ワイルドアームズシリーズが好き
ワイルドアームズシリーズについて書かねばならないと思いました。
それでWikipediaのワイルドアームズ3の記事が2007年8月に1週間ほど、「プレイヤーキャラクターのギャロウズが世界中の女性に自分を美形に見せる呪いをかけていることが51周目に明かされ、真のラスボスとして立ちはだかる」というしょうもない嘘を追加しようとする荒らしの被害に遭った、という内容で書いていたのですがさすがにしょうもなさすぎたので下書き段階で全て消しました。Wikipediaの当該記事の2007年8月14日から21日あたりまでの差分を見ることで当時の様子がわかります。
ふざけたことを書くのはやめようと思いつつ、今はふざけたことでも書いてなきゃやってられないという気分です。アームドファンタジア…
ワイルドアームズミリオンメモリーズの話でもしましょうか。それも第一部完、第二部に続くでサービスが終わったため悲しい話になるのでよしましょうか。
ワイルドアームズXFに出てくるエルゥボレアという世界の設定がとても好きです。
エルゥボレアでは人類の生殖能力が極端に弱くなり、自然分娩がほとんどなく、試験管ベビーだらけになっているため血縁などの概念が希薄化しています。
超技術のおかげで文字通り山を割れる出力のビームのようなものを出せる超兵器が剣とか槍のサイズで実現しており、それらの兵器は生体認証(おそらく遺伝子パターンを用いたもの)で起動する。誰が兵器を使ったかが明確になる認証システムであるため、下手に使うと他の兵器保有者を含めた社会全体から敵視されるリスクが生まれ、相互監視、抑止体制が機能するので安全だという認識が社会全体に定着しています。
そんな世界で生体認証不要の超兵器が制作されてしまった。
するとどうなるか?個人で持ち歩けるサイズなので誰がそれを持っているか分からない。兵器としてすさまじい性能なのでその場にいた目撃者を全員殺すことも可能。認証不要なので相互監視体制も通用しない。
生体認証不要の兵器を持っている誰かはいつしか魔王と呼ばれるようになり、日常生活で隣に魔王がいるかもしれないという不安が世界中を覆い尽くした。そういう設定です。すごいですね。
これで1本ゲームが作れそうな設定ですが、メインはエルゥボレアではなくファルガイアという全く別の世界の話で、エルゥボレアでは血縁の概念が薄れているという部分まで無駄なく話の補強に使われつつ本編中では匂わす程度の描写にとどめられています。とても贅沢な設定の使い方。
エルゥボレアに深く関わるフィアースとクレッセンとユーリア、そして主人公のクラリッサとアレクシアの関係もプレイヤーだけが察して、ゲームの登場人物たちは気付いていないというバランスが凄いです。
エルゥボレア関係者の大きなネタばらしなどもせず、あくまでも主人公サイドのブランクイーゼルメンバーと姫巫女カティナが協力して奇跡を起こすという話に焦点を絞っているのが本当に好きです。
ワイルドアームズXFには漫画もあるのですが、本編のコミカライズではなく本編の補足のようなエピソード集となっており、最終話が本当にいい。エンディングから11年後の光る綿毛が舞う黄金色の大地の話。ゲーム本編だけでも面白く、漫画を読むとより面白い。理想的なメディア展開。
ここまで何とか書きましたがもう気力が続きません。気持ちを落ち着かせるために書いてきたはずなのに書けば書くほどダメージを受けていく。アームドファンタジアのキャンセル。




