Bランク昇進試験①
私は怪我が完治してから、また任務を再開した。勿論3人一緒にだ。
何度か任務を遂行して私は先に100ポイントが貯まったが、2人と一緒にBランクになりたいので2人が100ポイントになるまで待った。
そして、3人が100ポイントになった時にBランク昇進試験に挑む事になった。
合格者は9%~12%くらいで一生をCランクで過ごす人がいるくらいシビアな試験らしい。
でも、私達は最強のパーティーだ。絶対に大丈夫!
私達の試験会場は、少し現在のキモリ町から北に行ったクレナイ町だ。毎年試験会場はランダムに変わる。試験申し込みを行った町から一番近くの試験会場に招集がかかる仕組みだ。
クレナイ町は、大衆の娯楽であるスムーという競技で有名な町で今回はそのスムー用の施設で試験を行う。
スムーとは? 半裸の男達が相手を倒すもしくは競技用の場の場外へ相手を出すと勝利という競技だ。
私達Bランク昇進試験受験者は、受付を終えて控え室で待っていた。数にして約50人程度みんな気合が入っている
「おっ! 見ない顔だな。初めて受けるのか?」
縦にも横にも大きいおじさんが話しかけてきた。
「はっはい……」
「いいねぇ。お姉ちゃん。俺がこの試験の厳しさを手取り足取り教えてあげようか?」
「けっ……結構です……」
「そうかい……まあ、困ったらいつでも声をかけてくれ! 俺はノードって名前だから覚えておいて」
「わかった。ありがとう」
大きすぎて萎縮してしまった。私の知らない所には知らない人がいっぱいいるんだな。
「お待たせいたしました。Bランク昇進試験の皆様、会場へご案内致します。」
案内の人がやってきた。
「ちなみに、会場に着くまでの間一言でも喋ったら即失格とします。」
「なんだよそれ!?」
だれかが喋った
すると、その人の足元に穴が空いてその穴に落ちた。
「死ぬことはないので安心してくださいませ。彼はクレナイ町の外に転送致しました。」
一同が黙る
「では、皆様ルールをご理解されたみたいなのでご案内いたします。」
薄暗くて気味の悪い通路だ。暫く歩いていると
井戸があった。
そこから、顔が見えないくらい前髪が長い女性が這い上がってきた。そして、私達に這い寄ってくる
「きゃっ!!」
カエデが恐怖のあまり声を出してしまった。
その途端カエデは消えた
そう。この通路は私達を怖がらせに来ている。
年末の笑ってはいけないを思い出して書きました。




