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眞夏のアイス  作者: SsuuU
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第四話 実行



──ピンポーン。

 


 「はーい。」

 「やあ。」

 「早かったね。」

 「隣のマンションだから、遅くする方が難しいでしょ。」


 

──ガチャ。

 


 遂にこのチャンスが来た。こいつに私が計画していたことを実行しよう。

 


 玄関を入ると真っ直ぐに廊下が伸びていて、突き当たりにダイニングとリビングがある。そこまでにトイレやお風呂がパズルのようにピッタリ配置されている。

 


 ダイニングに入ったとき、ぴたっと私は足を止めた。

 


 「どした?」

 


 私は振り向き様に用意していた包丁をこいつの胸に刺す。と同時にタオルで口を塞ぐ。私は胸に刺さった包丁を抜くと、こいつは音にならない声を出しながら床に突っ伏す。今度は鳩尾みぞおちを目掛けて振りかざす。

 


 ──ズブッ。グチャッ。

 


 もう意識は無さそうだ。包丁を床に置き、キッチンのシンクで手を洗う。電子レンジに反射した私の顔は笑っていた。

 


 と、急にアイスが食べたくなった。冷凍庫にあるあのアイスじゃなくて()()()()()()()()()()()()()謎の衝動に駆られ、急いで財布を持って家を出た。

 


──バタン。

 


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