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不思議の国の星が煌めくその夜に  作者: 黒猫
第一章 兎の穴に落ちて………
25/37

20頁:Her day Prequel

しょ、少々短いかもです…いやぁ…面目ない!ww

すいません。


『やあ、久しぶりだね。』


 目の前に現れた金髪の少女。

来たな。よし、作戦開始っ…!


「………………自己とか精神とかの変な人です」

『えぇ!?なんだい、それ。』

「…所で変な人。」

『どうしたの?』


行き成りすぎると思いますがね。今言わないと次に会うのは分からないので…ふふっ…


「僕、兄さんがいてね。その兄さんが大好きなんです。本当に好き。」

『!?ほんと!?』


その反応……ふっ…掛かったですね……!


「はい………………なぁんていうとでも思った?」

『え』

「貴方、兄さんですよね。」

『えぇ~と?』

「兄さん…で す よ ね ?」


 にこり、と僕は微笑む。

ふふふ………あの野郎、今度現実で見つけたらぶちのめす……


『…ばいばいん!!』

「あっ…!」


 兄君はキラッ、と口で言う。それと同時に僕はこの世界での意識を手放した。





「あのやろ………ねむ………」


起きれる気がしない。そうだ、寝よう。視界の隅にマリナ三階町なきがしなくもないが、気にしない。だって眠いんですもの。


「主?」

「…………………………ぐぅ……」

「あ、寝てしまいました…ふふ、可愛らしい俺の主…」


…ごめん、マリナ君。ガッツリ聞こえているんですけど。

 若干気まずい。だがそんなこと知らないマリナは僕の頭を撫でる。

…気持ちいい、事もないですけどっ…


「主、起きているでしょ。」

「てへぺろー」

「……こんなやる気ないてへぺろ始めて見た。」

「ごめんです」


やる気ないてへぺろですか…いや、うん、そこまでやる気なかったのですかね。分かりかねます。

 むくりと、座る。


「いえいえ。それでこそまさに主ですからねっ!あ、包帯やりましょうか?」

「んーん。自分でやるのですよ。」

「そうですか…残念っ」

「?」


何が残念なんでしょう…?

 僕は視線を宙へと向ける。

あーねむ……包帯やらなくちゃなのですが…いつもより寝起きがいいのは確かですがね。今日は良すぎるぐらいですからね。

 ぽけーっとしながらも、髪の毛を結ぶ。それから包帯で片目を覆う。

…地味にめんどくさい。いっそ寝てしまいたい…。


「あ、主、失礼しましたっ!」

「んー?あーお疲れぇ……ふわぁ…」


今日はどうしよっかなぁ………シロウサギさんと一緒に特訓するのは朝食を終えて一時間たってからで、それから…本でも読もうかな…あ、昨日捕まえた人がいるんでしたね。少し脅せば…と言うより、この髪を見せれば言うかな?うん、言いそう。それにしよう。それから目的をその他諸々調べたりして…うあ、めんどくさいですね……あー猫さんに会いたいな…アリスさんにも会いたいな…ジン君にも会いたいな………はあ………その前にやる事を済ませなくちゃですが……もう、やることが多すぎる……あ、やる事と言えばこの大図書館の整理もしなくてはいけないですし…………ふぅ………仕方ないですね…………。


 ベットを降りて、うーんと背伸びをする。それからクローゼットを開けて、猫柄のパジャマを脱ぐ。今日の気分って事で、いつもの長袖の白いワイシャツの袖に手を通す。それから黒いリボンタイを結び、黒いスカートを履く。それか頭に猫さんからの誕生日プレゼントの薔薇のアクセサリーを付けて、太ももまである黒い長靴下を着る。最後に黒い編上げのブーツを履き、黒いロングコートを前開きにし、コートの上からベルトを付ける。


ん、これでいつも通りの僕ですね。…にしても眠い。眠い。いっそ寝ようか。…いや、ダメですね。くそ、寝起きの悪さなんて消えて終え…


「消えてしまえぇぇ……眠い。」


 そんな事を言いながらも、ドアへと向かう。

あ…と…眠い、眠すぎる。


「ごほっ…けほっ…ん”ん…」


喉が少し痛いですね…あと、景色が変に見えるんですけど…気のせいです。きっとね。

 ガチャリとドアを開け壁に沿っている大きな螺旋階段を下りて行く。途中で短いが普通の道があり、壁にはドアがある。その部屋を開けて入る。壁には大きな本棚がある。そりゃあもうビッシリとね。床にもいくつか本が散らばってしまっている。


…血狂いかグリフォン君ですね。シロさんは綺麗好きですからね。

 それらを拾い元の位置へと戻してゆく。それから窓を開けて足をかける。

おぉ…これ普通だったら死んじゃってるね。怖い怖い。

 そして…ぴょん、と下りた。窓の外に。

自殺行為じゃないですから…ね?ね?いいですね?


「けほっ…うぅ…」


喉の調子が悪いったら悪いですねぇ……あ、そろそろ出した方がいいですね…


「んーっとね…よっと…」


 地面にぶつかる寸前に翼を出す。

…今のは危なかったですね…死ぬかと。まあ死なないけどね。

 ばっさと、数回羽ばたき、地面に着地する。


「ふあ…はぁ…ねっむー…」


もう少し寝てれば良かったです。ド低血圧なのに無理するからですね。失敗したですねえ…


「ん?…夢ですか、これは。」

「いえ、本物です。現実です。」

「…あぁっと…?………ラトじゃないですか。おはようございます。」


 シロさんは少し悩むポーズをしてからこっちを見て挨拶をしてきました。僕はそれにコクリと頷きましたです。


「ん…ラトです、シロさん。おはようございますです。」

「……………………………これは永い悪夢なのか…」


 暫くしてシロさんは世迷い事を言ってきた。

なんですかね、これ。心配になるですよ。シロさんは滅多に呆けないですからね。


「いえ、現実です。悪夢ではありませんですよ。」

「……ああ…明日は雪が降るんですかね…いえ、明日は槍が降ってきますね…ラトが早起きなんてありえませんからね。ははっ…」

「失礼な事言わないで下さい。蹴るですよ。」


心配して損したです。僕は早起きするとこんなにも驚くものなのですかね。可笑しいでしょ、これ。なんなのさ。

 僕はシロさんをぎっと睨む。


「可笑しい…ラトが早起きなんておかしい…っは?!そうです、きっとずっと起きていたんですよ!?そうです、そうです!!」

「違うです。」

「…」


 即答して言うとシロ君は四つん這いになり、顔を伏せる。

……なんでしょう、豪く腹が立つんですけど。


「あれ、シロ君じゃないですか、どうした…いやぁぁぁぁあ!!!!」


 びくっと僕は驚いてしまう。

ち、血狂い、君…なんか物凄く怖いのですが…

 そう、多分シロさんの様子を窺いに来た血狂いさんが僕を見るなり目を見開き、しりもちをつき両手で口を隠すようにしている。

怖すぎます。怖いです。なんだか目が血走っているです。怖いです。何度も言いますが、怖いです。ホラーです。恐怖です。何故か周りに血が見えます。怖いです。なんですか、これ。


「ななななぜぁあああ!!ららぁあぁとがぁぁぁhsgなlふえf」

「…お、落ち着いてくださ「いやああ!!」……」


なんだろう、今殺意が湧いたですよ。


「………………………」

「…………………」

「血狂い。」

「ひぃっ!!」

「おはようございます。気分は如何(いかが)ですか?平気ですか?立てますか?」

「…お、おはようございます…気分は悪いです。平気じゃないです。立てません…」


 僕はその返答を聞き、無言で手をさしばしました。

………皆さん、酷くないですか?一体なんだと思っているんですか。僕だってたまには早起きぐらいしますよ。……ま、まあ、十分の一ぐらいな確立ですけどね…。


「あ、ありがと……HAHA……HA…はぁ…」


 血狂いさんは僕の手を掴み立ち上がる。それから変に笑ったのち、溜め息をついた。

…ふう……なんでさ…なんでなのさ……何でそこまで…うぅ……酷いです……


「そ、それと、なんでラトはこんな時間に起きているのですか?」


 随分と落ち着いた血狂いさんはそう聞いてきました。それに僕少し苛立ってしまう。


「…やっぱり皆さん、失礼過ぎるです。なんなの?僕が早起きするのそこまで可笑しいですか?」

「「可笑しいです。」

「……返答速すぎません?」

「速すぎませんよ、ね?シロ君」

「そうですね。速すぎません。一般の反応です。」

「…あ、もういいです。」



一言言えるならそう…





つ・か・れ・た。






です。

タイトル翻訳~ほんやくほんにゃく~『彼女に一日 前編』です。

どんどんぱふぱふ~…



ちなみに、ここから先は没になった話です。

多分少し関係あるかもね。

――――聞き忘れて居ましたが…貴方は誰ですか?


――――あはは…本当に今更だね。オレはチェシャ猫。


――――ふぅん…ま、よろしく。


――――!!ああ!よろしく!


――――……ばぁか…



0,00019%




♥★




 もはや頭はぐちゃぐちゃだったが、とにかく、オレは走った。

苦しくて、どうしようもない、この世界で。


「っ…!」

「うおっ…」


 どん、とぶつかりよろけるが持ち直す。

 誰だよ…人によっては打ち消そう、なんて少し物騒な考えをする。


「ちょっと、アンタどこ見てんのよ。」

「…アリス…」


 見ればぶつかった相手はまさかのアリスだ。

オレこいつ嫌いなんだよなあ…

 なぁんてかんがえていたら鳩尾に猛烈な一発が入った。


「ぐふぉぉぉぉ…」

「聞いてんの?」

「き、聞いてるぞ…」

「ぶつかったら謝りなさいよ。」


そっちも謝るもんじゃないのか、そう思ったがオレが前を見ずに走ったのもあるしな…


「………悪かった。」

「ほんっと、アンタって態度悪いわよね。治そうとか考えないわけ?」

「それお前が言うか?」

「…」

「ぐふっ!」


くそ、こいつマジで女かよ……軽く失神しそうなパンチ繰り出すの止めてほしい…………ま、気絶はしねぇけど。…散々、ラトに鍛えられたもんなぁ…


「ったく…こっちは最近ラトちゃんに逢えなくて機嫌が悪いっつーの。」

「…おまっ…なんか黒いぞ…」

「うるせぇ……てかアンタ、ラトちゃんの行方知ってるデショ。」


 じと、と睨まれる。

と言うか…どうして知ってるんだ…


「その反応…やぁっぱり知っているのね。どこにいるの?」

「ちょ、ちょっと待ってくれ、どうして知ってるんだ?」

「…薄々感づいて居たと言うかね……ま、ぶっちゃけ、調べに調べまくったのよ。」


 どうよ、凄いでしょう?と言うアリスをオレは見る。

…凄すぎだろ。なんなの、その情報集め能力。そういう能力なの?なんなの?凄すぎ。


「それじゃあ」

「?」


なにがそれじゃあ、なんだろ。


「分からないのかしら?」


 アリスはにぃっと、不敵で怖い笑顔を浮かべる。

…怖い。何だかわからないけど嫌な予感しかしないんですけど……


「え、あ、うん。」

「それはね、一から吐かせるのよ。何があって何があったのかをね。」

「…」


 さぁ…と、血の気が引いてゆくのが分かる。

やばい。逃げても良いよね?この子怖いんですけど。背後に何か見えるし。いいよね?逃げても良いよね?ね?ね?!


「いやいやいや!あ、アリスちゃん、落ち着きましょうか―?ね?」

「無理よ、あの子の事、好きなんだから。ジンもジンで、悲しそうな顔を時々するしさ。もう、待てないのよ!」

「えぇ…と…」

終わり!


続き……気になりますか?気になりますか!?

では言いましょう。無理です。私にこれ以上この話の続きはかけない!すいまっせぇ~ん♪



……いや、本当にすいません。申し訳ない。だが載せる。それでもあえて載せる!それでこそ私なんだぁああああ!!すいません。いやほんとすいませんって。



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