表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新江の島縁起〜なぜかイタリア出身の怪人として戦うことになった僕は、魔法少女に恋をした〜【第2部スタート】  作者: 綿野草空希
13 魔法少女ピュア・シャイニング参上!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
55/89

13.3 エロティック・セブン EROTIC SEVEN3

 ちょっと説明 ピュア・シャイニングの変身


 ピュア・シャイニングは魔法少女なので、変身すると、見る者には認識齟齬の魔法がかかります。

 「ちょっと、あの人に似ている?」なんて、認識も出来ません。


 ……魔法って、便利ですね。

 照明が消えたことで、ケッタイな決めポーズを取るピュア・シャイニングの姿がよく見えた。


 向かって右側で日本舞踊のようなたおやかなポーズを決めているのは、シャイニング・ピンクだ。


 雅やかな桜色の長い髪を、肩にさらりと流している。


 和洋折衷の純白のドレスはあまり露出度が高くないが、それでも中々の深さの谷間が、胸元で形成されていた。


 ドレスは和の要素が多めで、着物の小袖のような袖口をしているのだが、所々、洋風の可愛らしいピンクのフリルや、リボンもついている。


 手には肘下まである、長い純白のグローブをはめている。


 着物のような巻き方のミニスカートからは、女性らしい綺麗な足が伸びているが、どんなに激しく戦闘をしても、決してスカートの中は見えないという噂だ。


 おそらく、湘南防衛機構サンシャインの超科学力によって、[超ノーパンチラ・ガード]が維持されていると思われる。


 そして向かって左側で、元気いっぱいに拳を天に突き上げるポーズを決めているのはシャイニング・ブルー。


 目が覚めるような鮮烈な青色の髪は、サッパリとしたショートカットだ。


 サラサラのショートの青髪の間から、耳の先がぴこんと出ているのが、なんか可愛い。


 スポーティーなホットパンツ仕様の和洋折衷の純白のドレスに、鮮やかなブルーのフリルやリボンがついている。


 こちらの胸元もピンクほどではないが、中々どうして、見応えのある谷間が燦然さんぜんと輝いていた。


 ポットパンツからは健康そうなスラリとした足が伸びていて、あの足で蹴られたら、さぞ痛いことだろう。


 ブルーの純白グローブは短めで、手首までしかない。


 どちらも煌びやかな、大きなアイマスクを着用しているので顔は分からないが、その輪郭から()()()()[色白の美形]なのが推測される。


 青色の長マフラーに、一の数字が染め抜かれた[第一戦闘員大隊]の大隊長が手で号令を送る。


 「シマァーーーー!!」

 「シマァーーーー!!」

 「シマァーーーー!!」

 大隊長の後ろに控えていた二個中隊の戦闘員たちが、奇声を上げ、側転やバック転の派手なパフォーマンスをしながら、広場の外側に向かって走り出す。


 「「「シマァーーーー!!」」」

 そして、大きな半円の輪を作るように、ピュア・シャイニングを取り囲んで、瓢箪のポーズで威嚇いかくした。


 と、同時にカメラを持った戦闘員と、二人のピュア・シャイニング親衛隊のお兄さんが、囲む戦闘員たちの外へとけていく。


 ピュア・シャイニング親衛隊の二人は、やり切った感のドヤ顔を浮かべて、大外にいる戦闘員に軽く会釈をして出て行く。


 「親衛隊っ!! かかれっ!!」

 ピュア・シャイニングがケッタイなポーズをとくのを合図に、カラー1将軍が親衛隊に号令をかける。

 

 もちろん、親衛隊とは[ピュア・シャイニング親衛隊のお兄さん]ではなく、総統閣下直属の屈強な親衛隊員のことだ。


 「「「「シマァーーーーー!!」」」」

 他の戦闘員とは明らかに違う、偉丈夫いじょうぶな四人の親衛隊員は力強く返事をすると、一斉にピュア・シャイニングに向かって行く。


 「へへっ、そんなザコキャラ、いくら集めたって、物の数にもならないねっ」

 ブルーが余裕を持って、待ち構える。


シパンッ!!

 「シマッ!!」


 ブルーに対して一人目の親衛隊員が、腰の入った、骨盤から伸び上がるような高速ミドルキックを放つ。


 それは正に、武道家の蹴りだった。


 「うおぉ!?」

 ブルーが慌てて、手でガードする。


 「あにっ、こいつっ!?」


 驚きつつ、丸太のように太い足の蹴りを、片手で叩き落し、トトンッとバックステップを踏む。


ススススッ・タンッタンッ!!

 親衛隊員は、ブルーのバックステップに合わせるように、見事な足捌あしさばきで間合いをつめる。


 「シマッ!! シマッ!! シマッ!! シマッシマッ!!」

 そのまま高速で、左右の中段蹴りから右の下段蹴り、そのまま回転して上段回し蹴りの連撃を、ブルーに打ち込んだ。


 「おわわわわわっ!? おっ! おっ!? おおぅ!?!?」

 ブルーが驚き、戸惑いながらも、ヒョイヒョイと連撃を受け流していく。


 「おいっ、ピンクっ! あにかこいつヤバいぞっ!」

 そう訴えかけて一瞬だけ、チラリとピンクを見る。


 だがピンクはピンクで、すでに他の親衛隊員との戦闘に突入していた。


トトンッ

 「シマッ!! シマッ!!」


トンットンッ

 「シマッ!! シマッ!! シマッ!!」

 ピンクと戦っている親衛隊員は、脇を閉めた構えから、テンポ良くパンチを繰り出している。


 右足爪先を横に向けて、ピンクの周りを円を描くようにステップを踏んでいるので、彼はおそらくボクサーなのだろう。


 ピンクは戸惑いながらも、宙を舞う桜の花弁のような、掴みどころのない動きで、ひらりひらり、とパンチを避けている。


 まだ一撃も受けてはいないが、ブルーに返事が出来るだけの余裕は、もうないようだ。


 後二人の親衛隊員は、ブルーとピンクの様子をうかがうように、間合まあいのきわを出入りする。


 直接対峙する二人の親衛隊員は、ブルーとピンクが反撃しようと踏み込むと、リーチの長さを利用した前蹴りや、ジャブで上手く牽制して、攻撃を成立させない。


「凄い……」

 両者共凄いが、特に親衛隊員の動きに目を見張みはる。


 ただでさえ身体、技と共に鍛えぬかれているのに、そこに超科学で出来たパワースーツを着て戦っているのだ。


 当然その速度とパワーは、人間の域をはるかに超えていた。

第13章 「魔法少女ピュア・シャイニング参上!」

 終了まで、あと2話



【ちょっと説明 ピュア・シャイニングの変身 その2】


 ピュア・シャイニングは、龍脈から発生した光の粒子を身にまとっています。

 この粒子によって、ドレス、グローブ、ブーツはもちろん、髪から皮膚まで、元の体の上に形成されます。

 

 なので髪色がピンクやブルーに変わり、日焼け娘さんも、肌が色白に見えるんですね。

 やっぱり魔法って便利。


 ちなみに夏音ちゃんは、色黒ではなく日焼けなので、元々はけっこうな色白娘さんです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ