新アジト完成
そんな感じで夜には新アジトが完成した。
オクラ組の人達も帰っていった
「よし、新アジト完成を祝して今日は宴だー!!」
アルソさんはそう叫ぶ
「そういえば、あの『魔視ゴーグル?』あれを使わないとアジトに帰れないの?」
「いや、そんな事ない。そうだ。魔方陣描いておかないとだな。オクラ組が居る時には書けなかったし。一応、この技術は他のバソニの奴らにも秘密にしていてほしい」
アルソさんはそう言って、入り口の付近に魔方陣を描いた
「本当、こんな複雑な魔方陣よく描けますね」
「あぁ。場所とかに色々と法則性があるんだ。私はその法則性に、従って描いてるだけだ。よし、書いたから私は料理の準備だ。今日は赤飯だ!」
そう言ってアルソさんは料理の準備に台所へと向かった。
「そういえば、君達アルソの魔力シールドに歯が立たなかったけど、それでも、試験を受ける気かい?」
オズさんが話しかけてきた。
「はい。俺たちはどうしても昇進する必要があるのです」
ノリが答える
そう。私は、タカシさんと同じSランク冒険者にならないといけない。だからこそ、試験を受ける。ノリもその事を分かってくれている。
「そうかそうか。わかったよ。まあ、健闘を祈るよ。ちなみに、ミブも毎回受けてるけど毎回落ちてる。一応、まあアルソの魔力シールドを破れないようじゃ仕方ないよな。」
あのミブさんも……そんなに難しいのか。
でも、私は挫けない。絶対に受かってみせる!
そう決心した。
「それでも私は受けます。昇進試験を受けます!」
私はオズさんにそう宣言した
「いい心がけだ! 健闘を祈る!」
私はアルソさんに稽古を頼みに行くことにした
「アルソさん、私達に稽古してください」
「えっ? どうしたの? アズミちゃん達? 稽古かぁ……」
「はい! どうしてもBランクに昇進したいのです!」
「そうだなぁ……ごめん。あまり派手に力を使うとちょっとね……この前もSランク冒険者にアジトの場所がバレたから、もしかしたら魔力を探知するようなSランク冒険者がいるかもしれないんだ。だから、今は力を無駄に使うのは控えてるんだよ。またアジトの場所知られても嫌でしょ?」
アルソさんには、そう言って断られた
「わかりました」
私達は食い下がった
そして、私達はオズさんを始めとして他のメンバーにも頼み込んだが断られた。
はぁ。やっぱり自分達だけでどうにか強くなるしかないかぁ
最近、私達はアルソ組の活動を重視しすぎていて本業の冒険者の活動が疎かになっていたのだ。
試験までの間演技の練習をお休みにしてもらい、空いた時間を利用して魔物を狩ることにした。
しかし、これといって強くなった実感を得るとこができないまま試験の日を迎えてしまった




