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副業

次の日、私達はいつものように冒険者ギルドで依頼を受けて魔物討伐に行く。


もう、Bランクになるポイントは稼げたけど私達にはお金がない。


モンスターを討伐して、戦利品を獲得して売って……という事をしないとお金が手に入らない。


「そういえば、カエデは一時期冒険者辞めてたけどどうしてたの?」


私はカエデに聞いた


「まあ、想像とはいっても妊娠してると思っていたからね。激しい運動は避けて病院で働いていたよ。元々人を癒すのが好きだったから」


「そうなんだ」


「俺がカエデを養うって言ったけど、カエデは全力で拒否したんだよね。『私も働く』って」


「うん。だって、元々ノリそんなに稼げてなかったでしょ? ノリの事が好きだったからノリの負担になりたく無かったの」


「まあ、それはそうだな」


私達には冒険者だけでは食べていけないかもしれないという問題があった。Bランクに昇進できれば、人口が少ないので需要が上がりそれだけで食べていけるけど、Cランク冒険者だけではかなり厳しい。


そこで、私達は冒険をしながら副業を探すことにした。


そして、Bランク昇進試験に受かる為に日々鍛練は忘れないこと。それも大事だ。


そんな事を考えていると、ある求人広告が目に入る。


『バソニ』という会社の広告だ。その広告には『警備員募集』と書いてある。


募集要項は『冒険者Cランク以上の実力者』だ。


私達にとっては願ったり叶ったりの求人だった。


「ノリ! いい副業見つかりそうだよ!」


「本当か!?」


「うん!」


「警備員か。要人の身辺警護をするみたいだね。」


カエデが広告を詳しく読んでいた。


そして、ノリも広告を覗き込む


「冒険者ギルドの依頼とそんなに変わらない内容なのに、1任務辺り報酬が一人3000ゴウ!」


1ヶ月に2回でも受けたら、不自由なく暮らせそうな額だ。


「ねっ!? いいお仕事でしょ?」


「そうだな! アズミ! 凄いやこんなお仕事見つけるなんて。」


「えへへ」


私は誇らしげに微笑んだ


これで当面の間はお金に困らずに済む。


「よし、アズミ! この、仕事を受けよう!」


そして、私達は面接に行くことにした。


面接会場は北の方にある『ミナト町』


とりあえず私達はそこに向かうことにした。

本編読んでいたらわかると思いますが、バソニは本編に出てくる会社です。

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