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Bird twelfth view[SWITCH]

「ソーマ!!」

天を突くがごとく槍を掲げる

きっとあいつなら分かってくれるこのサインを

ここに来る前に散々やったコンビネーションの合図

俺が攻撃でソーマが補助

ソーマはこちらに気がつく今回の場合は俺の槍にソーマの弾丸を纏わせる

その後俺の属性に順応したかのようにそれは紫の槍となった

その姿はゲイボルク

まさに一撃で獲物を仕留める槍に相応しい見た目となった

だがソーマも知っている

ゲイボルクは足の指で挟み、蹴るようにして敵に投げつけて初めて真価、本当の威力を発揮させられる

それには空中に飛んだ方がやりやすいに決まっている

だがそんなこと関係ない

前宙だ

現実で成功した試しはない

でもやるしかない

いや


やってやる



思いきり槍を投げる


それで終わらない


自分もそれに続くように走る


そして最後に蹴りとばす!!


指の間には挟めなかった

だが蹴りとばすことはできた

そして槍は不完全ながら姿を変える

持ち主のイメージと殺意に呼応し

完全な30の鏃にはならかった

だが10の鏃となり敵に突き進む

不完全といえど刺されば相手に死を与える

それがハヤトの求めたゲイボルク


複合型覚醒技

「ゲイボルク(一貫死)」


「これで死ねやぁぁぁぁぁあああ!!」

唯一届いた鏃は2mを超える槍へと姿を変え

絶対に貫けなかったその肉体を貫き

直後ただの槍へと戻った


「何故だ、何故貫けると思った?」


「分からないか?じゃあ解説してやる」

「まずお前は俺のたった一回の攻撃に随分とビビってた」


ソーマが後に続いて解説する

「それは物理攻撃だった、じゃあ何故俺の弾丸は躱さなかったのか」

「それはお前の覚醒後の能力か知らないが

『覚醒後の能力をメインにした攻撃を受け付けない』そんな感じだろう?」

「だからハヤトの加速しただけの槍にビビり、俺の弾丸は受けた」


「「まあつまり」」

「「これは推理であり」」

「「お互いを信じた賭けだったのさ!!」」


「なんとも素晴らしいコンビネーションだった」

「そして君たちの推理は正解だ」

「じゃあもし私の能力が『全ての攻撃を90%カット』だったら?」


「関係ないな、どちらにしろさっきの技で仕留めるさ」

「何せ『絶対に殺す槍』だからな』

「あぁ、そうさ」


「面白いな」

「もうお別れだ、勝てよ」

「大和魂を世界に見せてやれ」


「「もちろんだ」」


その言葉を言った時

すでに彼は一つの砂となり目の前から消えていた


そうだあいつがリーダーなら...

いや...違う

あいつは自分で『覚醒後の能力をメインにした攻撃を受け付けない』という能力を認めた

つまり集団を食人鬼にした犯人はまだ倒していない

あいつッ死ぬ前にそんぐらい教えろや

じゃあケンはまだ戦っている

助けに行かなくては

だがもう動けない

すでに翼もない

ゲームのシステム的にも空腹とHPが少なすぎる

精神的にもすでに参っている

このまま眠れたのなら...















「ハヤト、よくやったな」

「あとは俺とケンに任せろ」




次回

Horse view 始動

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