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雑記  作者: とくめい
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昔は牛乳飲めていた

 小中学校に通っていた頃、同級生が休むなどして牛乳が余ったら率先して飲んでいました。

 世間では合わないと言われている刺身とカレーが一緒の食卓に並んでいても気にしない程度には食べ合わせみたいなものに頓着しないので、牛乳とご飯など、合わないとされる組み合わせも平気でした。そもそも飲み物に対してはその味よりも、口の中を洗い流し、すっきりさせる機能を第一に求めているので味の主張が強くない限りどうでもいいという気持ちがあります。

 牛乳が余っている時、飲みたいと申し出る者が複数人いて誰が飲むかはじゃんけんで決めていたので、私と同じように食べ合わせに頓着しない同級生は結構多かったと思います。インフルエンザが流行している時期などはクラスの三分の一くらいが休むおかげでほしい人みんなに行き渡って平和でした。

 中学校卒業後、牛乳を飲む機会が激減しました。中学までは牛乳しか選択肢がなかったから牛乳を飲んでいたためで、なんでも飲んでいいとなったら牛乳よりも口の中をすっきりさせる性能が高いお茶を選ぶのは自然な流れだったのだと思います。

 牛乳を飲まなくなって数年、久しぶりに飲みたくなったので買って飲んでみると見事に腹が痛くなりました。中学時代は一度に400ml飲んでも平気だったのに、コップ一杯で敗北を喫するようになっていました。

 乳糖不耐症です。牛乳に含まれる乳糖はグルコースとガラクトースが結合してできている成分で、幼児期にはこれを分解する酵素が多く分泌されますが、年齢を重ねるにつれて酵素の分泌が減っていくそうです。そして分解できなかった乳糖が腸内の微生物の栄養となり活動を活発化させ、腸の蠕動運動を誘発するなどして腹を下します。これは病気ではなく、年を取ると乳糖の分解能力が落ちてしまうのは多くの哺乳類で見られる現象であり、乳糖不耐症ではなく乳糖不耐性とする方が正しいとも言われています。

 おそらく私の体も、中学まではがぶがぶ飲むという生活習慣に合わせて酵素をたくさん分泌していたのでしょう。数年間牛乳をほとんど飲まない生活を続けただけで、牛乳に極めて弱い体質に変わっていました。

 乳糖不耐性のことは知ってはいましたが、まさかこんなに簡単に体質が変わるとは。今後突然牛乳が飲みたくなった時どうすればいいんだ。

 飲まなくても支障なく生きてこれましたし、乳糖はチーズやヨーグルトなど発酵食品では分解されているそうなのでカルピスの睡眠の質のやつ(PLUSカルピス 睡眠・腸活ケア)のような好きな乳製品も問題なく飲めます。つまり大した影響はない。


 ただまあ小中学校の思い出の味でもあるのでそれが当時のように飲めなくなったのは少し寂しいです。

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