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2話 新しいスキル

ここまで修正終わりました。

ここ以前ももっと修正できるところがあると思ったので今週中に頑張って修正します。

そこで俺に1つの疑問が舞い降りてきた。作ったものを解体できるのか?という素朴な疑問だ。


まず自分が作った物をどうしようか悩んでいたこと。いろいろなものを作ることができるとわかった一方でそれをなくす方法がない。それに少々困っていた。

制御できないスキルを持っていても何の意味もないからだ。

そこで俺は思った。

スキル「小説家」のと逆の考え方をすることで、解体ができるのではないか?スキル「小説家」を使用していときふと思いついたのだ。


制御できないスキルは何の意味もない。そう俺の頭が危険信号を出している。


ただ

もしこれができるのなら...


俺は完璧にスキル「小説家」を制御できるようになるかもしれない。



早速自分が作った家を解体してみることにする。これほど大きな家をどう解体しようか。

解体するための設計図を頭中に巡らせルートにする。そしてそれを

ひねる。


うまくいかない...


初見では当然うまくいくどころかできる感覚もしなかった。

しかし、予想通り解体するにはスキル「小説家」を逆噴射させる感覚で行うと良いのかもしれない。少しずつスキル「小説家」を逆噴射するのに慣れていくとともにだんだん感覚が掴めてきた気がする。

ただ懸念もある。解体するときとスキル「小説家」を使用するときの思考の変化量が凄まじいという点だ。スキル「小説家」を使い慣れている俺は、たとえ解体の感覚が掴めたとしても頭の負荷が未だに残る。集中しないと意識しすぎてしまうとうまく行かないことが多い。


重厚な大きな柱がゆっくりと外されていく。その様子はまさに巨大な立体パズルをしているようだ。情報量の多さにより頭に負荷がかかる感覚。変化による負荷。

それにより使いすぎると本当に頭が痛くなる。やらなくてもだ。想像するだけでも頭が痛くなる。


なぜ使用中に頭が痛くなるのか。頭が痛くなる原因には思考の変化量だけではない。

それは解体一つ一つの繊細さも関連している。解体中は極度の集中のもと材料を壊さないように、物を崩さないように慎重に解体していかないといけないため、その分慎重さが増し頭への負荷が多くなっている。

100桁×100桁の掛け算を性格に解いている感覚だ。

ただ、異世界に来たことで頭が良くなった。それにより以前より思考の回転が早くなり普段の日常生活も楽だ。

スキル使用中も若干の痛みしか感じない。

これほどの脳の回転速度は少なくとも前世の俺では到底追いつけない。この頭脳こそ異世界転生で得られた一番の産物だ。


設計図とルートが完成した停止世界では徐々に大きな木造の家が壊されていく。

まるで人間が行っているとは思えない解体速度。体感時間で言うと5秒ほどで解体されてしまった。


解体された家の材料である木々が宙に浮いている。その家の材料を壊さないようにゆっくり地面に置く。


こうして解体の方法について理解することができた。解体している人から考えると本当に解体の作業をしている感覚だ。

これで次からも解体を行うことができる。


解体でできた材料を収納しないといけない。

まずこれも解体する方法を知るきっかけになったのと同じだ。ここに次から組み合わせるだけで作ることができる材料を置いていくのはもったいないからだ。

もし材料を保管することができるならこれからわざわざスキル「小説家」という頭に多くの負担がかかるスキルで材料から集めめ加工する必要がなくなるのだ。これだけでも頭の負担を大きく減らすことができる。


今回はたくさんのものを収納するために1つの収納箱を想像した。


スキル「小説家」


頭の中でとても大きな箱を作る設計図を用意する。その、木々で作った箱の中に大量の材料を入れていく。

小さな材料から、大きな材料まで。まるで1つの部屋の間取りを考えるように箱に収納していく

設計図とルート通りにスキル「小説家」が現実世界でも進行される。


次に行うのは圧縮だ。

極限まで圧縮をすることで中の材料がどうなるかはわからないが箱そのものを極小の別の物質にまで変えてしまう。こうして家に使われていた木がすべて入るほどのあれほどに大きな箱が手に収まらないほど小さくなった。


中の材料を確認するためにもう一度箱を巨大化させると...

箱は風船のようにもくもく大きくなる。

蓋を開けてみると...


俺の目の前にはさっきと変わらないきれいに収納された巨大な部屋が現れた。

箱の中身は...

1つ1つの箱の中身を確認していく。箱の中身は無事だった。スキル「小説家」は前世にはなかったような非現実的なものでも作れてしまうということだ。これは異世界を感じる。


こうして俺は収納する方法も理解することができた。



ステータス表示


最後に確認するのはステータス。もしかしたらスキル「小説家」は新たなスキルを作ることができるかもしれないからだ。

スキル「小説家」はほとんどのものを作ることができる。新しいスキルすら作ることが出来きてしまう可能性ももちろんある。


スキルが増えてる。


やはりスキルが増えていた。まさかとは思っていたのだが自分の魔素量の上限内ならスキルを作ることまで可能ということだ。


何個か新しいスキルがある。

1つ目はスキル「バゲージ」

これは物を収納することができるスキルだそうだ。魔法の箱と、どう関係しているのかはわからないのだが収納に長けたスキルなのは間違いない。


2つ目はスキル「解体家」

このスキルによって物を解体することができる。これからはスキル「小説家」を使うことが多くなるだろう。だからこのスキルもこれから多くの場面で使うつもりだ。


あれ


俺が作った魔法の箱が見当たらない。手に持っていた魔法の箱が消えてしまっていた。

まさか...

そのまさかだ...


「落とした?」


魔法の箱を探してもどこにも見当たらない。落としたのならめんどくさいことになる。

焦った俺はステータスを確認する。


ステータス表示


よかった。

俺は安堵した。


スキル「バゲージ」ができたことにより俺の魔法の箱が消えたそうだ。あくまで俺の予想だがスキル「小説家」によって自分の中に収納する何らかの機能を作ったのだろう。

空間を作る。みたいな...

とりあえず、魔法の箱は「バゲージ」によって管理できるみたいだ。


スキル「小説家」はとんでもない最強スキルだ。自分の魔素量を増やせば増やすほど俺の目標であるスローライフの自由度はより上がることになるだろう。

ここまでくるとスローライフから方向転換したくなってしまうほどだ。だが俺は全くその気はない。

どれだけ最強なスキルを手に入れたとしてもおれの気持ちは決して変わらない。


この最強スキルで、俺は絶対にスローライフを送ってみせる。

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