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配属先

それから、ミナトに戻った私達はチームに配属された


「お前ら三人は、アルソ組に配属だ」


「えっ? ユート組じゃないの?」


「そうだ。ユート組は人手が足りているがアルソ組は人手不足なんだ。今回の求人もアルソ組の求人だからな。よろしく。アルソ組の組長であるアルソにはもう連絡をつけてある。ここから東にある『クロム町』に行ってくれ」


クロム町。お金持ちが多い町『タカナ町』の隣にある町だ。


「そのアルソ組ってのはどんな組なんですか?」


「主に『タカナ町』の金持ちの護衛をしている組だ。ユージ組のように非人道的な仕事は少ない」


「そうなんですか?」


それならよかった。安心した。非人道的な事は気が乗らなかったので。


「しかし、警護対象の者がどんな非人道的な事をしていても、お前達はその警護対象を護れ。そして、何を見てもその警護対象が何をしていたのは言うな。言うとどうなるのかわかってるよな?」


そうだ。そんな仕事だった。こんな所に依頼するような依頼主は当然誰にも知られたくないような事をしている。また、悪いことをしてお金持ちになった人も居る。私達は間接的にそういう事に関わる事になる。


「わかりました。それは肝に銘じておきます」


「よし! じゃあ、これでお前達はバソニのメンバーだ。今日はこれで終わり。あとは、明日に備えて飯くってクソして寝ろ!」


「はい。ありがとうございました」


今日はこれで解散になった。


私達4人とユートさんは、ミナト寿司で夕食を摂る。


「お客さん、昨日も来てくれたけど旅の人かね?」


ミナト寿司の大将が話しかけてきた。


「はい。そうです」


旅人には違いない。


「最近、西の民の人が増えてきてね。なんというか……『ヒトミ教?』って宗教の話をよく聞く事になったんですがね……お客さん達詳しく知りませんか? なかなか話がわからなくて」


「ごめんなさい。わからないです。初めて聞きました。そんな宗教」


「そうですか。ありがとうございます。まあ、客商売していると色々な話を聞くもんで……気になっただけなので。そういえば、お客さん達はどこから来たのですか?」


「私達は、キモリ町からです」


「おー。そりゃ随分遠いところからありがとうございます」


「あっ。どう致しまして」


「君達の旅の話聞かせてもらってもいい?」


私達は、可能な範囲で話をした。バソニの存在を隠しつつ……ここには新たな冒険の拠点を探しに来たということにした。


「いいねー!! 君達。面白いね」


大将は喜んでくれた


ずっとこの町に住んでもいいかなぁ。って思った


夕食を終えて眠る。明日からは新しい町だ。どんな町か楽しみだ。

※某ホームセキュリティー会社とは何も関係ありません。

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