Bランク昇進試験④
『結果発表ー!!!』
急に脳内に声が聞こえてきた
『皆様にはA,Bどちらのキノコを食べるのか選んでもらいました。正解は、Cのどちらも食べる。もしくはどちらも食べないが正解です。ベニモシダケというキノコは存在しません。それを見越してどっちも食べるを選んだ方。また怪しい物は口に入れないということでどちらも食べないを選んだ方が正解です。』
「えっ? なにそれ? どっちが毒じゃないかを当てる問題じゃないの?」
私は叫んだ
『あくまでも問題はどっちを食べる?が問われています。どちらが毒でどちらが毒じゃないかを当てる問題ではありません。では、不正解者は控え室に返します。』
と言われ私達は転送魔法で控え室に返された。
「残念だったな! アズミ!」
ノリが駆け寄ってきた。
「そうだね。こんなの冒険者と何の関係があるの?」
そう叫んだ。しかし、もう案内人は居ない。
「2次試験を合格したの、ユージ1人だけらしいわ。」
カエデが言った
「おっ! お嬢ちゃんも落ちちゃったか」
ノードが話しかけてきた。
「あっ。最初に話しかけてきたノードさん。」
「そう。名前を覚えててくれてありがとう。俺は、ここでスムーってスポーツをしながら冒険者をやってるんだ。Bランク昇進試験はこれで3度目だよ。今回は、クレナイ町でやるって聞いて、最終試験はスムーだと思い自信あったのに最終試験に行くまでに落とされちゃった。」
「そうなんですね。スムーってどんなスポーツなんですか?」
「見てみる? 今夜俺の試合があるから見ていってよ。」
「本当? ありがとう。」
「うん。俺は、落ちた事を親方に報告して試合の準備するからまたねー。」
そう言いノードさんは去っていった。スムー気になる。
それにしても、強さを全く披露できないまま試験を落とされるなんて納得いかない。私は、文句を言いに行くつもりだ。
「アズミ、やめとけ。よくないよ」
「そうよ。そんなことしたらまた変なうわさが立つわ」
「放っておいて! 私は気が済まないの! あの案内人とか言われてる妙に喋り方がへりくだってるけど偉そうなやつに文句を言うまで気が済まない!!」
みんなが止める中、私は3次試験の会場を見た
ユージが案内人に攻撃をしているが全て避けている。
「どうしました? ユージさん? お得意の頭脳を駆使して私に一撃でも当てたら合格ですよ?」
「うるさい! 絶対当ててやる!」
「魔剣!! おりゃー!!」
<バチン!>
思いっきり案内人に向かって魔力でできた剣を振り下ろすも、案内人は片手でそれを受け止める
「そんな攻撃、通りませんよ。ハッ!」
案内人がそう言うとユージは吹き飛ばされた
「あと、20秒です。あと20秒で私に一撃でもダメージを与えることができなかったらあなたは失格です。」
「くっそおおおお!!!!!!」
ユージは魔剣を振りかざす。
そして、案内人の頭目掛けて魔剣を当てる
同時に案内人は、ニヤッと笑う。
魔剣がボロボロに壊れていく。
「どうしました? あなたの攻撃力はそんなものですか?」
そして、時間切れとなりユージは失格となった。




