表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/94

Aランクのマリサ

「マリサさん……? どうして魔物を討伐するのを辞めないといけないの? 貴女も冒険者ですよね?」


私は聞いた。


「明らかに無抵抗で人間に害はないわ。逆に人間を怖がってる。わかるでしょ? 私達は無抵抗な魔物に恐怖を与えてるの」


「でも、魔物は魔物だよ。私達は魔物に恐怖を与えられてきたんだよ」


「魔物を人括りに考えないで。例えば、貴女が顔も名前も知らない人が、貴女の知らない人に人間以外の生物に危害を与えた。それを、貴女にあたってきたらどう思う?」


「嫌だね……」


「それと同じよ」


「それは嫌だってわかるけど、俺達はそれが仕事だ。だから手を止める事なんてできない」


ノリが横から話してきた


「あなたは、何の為に冒険者になったの?」


「強くなれるし、格好いいから。」


「じゃあ、あなたとあなたは?」


「私は、幼少の記憶がなく気付けば冒険者だった」


「私は、闘う人を癒したくて……今はアズミの為に冒険者してるわ」


「そう……わかったわ。ありがとう。魔物への恨みがないのね。よかったわ。」


なんだかいい人なのかなと私は思った


「わかったわ。私は、このゴールドゴーレムは諦める。本当はお金目当てで狙っていたの。でも、マリサさんの話を聞くと、確かに可哀想になってきたわ」


「えっ? お金は稼がなくていいの?」


ノリが聞く


「うん。私はおりる。ノリが討伐したいなら一人でどうぞ」


「でも、私が止めるわ」


「い……や……Aランク冒険者さんに止められたら俺も手出しできないよ。諦めるよ」


ノリも諦めてくれた。


「ヒャッハー!!! ゴールドゴーレムじゃないか! しかも、可愛い女の子3人も居るぜ!!」


なんかやばそうな奴らが現れた。約50人くらい居る。


「可愛いだなてありがとう//// でもね、私あなたたちみたな人好みじゃないの」


「は? お前に選択権なんてないんだよ! みんな!やれ!!!」


50人の男が一斉に襲いかかってきた。


「私、乱暴な男って大嫌いなの。仕方ないわね。痛い目にあってもらいましょう。『銀世界!』」


辺りが氷漬けになった。50人くらいの男が全員氷になっている。


「こんなもんかしら。リーダーはあの男ね。『火炎放射!』」



すると、マリサさんの杖から凄まじい量の炎が吹き出て、一人の男を溶かした。


「あっち! あっち!! やめてくれ! すまんかった!」


「あら、あなたは襲った女性が『やめて』って言って卑劣な行為をやめるのかしら?」


「見下しやがって!」


その瞬間、マリサさんと男が5mくらい移動した。私には何も見えなかった。


「うーん。Bランクにしては遅いわね。」


「いててて……離してくれっ!」


マリサさんが男の手を掴んでる


「あなた、冒険者狩りのタカでしょ? 元Bランク冒険者の。 随分と腕が鈍ったBランクですね。」


えっ? 元Bランク冒険者!? というかBランクのスピードってこんなに早いの?


私は驚くばかりだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ