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タカの闇

Bランクの強さ……凄すぎる……更にその上のAランク……どちらも目で捉える事ができなかった


「はっ? 遅いだと? この俺が? 俺はな! このスピードで仲間を殺して戦利品を奪ったんだよ! ハッキリという! 俺が遅いなんてあり得ないSランクにも引けを取らないはずだ!」


「そんな考えだから遅いのよ!!」


「絶対殺してやる! この女! 俺は産まれて初めてこんなにムカついた! おりゃぁぁぁぁ!!!」


「面倒臭い男も嫌いよ。『闇ボール』」


マリサの杖からドス黒い玉が出てきた。


そして、タカの腕にボール当たる。そして、黒いモヤがタカを覆う


「うっ! 何だこれ!? 身体が重い……ひえっ!!! 」


タカが急に怯えだした


「これはね、あなたに恨みを持つ者の怨念の塊よ。あなたへの恨みが、具現化してあなたを襲ってるの。人間だけではなく魔物からの怨みもあるのね? あなた、魔物をただ討伐しただけじゃこんなにも怨まれないわ……」


「ぎゃあああああ!!!!! やめてくれー!!! あーーーーー!!!」


タカは奇声を上げた


「私は優しいからやめてあげるわ。そのかわり、きちんと冒険者ギルドに捕まってその罪を償いなさい」


<パチンッ>


マリサさんが指を鳴らすと、黒いモヤが消えた


「うっ……わかりました。申し訳ございませんでした。罪を償います!」


「うん! よかったわ。じゃあ、逃げないように君の仲間達を氷漬けのままこの袋に入れて持っていくわね」


マリサさんは、冒険者の袋に似た袋を取り出した


「それ、何ですか」


私は聞いた


「あっ。これ? 生物用の冒険者の袋よ。ここに入れても死なないの。普通の冒険者の袋なら次元の狭間に魂がすり減らされて死ぬことがあるんだけど、この袋にはそれがないの。その代わり、要領が決まってるのが難点ね。まあ、50人くらいなら入るわ。」


そして、マリサさんと私とノリとカエデとタカの5人で氷漬けの人達を袋に入れていった。


「そういえば、このゴールドゴーレムは放っておくのですか?」


地面から顔だけを出してこちらを伺ってるゴーレムの姿があった。


「あぁ。この子はね、お腹が空いて地上にでてきたのね。私の持ってる魔物の糞をあげるわ。」


マリサさんは、冒険者の袋の中から魔物の糞を取り出した。そして、地面に投げた。


ゴールドゴーレムは、それを食べて土の中に隠れた。


「えっ? 糞なんて持ち歩いてたんですか?」


「そうよ。私ね、実は『カンナ町』って町の隊長してるんだけど、カンナ町の為になんかしたいと思ってさ……農家さんの為に魔物の糞を見つけると集めてるの。農家さん喜んでくれるのが嬉しくてね。」


「いい人だなぁ……」


私は、思わず呟いた


「そ……そんなことないわよ/////」


マリサさんは顔を赤らめた。


「マリサさんありがとうございました。私達はキモリ町に向かうのでこの辺りで……ではっ」


私はマリサさんに別れを告げた


「待って! ここからキモリ町って一番近い町だよね? 私も行くわ。冒険者ギルドに引き渡すわ。」


「でも、カンナ町で渡した方がマリサさん的には良いと思うのですが。隊長されているんですよね?」


「そんなの気にしてたら、ここ人達が罪を償うチャンスが遅れるじゃない!? 早い方がいいわ。走りましょ?」


「えっ? 走る……ちょっと待ってくださいよ」


マリサさんは走りだした。


わたし達もマリサさんに着いて走る

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