変質者再び
「ちょっとお前! 俺らの案をパクるなよ」
ノリがその男に注意をした
「いいじゃん、同じ魔王を倒す目的同士持ちつ持たれつで行こうじゃないか」
「ちょっと、何揉めてるの? リョウ?」
「あぁ。ちょうどこの岩を破壊する為のいい案をこの人たちに教えて貰ったんだけど、『パクるな』言われてさ……」
「あなたたち、リョウが失礼しました。きつく叱っておきますので、許してください。また、聞いてしまったからには、使わないわけにはいけません。なので、何かこの試験が終わったらお詫びさせてください」
「それならいいよ。今後気をつけてくれよ」
「はい。心得ています。ほら、リョウも謝りなさい!」
「ご……ごめんなさい」
「反省してないわよね? その謝り方……あと、昨日のあれも女子全員に謝りなさいよ!」
「何でだよ! みんな寝てたし知らないだろ!」
「あの……私達起きてました。気持ち悪かったです」
「ほらっ! リョウ! あなたは女子全員の敵なのよ! 自覚しなさい」
「自覚したからって何すればいいんだよ。我慢できなかったんだから仕方ないじゃないか! 女子が一つの部屋に集まってるんだぜ!」
「本当反省してないわね! さっき『気持ち悪い』って言われたばっかりじゃん! 他人に嫌な思いをさせないで!」
「どうして女子は、男性の裸を見ると気持ち悪いんだ? 俺は女子の裸を見ると気持ちいいぜ!」
「おい、お前! 気が合うな! リョウと言ったか!? 俺も同意見だぜ!」
ユージが被せてきた。これは、収拾がつかなくなる。
「本当か!? じゃあ、二人で女子部屋に乗り込もうぜ!」
「「「死ねっ!」」」
私とカエデと、リョウと一緒のパーティーの女性3人の声が重なった
「どうだ? こう言われるのも気持ちいいだろ!?」
「リョウ、そうだな。なんか俺も気持ちよくなってきたぜ」
「君、こういう時は耳を思いっきり引っ張ると効果的よ。私は、『アザリ』って言うの。よろしくね」
と、言いアザリはリョウの耳を引っ張った
「私は、『アズミ』よろしく!」
私も自己紹介をしてユージの耳を思いっきり引っ張った
「「いてててててて!!!」」
ユージとリョウは痛がる
「こんなことして時間を潰してる暇はないぞ! 早く岩を壊さないと!」
その時、ノリは私達のやるべき事を思い出させてくれた
「そうだね! よし! 岩を怖そう!」
私達は、岩を破壊する作業に戻った
そういえば、この作品に出てくる女性は気の強い人ばかりですね。
今気付きました。
筆者の好みの女性が、気の強い女性なのかもしれない。




