表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/94

ミナト到着

ミナト町への道のりは長い。私たちは、お昼頃に途中で昼食を摂った。


私達のような冒険者は宿屋に泊まってくらしている為、自分の食品を保存するだけの場所がない。

なので、一般的にはお店で食べるか冒険途中では魔物を狩り火を起こして焼いて食べている。


しかし、今回は違った。お弁当を持ってきた。


お弁当箱という箱にぎっしりと食べ物が入っている。


具材は卵焼きや、大豆の煮物。焼いた魚。そして、筍ご飯だ。


私達は、その美味しい昼食を掻き込んだ。


「あぁ。俺も飯くれ」


ユートさんにお弁当を手渡す


すると、馬を操作しながらお弁当を食べている。凄く器用だ。


昼食を終えた私達は、引き続き馬車に揺られる。


ちょくちょくユートさんから「水をくれ」と言われるので水筒を渡して……ってことをするくらいで基本的には何もしない。


そして、暗くなる頃にミナト町に着いた。


ミナト町は、凄く大きな町だ。


夜でも煌々と光が輝いている。


私達はミナト町に着くと直ぐに夕食にした。


『ミナト寿司』というお店だ。


ここではお寿司を提供している。


「ミナト町の北部が海に面している為に新鮮な魚が入ってきて、美味しいと評判だ」 とユートさんから聞いた。


本当に旨い。口の中で魚が蕩ける。


「えっと、君たちはお酒は飲まないんだっけ? タクから聞いたぞ」


ユートさんが言う。


「俺は飲むぞ」


ノリがそう言った


「おっ! いいね。ここの酒は凄く旨いぜ!」


ユートはノリのお猪口にお酒を注ぐ


「おお! 旨いですね」


「だろ!?」


「おい! ユージも飲むか!?」


「うん。いただくとするよ」


そして、男達はお酒を飲み始めた。


「倒れても、宿屋まで運んであげないからね! ホドホドにね」


私は、運びたくないのでそう言った


「なあ、最近の『西の民』の動きどう思う?」


「あぁ。噂によると宗教を利用して『東の民』を掌握するって噂だぜ」


なんだか興味深い話なので聞こう


「やっぱりそうか。ありがとう『ユキノブ』」


「兄様、これでは東の民が滅んでしまいます。今、色んな町でこの邪教が流行って……」


「俺が町長になり宣教師をここに集める」


「町長は確か……」


「あぁ。あの忌まわしいヨシテルだ。俺の親友『クマゾー』を『通行の邪魔をした』という理由で殺した。」


「兄様は相当ヨシテルを憎んでるだな」


「勿論だよ。この前、アポ無しでヨシテルに聞きにいったんだよ。『人の上に立つことで大事な事はなんですか?』って。何て答えたと思う?」


「えっと人民の幸せ?」


「違う。『一族の繁栄』だ。ヨシテルは自分の子供に次の町長を継がせて、自分の血縁者を潤す事こそが上に立つ上で大事だと答えた。」


「狂ってるね」


「そう。だから、俺が町長になる」


「でも、どうやって?」


「俺がお前を殺して鬼になる。そして、恐怖で脅し無益な戦いを避け俺が町長の座を奪う」


「ちょっと待って兄上! 俺を殺すなんて……!?」


ちょっと……ここで闘いなんて始められたらたまったものじゃない!!!

後半は、ノブの話です。


こんなお店でこんな重要な話をして、大丈夫なんでしょうか?


現代なら週刊紙に全部筒抜けですね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ