禁断の恋
先日投稿の『逃げるが勝ち』にて、少し加筆しました。
具体的には、アルソ組の服装の描写を加えました。
また、マスク→仮面に変更しました。
マスクという表現は、口マスクを想像する人が多いので
その男性は、タカシさんだった
まさか……アルソさんがタカシの事を知ってるって言ってたけどこんな形で知っていただなんて
「あら、私のために女神様に頼み込んでくれたの? 嬉しいわ」
「あぁ。そうだよ。今日こそ捕まえて牢屋に入れてやる!」
「悪趣味ね」
「趣味じゃねえーよ! 民の為だ! 覚悟しろアルソ! 『ホーリーアロー』」
タカシが唱えると無数の光の矢が私達を目掛けて飛んできた
かなりの数とスピードだ。避けることなんて出来ない
「はははははは。やってくれるなぁ。タカシよ! 仲間迄巻き込むなんて卑怯じゃないか。1対1で闘え! まあ、いい……『蛇睨み』!」
すると、光の矢が全て失速して落ちていった。
「やるじゃねぇか! 冒険者ギルドに欲しいくらいだよ」
「あら、それはご一緒したいってお誘いかしら? 私のような罪な女が好みなの?」
「あぁ。イチイチムカつくんだよ。その思わせ振りな発言がな!」
「ねぇ、あなたが望むのなら二人っきりで闘いましょう。その代わり他の仲間は逃がしてくれないかしら?」
「悪を逃がすなんて虫酸が走るぜ!」
「わかったわ。じゃあ、私達はこのまま消えるね。女性からのお誘いを断るなんてもうこんなチャンスは無いわよ」
『集合!』
ミブがそう言うと、アルソ組の全員がミブの元に引き寄せられていく。何か魔方陣が書かれている
「しまった!」
タカシさんがそう呟く
「私に見惚れていて気付かなかったとは、嬉しいわ。また会いましょう」
そして、アルソさんが円形の石盤を取り出して地面にかざす。
私達は光に包まれた
目を開けると、ミナト町の近くだった。
「はあ。うまく逃げれたわね。わたしがタカシの気を引いてる間にミブに大型転移魔法の準備をしてもらってたの」
「俺たちは、この変でおいとまするぜ! 守ってくれてありがとうな!」
客のイベさんと取り引き相手は、そのまま立ち去った。
私は、アルソさんに聞きたいことがあった
「あの、アルソさん……タカシさんは私達の敵なの?」
「そうねぇ。敵だわ。でも大丈夫。アズミはバレていないわよ。あと、仕事上敵でもこの職場は自由恋愛を推奨しているので、付き合っても構わないわ」
「でも、タカシさんに嫌われちゃうよね。こんな仕事してるってわかると」
「バレなきゃいいのよ。女は少しくらい秘密があるほうが魅力的よ」
アルソさんはそう言うけど私にはタカシさんを騙すのは気が引けた。ってかそもそも私がタカシさんと付き合えるのか?
「バズ、そろそろ出来たの? アズミちゃんとタカシの恋物語の脚本は?」
「あぁ。バッチリさ! あとはアズミの演技力があればいつでも出来るぜ」
「本当にいいのですか? 私の恋の為に皆さんに協力してもらって」
「勿論よ! 私達アルソ組は、組のみんなの幸せが第一なの。だから、仕事以外でも必要ならばみんな協力するわ」
「ありがとう」
「よし、この続きはお寿司でも食べながら話しましょう。ミブ、服を変えてちょうだい」
私達は、仮面を外しラバースーツから普通の服に変えてミナト町に向かった。
ミナト寿司に着くとそこには、タカシさんが居た。
凄く不機嫌だ。
私達は、タカシさんの隣に座った。
アルソさんは
「随分と機嫌が悪いですね。何か嫌な事があったんですか?」
「あぁ。俺は冒険者ギルドなんだけど、ある大悪党を追ってるんだよ。それで今日も大悪党を取り逃した。」
タカシさんは私をみてびっくりしたような顔をする
「あっ……アズミじゃないか! 久しぶりだな!
新しい仲間なのか? 元気にしてそうで良かったよ。」
そうタカシさんは言った
「はい。元気です。今はこの仲間に巡りあえて幸せです。」
「タカシさんと言ったかしら? アズミが昔お世話になったようだから一緒に飲みましょ?」
「おお! いいね!」
「これは、私からの差し入れ『シャンパーンよ』」
アルソさんは、タカシさんのグラスにお酒を注ぐ
「これは珍しいお酒ですね。ありがとうございます。」
じゃあ、俺からもみんなにプレゼントだ
「大将! みんなに大トロを!」
「はいよっ!」
「じゃあ私も」
「じゃあ俺も」
そして、みんながプレゼントをしあった
メリークリスマス!!
今日はクリスマスですね。
皆さんはどうお過ごしでしたか?
プレゼント貰いましたか? サンタさんはきましたか?
久々の後書きのオマケです。みなさん楽しんでいただけたかな?
ちなみに、この後書きは本編に一切関係ありません。
では、今年も残り少しですが最後までがんばりましょう!




