二人目の主人公
やっと二人目が登場。
翌日
「おはよー...」
「え!?ヨシヒロ君どうしたの?そんなギブスつけて...」
クラスメートに話しかけられる。
「昨日家でひねってね...」
朝から親の車で登校...恥ずかしい...
あの後母に連れられ病院に行った俺は捻挫の治療のため、"表"世界での1週間の絶対安静を言い渡された。
「いやあ...大丈夫か?移動教室の時荷物持ってやるよ。」
そうやって声をかけてきたのはクラスメートであり俺の数少ない親友のシマだ。俺のようにカーストの底辺にいるし話が合うので、かれこれ6年ほどの付き合いになる。
あいつは博識だ。一緒にいるだけで面白い話が聞けるので、休み時間は基本的にいっしょに行動している。
「ありがとう。それと捻挫した時ってどうやったら痛みとか感じずに動けるか知らない?」
「うーん...それなら固定するのが一番なんだけど...靭帯の炎症を抑えるのが第一だからなあ...ああでも炎症はすぐに引くから...」
何やら思案している。
「うん。やっぱり、関節を完全に固定して歩くのが一番だね。あと動くときは足首に力を入れることを意識したらいいんじゃないか?そうしたら変に曲げることもなくなるだろうし。」
答えが出たみたいだ。
なるほど。そうなのか。
「ありがとう。それとあともう一ついいか?」
「何?あ、宿題してないとか?」
「いや。今日の放課後に〈マイルグランド〉を手伝ってほしいんだ。」
ここではあえて俺が絶対安静にしなければいけないことを伝えないでおく。どうせじいちゃんのハンカチで全回復だし。
「へえ...それは珍しい。それじゃあどこで待ち合わせするか教えておいてくれないか?」
そこで運悪く予鈴が鳴る。
「ごめん。あとで送る。」
「了解。授業の用意してからにしろよな。」
そうして学校が始まった。
祝!1000pv突破!




