11話 バルカス神聖王国首都 ビリアス
ここから2期が始まります。
よろしくお願いします。
ちなみに1章の魔王編をさらに改変しましたので作品の矛盾が無くなっていたり読みやすくなっていたりしています。
ぜひ読み直してみてください。
デービアス山のとてつもなく大きな1つの平野にポツンとある一軒の家
そこに一人のエルフが住んでいる。
新魔王
「ノヴァ・ノベルロード」という男が...
俺が魔王とデービアス山の上で判明した後
下山して自分の家を立てていたときだ
たまたま
家に鏡を設置したとき
自分の姿を見た瞬間
俺は目が飛び出るくらい驚いた
周りからはエルフ呼ばわり、なぜか自分の耳が長くなっていたから単にいじられていたのかと思っていたのだが俺は本当にエルフらしい。
顔も前と比べて遥かにイケメンになっている。
もはや顔に弱点が1つもないと言えるほどに
これは男が見ても惚れてしまうと思うほどだ
いや
自分の顔なんだが...
ただ
その顔が自分となると惚れることはない。
でも
受け入れることができない。
そんなに容姿が変わってしまうと頭がおかしくなってしまうものだ
でも知ってから数日ほどたってついに自分が超イケメンエルフだと自覚してきた気がする。
なんか
不思議な気持ちだ
それに
約束のデリアベルの時間も近づいている。
だからそろそろ身支度をしないといけない。
その前にまずはここ数日習慣になっているリラックスタイム
コーヒー豆を作り出した俺はまたコーヒー豆をすりつぶす機械を作り出し、それを使って作りだしたコーヒー粉にゆっくりとお湯を入れていく。
フワァー
ほんのりと
ちょっとした苦みと
心地よい香りが
部屋中に広がる
コーヒーをコップに入れ、そのコップを手に取る。
ゴクッ
うまい
そしてコーヒーの味をグッと噛み締めながら
今度はスキルで生成した前世の小説を手に取る。
うん
面白い
両手にコーヒーと小説を持ちながら優雅に自由時間を楽しんでいる。
そして
ゆっくりと
ゆっくりと
時間が進んでゆく
これが俺の理想のスローライフ
こんな落ち着いた時間が、
これからも続くことを願いたい。
スキルで作り出したスーツを手に取り、まるで前世はサラリーマンだったかのようにきれいに着こなす。
本当は売れない小説を書いていたクソニートなんだが
身支度が住んだ俺は家の片付けをする。
小説とコップをスキルで片付けて、
部屋中の明かりを消した
そしてドアノブに手をかける
以外に、
この時が一番緊張する。
正直、少し怖い
なんでかって?
それは、
あの時もドアノブを握っていたからだ
理想の未来がドアノブの前には待っていたはずなのに...
そこから出てきたのは死神と化した俺を脅かす悪魔だった
あの時なんてもう思い出したくもない。
でも、
俺は1日1日を
前向きに
着実に進んでいく
だから
怖くても
ドアノブ(理想の未来)を開ける
ガチャ
「よしっ」
「行こう」
デリアベルがもうすぐ始まる
デリアベルの会場は大陸南部の最大都市
バルカス神聖王国の首都
ビリアスにある。
魔王レベルの強さになったことによって俺は場所同士を行き来できるスキルを手に入れた。
いわゆる瞬間移動みたいなやつだ
これを使って俺はビリアスまでたったの数秒で移動することができる。
名前はスキル「ジャンパー」という
だから本当はデリアベルが始まるギリギリまで家にいてもいいのだが...
ただ
今回の主役は
俺だ。
だからすこしに行ったほうが周りからの反応も良くなるだろう。
だいだい第1印象ははじめの印象で決まるからな
今日みたいに早めに現地にいといたり、周りに気遣ったりするのは新参者なんだから当然のことだ。
それに俺はこの世界の発展度についてもじっくり確認しておきたい。
なんせ、大陸南部最大の都市らしいからな
とても楽しみだ
建物とか服とか食べ物とかはぜひ確認してみたいな
この世界の習慣や常識は知っておかないとめんどくさい目に合うことがある。
それも前世で把握済みだ
小説のジャンルを変えたときも小説によって御法度なものだったり、やったほうがいいものがあったりしてそれを理解するのだけで苦労した。
そして揉め事を起こさないためにも知っておきたい。
このままスローライフを満喫したいしな
「じゃあ」
「行こう」
俺は新しく手に入れたスキル「ジャンパー」でバルカス神聖王国の首都ビリアスに向かった。
「おお」
「ここがビリアスか」
バルカス神聖王国
首都ビリアス
ここは広大な森に囲まれた巨大な都市だ
南には南国で見るようなきれいな海が広がっている。
俺が移動したのはビリアスノ市街地が広く見渡せる丘の上
ここに移動したのには理由がある。
なぜなら街の様子を確認しておきたいからだ
建物の大きさだったり、人の数だったり、
この世界についてはまだ何も知らないのだが、もしかしたら電車や車などもあるかも知れない。
第一
何も知らない街に飛び込むのは危険だ
俺は街中を見渡した
もしかしたら大きなビルとかがあるかも知れないと思っていたが、それは流石になかった。
おそらく魔法やパワー、魔術などが存在している時点で、そこまで建物や物、機械などの設備をアップグレードさせる必要がなかったのだろう。
ただ、大きな建物はもちろんある。
教会みたいな形をした大きな建物などが何個もある。
これはなにかの大きな組合とか教会なのかも知れない。
それにまず国の名前に
バルカス神聖王国
と神聖とついているんだから宗教や教会関連、組合関連の本部があるのは確かだろう。
そんな中1つだけひときわ大きい建物がビリアス市街地のどまんなかに立っている。
そう
これこそが
魔帝神ビリアス教会本部、ビリアス第一本部だ。
いや見たことないから本当なのかはわからないのだが
地図にそう書いてあったのだから間違いないだろう。
ただ魔帝神ビリアス教会とはここまでデカいとは思っていなかった。
縦だけじゃない魔帝神ビリアス教会のビリアス第一本部とは横にもとにかくデカい。
街のど真ん中にあるはずなのにまるで切り抜いたかのようにきれいに魔帝神ビリアス教会本部、ビリアス第一本部の土地が広がっている。
そのためまずビリアス市街地自体の大きさが凄まじい。
東京で例えると23区はゆうに超えているのではないだろうか
しかもすごいのはその魔帝神ビリアス教会本部、ビリアス第一本部の一番大きな建物の大きさ
マ◯クラだったら確実に高さ制限を超えているはずだ
ここまで高い建物だとすごいの前に美しいが勝ってしまう。
そしてマ◯クラでは絶対に立てたくないほどの大きさだ
その他にもビリアスにはいろいろなものがある。
まずすごいのはこのビリアス市街地全体に防御結界のようなものが貼られていること
まだ防御結界については俺は詳しく知らないのだが今まで見たアニメや漫画などと比べると比べ物にならないほどの大きさの結界だ。
もはや結界が張られている反対まで見ることができない。
多少標高の高い場所には、いると思うのだが...
さらにたくさんの広場がビリアス市街地にはあるそうだ
特に一番大きなものだと魔帝神ビリアス教会本部、ビリアス第一本部の敷地の目の前だろう。
ここからでもはっきり見ることができるほどその敷地は広大だった
おそらく市場やお店、イベントなどがたくさんやっているのだろう。
「そろそろ行くか」
俺はビリアス市街地の中に入ることにした。
ビリアス市街地に入るにはあまりにも厳重な検問を通り抜ける必要がある。
俺が呼ばれたから来てやったのにVIP対応みたいなのは1つもない。
魔王の立場がどれだけすごいのかわからんが一応魔王だぞ
王だぞ
こっちは招待された身、
しかも王にその態度はないだろう。
ただ、
なんとか検問を通ることができたのでもう終わった話だろう。
市街地に入った瞬間、丘から見えたのと同じように魔帝神ビリアス教会本部、ビリアス第一本部の目の前にある広場に向かってとても大きな一本道がつながっている。
車なんせ存在しないはずなのに「いるかこんなに長さ」と思わせるほどの幅がある。
おそらくこれほどの幅の道は日本にはないだろう。
ただ
意外と理にかなっていると言うか
ビリアス市街地の人口があまりにも多いからなのか、幅200m程ある道も人で混んでいる。
これはとてつもない数だ
また道を走っていたり歩いていたりする人間や動物も様々いる。
まず異世界にはかならずいる馬車がいる。
まあ馬車は異世界転生では一番の定番キャラとも言える。
だからそこまで驚かなかった
そして人
やはりこれも異世界転生物語のように様々な人種がいるようだ
見た感じ、獣人、人間、なぜか草を被ってるよくわからない人、小人族、鬼族、ドラゴン族?などなど
人種とかそういう物は良くわからないのだがとにかく数え切れないほどの人種があることはわかった。
そしてその中には少なからずエルフらしき人種もいる。
やはりエルフは美男美女ばっかだ
俺はレベルが違いすぎるから除外だが
周りから見ればどのエルフだってお姫様か王子様にしか見えない。
というか他の人種の王族や有力貴族の容姿が霞んで見えてしまうほどだ
ビリアス市街地の真ん中にひかれている大きな一本道の左右には何本物道が枝分かれしているように見えた。
それに道の目の前にそびえ立っている建物はどれもゆうに50mは超えているだろう。
まさに西洋の大都市に来たような感覚だ
これこそ「異世界」ていう感じ
ただ
左右の道を何度も枝分かれしていった先には場所によっては治安の悪そうな場所もありそうだ。
まあこれは大きな都市あるあるだからしょうがない。
基本的には住宅地が広がっている感じに見えた。
「おお」
ついに魔帝神ビリアス教会本部、ビリアス第一本部が俺の目の前に現れた
でかい
でかすぎる
こんな大きな建物
日本にはないんじゃないか
というほどデカい
まるでマ◯クラの建築専門の大規模サーバーで作られたような巨大な建物が俺の目の前にはそびえ立っている。
やはり
美しい。
なんていうか
今まで見た巨大な建物とは少し違う。
時代を感じるし
自然を感じるし
あらゆる可能性やレパートリーをこの土地を見るだけで感じる。
「ショッピングモールか」
そして広場を挟んだその周りには大きな商業施設がたくさんある。
これはほとんど日本にあったようなレベルの商業をしている気がする。
建物はガッツリ西洋の建物に近い感じなのだが中はとても大きなショッピングモールだし、規模感と言うかそれも申し分ない。
目の前にある魔帝神ビリアス教会本部、ビリアス第一本部を見ると霞んでしまうのだが
実のところ、そろそろ集合時間が近づいている。
あまりにもこの街に見とれてしまっていたためこの街を探索しすぎてしまった。
だから気づいたら集合時間まで後少しとなってしまっていたので俺はそろそろ向かうことにした。
魔帝神ビリアス教会本部、ビリアス第一本部
神聖な場所だから一般人は入れないかと思っていたのだが、普通にたくさんの一般人がお祈りを捧げたり、友達や知り合い、家族とゆっくり話していたりしてた。
世界を守るための巨大な力を持つ教会な面もありながら人々の生活を支える憩いの場ともなっていることがわかった。
中に受付らしきものがあったので俺はそこに向かう。
「すいません魔帝神総sy」
「なんですか」
「あのですね」
「ここはお祈りの受付所ですよ」
「お祈りに関係ないことなのならお引き取りください」
街に当たり前にいるような厳しくて時には優しそうなおばちゃんだった。
魔帝神ビリアス教会には見た感じたくさんの職員がいるように見えたがそれによって人々の生活が支えられていると考えると地域の活性化にもつながっていると感心してしまう。
これは率直に素晴らしい街への貢献だと思う。
「あっ、あの...」
「1つだけちょっと聞きたいことがあるのでよろしいでしょうか」
「なんだい」
今度は気が変わったのか優しい声で俺に問いかけてきた。
これも街のおばちゃんあるあるだ。
「あの魔帝神総聚会議に出っs」
「びっ、魔帝神総聚会議?」
おばちゃんは急に青ざめた顔で俺のことを見つめた。
「もっ、申し訳ございません」
「こっ、この手慣れてなさそうな感覚ですと初めてここにいらしたように見えるのですが、私が口にするのも失礼なものなんですけど新魔王ノヴァ様でしょうか...」
彼女の顔はさらに青ざめていき体は震えていた。
なんでそんなに怖がっているのだろう。
これも権力者による圧力によるものなのだろうか
あのサイモンの発言を聞いていればわかることなのだが
「そっ、そんなに怖がらなくて」
「全然大丈夫ですよ」
「えっ、なぜですか」
おばさんは俺の発言に混乱しているように見える。
「いやいや、僕はそんな怖い人ではないですので」
「そもそも強さとか権力とかにそこまで興味ありませんし」
「安心してください」
「大丈夫ですよ」
「それにあなたのほうが私より年上ですので」
「遠慮はいらないです」
おばさんの顔がやっと和らいだ。
「感謝しかないです」
「ぜひこれからも頑張ってください」
おばさんは笑顔になった。
俺も笑顔になった。
だから
権力や強さで決まる社会は嫌いなのだ。
「はい」
俺は笑顔で返事した。
おばさんに教ええもらった話だと受付は建物の中をもう少し歩いた先にあるらしい。
そこにこことは比べ物にならないような巨大な受付が見えるらしい。
見れば絶対わかるだろうと言っていた。
「ここか」
確かにさっきの受付とは比べ物にならない大きさの受付がここにはあった。
これはもはや受付と言える大きさなのか疑問に思う。
これは
スタジアムの入場ゲートのような物が何個も存在するような感覚だ。
俺も列に並ぶことにした。
列と言っても大量にレーンがあるからか、俺の前には5人ほどしか基本的には並んでいない。
ただ基本的に窓口に行く人が相談して出ていく時間は見た感じ60秒もない。
そう考えると5人ほどしかという考え方より
5人も並んでいる
と考えたほうがいいだろう。
ついに俺の番がやってきた。
「すいません」
「魔帝神総聚会議に出席するものなんですけど」
「魔帝神総聚会議にですか」
「大変失礼いたしました」
「わたくしが案内させていただきます」
俺の後ろに並んでいた人を置いてきぼりにしたまま獣族らしき女性が俺を案内してくれている。
「こちらのエレベーターを上っていただき最上階にパーティー会場がございます」
「パーティー?」
「はい」
「わたくしもよくわからないのですが魔帝神総聚会議の前にはパーティーがあるそうです」
「ちなみにその感じだとここに来たのは初めてなのでしょうか」
彼女はそう聞いてきた。
また「貴方様は魔王ノヴァ様ですのね❤」みたいなやつが来るのだろう。
イケメンとはここまで大変だとは...
思ってもいなかった。
「はい」
「貴方様は魔王ノヴァ様ですのね❤」
ほらやっぱり言ってきた。
しかも俺が考えていたのと全く同じこと言ってきたし
しかもなんかちょっとエロい声で言ってくる。
そういうのがムカつくんだよ。
誘惑してんのかボケェ
魔王の俺がそんなのに騙されるわけ無いだろうが
「はっ、はい」
ちょっと待ったぁ
ちょっとつられたって
いや今のはちょっとつられてた。
イケメンなんだから顔の良し悪しでそこコントロールできるようにしとけって俺
何してんの?
「しかしパーティー会場に入るには厳重な検問を通る必要がありますので事前に腰にかかっている剣などを収納していただけるとスムーズに通れますよ」
「また預けることもできますのでそれは貴方様の判断におまかせします」
「ないとは思いますけど偽物だった場合、検問でしっかり取り締まられるので偽物なのなら今のうちに逃げといたほうがいいですよ」
そんなわけ無いだろうが
「そんな事ないですよ」
ちょっと優しめに返しといた。
「では、いってきます」
「行ってらっしゃいませ」
俺はエレベーターに乗った。
ついに始まるデリアベル
俺は期待を胸に膨らませながらエレベーターが到着するのを待っていた。
なるべく1話10000文字ほどにこれからはしたかったのですがこれからは1話これくらいの文字数になると思います。
まずは読者に評価してもらえるように100000文字を目指そうと思います。
これからもよろしくお願いします。




