井戸水を生活用水として使うメリット
自宅近くの土地に井戸を掘って電動ポンプで水道管に送り出すという形で井戸水を使っています。複数の家で利用しているので電気代などは等分。
水質検査も行い生活用水として問題ないレベルの清潔さは確保していますが、飲む場合には一応沸騰させています。
自治体の水道の代わりにこういう井戸水を利用しているというのは田舎ではそう珍しくありません。使用する側としては結構メリットを感じているので書いていこうかなと思います。
まず水道代よりは安くできること。おそらく水道料金の半額以下には抑えられているのではないかと思います。田舎の自治体なのでとにかく歳入が少なく、老朽化した水道インフラを補修していくために水道代の値上げするということもありえない話ではないので安心感はあります。まあ今後電気代の大幅な値上げがなされる可能性もありますし、ポンプやパイプの購入、敷設費用や破損したときも基本的に自費で復旧させなければならないので大幅に安くできるのかと言われれば微妙なところだと思います。設備が壊れずに長く稼働してくれれば安く抑えられるでしょう。
次に自治体の水道が断水していても停電にさえなっていなければ使えること。この夏地震で大きな断水を経験したためこのメリットは大きく実感しました。まあ地震直後しばらくの間は水に土や砂が混じるなどしていて飲食物に使うのは止めた方が良いなという感じだったのですが。あと台風などで停電すると容赦なく断水します。うちの周辺は電線などが老朽化しているためかここ数年、少し強い雨や風が吹いただけで停電してしまいます。年に一回から二回は停電しているので断水はむしろ酷いのかもしれない。
カルキ臭がしないのもメリットかもしれません。まあ前述したように清潔とはいえ一応沸騰はさせておいた方がいいので普通の水道とそんなに変わりませんが。あとうちの周辺は硬水なのでたまに成分が固形化した小さなかけらとして出てくることがあります。
なんかこう書き出してみると本当にメリットあるのか?という気分になってきました。正直言ってこれから井戸を掘って生活用水にしたいという人がいたらやめといた方がいいよと言いたくなる程度にはメリットが薄い。使っている間にポンプや水道管が壊れたり、地震で水源が枯れたりする可能性もゼロではありません。
水質にこだわる必要があるという人以外は新規に井戸を掘るよりも自治体の水道を使った方がいいと思います。
メリットを挙げるつもりだったのにお勧めできないという結論になってしまった。




