『破壊の矢』
<バコーン!!>
大きな音が聞こえてきた。見ると、一つのパーティーが岩を割ったらしい。
さっきのリョウとアザリのパーティーだ。
「やったー!! 割れた!」
「よし、このままBランクになったらモテモテだー!!」
「何言ってんのリョウ。あんたみたいな変質者がモテるわけないじゃん。」
「あっ。アズミ達のパーティーはまだみたいだぜ!」
「ちょっと、可哀想じゃん。ヒント教えてあげようよ」
「嫌だよ。パクられるよ。」
「はぁ!? リョウ! あんたが先にアズミ達からパクったんだからね! 私は、お詫びとしてアズミ達にヒントを教えるよ。文句ないよね?」
「う……うん……」
そして、アザリが私達の元にやってきた
私の耳元で小声でアドバイスをくれる
「アズミ、随分と手こずってるようだね。先に岩を割った者としてアドバイスしてあげる。力ずくでは割れない。どうしてヤエさんは岩に魔力で補強したのかを考えて」
そう言ってアザリは、控え室に消えていった
アザリありがとう
ヤエさんが魔力で岩を補強した理由……考えてもわからない。
「アズミ! アザリのアドバイスは何だった?」
ノリが聞いてきた
「アザリは『ヤエさんどうして岩を補強したのか?』って言っていたんだけど全然わからない。岩のどこを補強しているのかすらわからないのに……」
「なるほど……全然わからないな」
「どこを補強したのか調べる方法ならあるぜ!」
するとユージが話し始めた
「えっ? どうするの?」
「親父から教えてもらったんだけど、魔力を目に集中させるんだよ。そうすれば、見えるよ」
「そんなのやったことない。どうするの?」
「俺がやるよ」
そういって、ユージは手を止めて岩を見た
「どうなの?」
「これは、この岩は既に一度割れている。それを魔力の糸みたいなもので縫合しているだけだ」
「じゃあ、その縫合部部を切ればいいのね?」
「ああ。そうだ。その部分は……ここだ。アズミ、ノリ、ここを狙ってくれ!」
「「わかった!」」
私とノリはユージに言われた部分を狙う。
「よし! いいぞ。すこしずつ魔力の糸が削られている。俺も加勢するぜ!」
私達は、魔力の糸の1ヵ所を集中的に攻撃した
このスピンオフは直ぐに終わらせるつもりでしたが、気づけばもう70話でした。
いや、書きたい事が多すぎて長くなってしまいました。
これからもアズコイをよろしくお願いいたします。




