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不思議の国の星が煌めくその夜に  作者: 黒猫
第二章 涙の池
32/37

27頁:Nobody room  White Rabbit Side

白うさぎ視点~で~す。

…みじけえ。

そして少しばかりの…否、かなりのシリアスである…。



 今日はラトを見かけていないな、ふとそう思ったことが始まりだった。


こんこんこんっ


「あ、あの~ラト、入っても良いですかー?」


 扉を叩いてそう言う。ですが扉の向こうから一向に返事は来ません。

どうしたんでしょう…

 嫌な予感がした。僕はすこし、心配になり失礼だと分かっているが、扉を無断で開ける。寝ていたら土下座でもしよう。


「!!」


 しかし、嫌な予感程当たる、と言うのは事実で。


「ら、ラト……」


 その部屋の中には誰もいなかった。ただ、開いた窓から風が部屋の中に入り、雨の匂いがした。

また…また消えてしまったなんて…僕は…僕は、貴方に何を、したんですか?


「何かひどい事をしたのなら、僕は謝りますから…どうか、どうか戻ってきてください…!」


 自分でも分からないが、そんな事声に出してしまった。

情けない。なんて情けないんですか…………今度、今度貴方を見つけたら…二度と、繋いだ手を離しません。もしも、離してしまったら…貴方が今のように消えそうだから。


「自由開放すぎますよ…貴方。せめて置手紙の一つぐらい…」


 情けない声が出た。震えてて…まるで今にも泣きそう。

ああ、嫌ですね…こんなんだから。きっと…僕はヘタレなんでしょう。捜しに行けたら…ですが、彼女のいくところはほぼ危険地帯なんですよね…帰ってくるまで………どうして待たなくてはいけないのですかね。何だか馬鹿馬鹿しく思ってきました。よし、捜しに行こう。


 この後、僕がラトが出て行ったので探しに行きます、と言ったら皆目が血走り、旅に出る準備をしてきたのは…いうまでも…あるのだろうか。




誰もいない部屋、と英語で翻訳してみたら、タイトルになった。

誰もいない部屋ですが、シロ君います。

うん、悩んだんですけど…まあ許して下さい。



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