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異世界をなんかいいかんじにしよう  作者: おぷか


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46/49

46話 トイレ

セリフの割り振り


サタン>サ「


あすたきさんちん>あ「


女神>め「


みずきちゃん>み「


プミィ>プ「


いよかん>い「


ぐりる>ぐ「

かわいこちゃんラブラブちゅっちゅっマイハウスの風呂場にて

 サ「そーいえばさー、いよちゃん」

 い「なんですか?」

 サ「前に変化の能力で冒険者ギルドにいてこましたモンスターとかの死体を卸してもらうって話をしたと思うんだけど、もしかしてあの幼女の姿で冒険者ギルドに登録しようとしてたの?」

 い「ああ、そのことですか。もちろん今の姿をベースに人間に変化して行くつもりでしたよ。あの時は今すぐ変化してほしいと言われたので、とっさに慣れているあの姿に変化したわけなんですが」

 サ「ちゃんと他の姿にもなれるんだ」

 い「はい。ただ、変化の能力は自分の想像力に依存するので、慣れないものに変化するのに結構時間を要することがありますね」

 サ「なるほど、確かにイメージを固めるのって大変そうだね」

 い「そうですね。そういえば、あの魚も変化の能力を覚えるとか言ってましたね」

 サ「できそうかな?」

 い「いかに魚並みの脳みそだったとて、下半身だけですし、なによりわたくしたちという見本が目の前にあるのですから、そう難しいことでもないんじゃないですか?」

 サ「そっかー‥‥‥あ、いやでも、排泄とかってどうするんだ?」

 い「あー、確かに。そこまでは考えていませんでした」

 サ「うーん‥‥‥まあ、そこは女神様に保健体育の教材になってもらいますか。そもそもぐりるんを拾ってくるよう指示を出したの女神様だし」

 い「それもそうですね」


一時間後

ごしごしごし

 ぐ「ううーーん‥‥‥ん?」

ごしごしごし

 ぐ「え!?なにここ!?ぐりるどうなってるの!?」

ぐりるはかわいこちゃんラブラブちゅっちゅっマイハウスの風呂場に連れてこられ、体を洗われていた。

 プ「あ!おきたー!」

 サ「おはようぐりるん。すまないが体を洗わせてもらっているよ。わたしら四六時中磯臭いと落ち着かなくてね」

 ぐ「それじゃあしょうがないね」

 あ「納得するんだ‥‥‥」

 サ「ところでぐりるん。他の人魚たちには話してきた?」

 ぐ「昨日のうちに言ってきたよ!地上でみんなと暮らすって言ったら、「がんばー」、「おみやげよろー」って言ってた!」

 サ「信じられてないのか、相手にされてないのか‥‥‥まあ、どーでもいっか」

 め「それより、早く洗い終わって朝ごはん食べよーよ」

 サ「わかりました。とっとと洗っちゃいましょう」


朝食後

 サ「さて、昨日は荒野に引っ越すという話をしたが、誰も寄り付かないことに加え、もうひとつ狙いがあってね」

 あ「干物でも作るんすか?」

 い「いいですね。ちょうどそこにでかいのがありますし」

 ぐ「んえ?」

 サ「ちがうよ?あのバカっ広い荒野を緑地化できないかなって思ってね」

 あ「そーいうことね。それで緑地化ってどーやってやるんすか?」

 サ「さあ?」

 あ「さあ?ときたもんだ」

 サ「だってわたし専門家じゃないしー。とりあえず地面が干からびてるのが悪いと思うから潤してみようかなーって」

 あ「安直ではあるけど、まー、いいんじゃないっすか?」

 サ「それで湖でも作ろうと思いまして」

 あ「へー、どーやって作るんすか?」

 サ「そこはほら、あすたきさんちんさんに教えて頂いたあれで‥‥‥」

 あ「はあ?店長に何かを教えたことなんて、ポテチの袋を開ける時、パーーン!と勢い余って内容物が

飛び散らないようにする開け方くらいしか教えてないっすよ」

 サ「お前の口からそんな話、1回も聞いたことねえよ。そうじゃなくって、ゴッドヘイレルンだよ。ゴッドヘイレルンの天界ブラスターでクレーターを作ってそこに水を溜めて湖にしようってわけ」

 あ「‥‥‥どのくらいの出力で天界ブラスターをぶちこもうとしてます?」

 サ「とーぜん!フルパワーよ!」

 あ「この世界ぶっこわす気か!考え直せ!!!」

 サ「ふええ‥‥‥だめなのぉ?」

 あ「ゴーレム殲滅する時に放ったの、どれくらいの出力だったと思います?」

 サ「えー?今の反応からすると、結構抑えてたっぽいし‥‥‥でもあの威力だから‥‥‥50~60%くらい?」

 あ「10%」

 サ「じゅっぱーせんと‥‥‥」

 あ「あの時はゴーレムをテイムしたばっかだったし、みずきちゃんを動力にしてどう影響するかも少し不安だったから、大分抑えめにしてたんすよ」

 サ「そーなの?」

 あ「そーなの。おまけに数日前のオペレーション「シーフードクッキング」(笑)でゴッドヘイレルンとみずきちゃんがとてつもなくパワーアップしてるから、威力はあの時の比じゃないです」

 サ「そっかあ‥‥‥で、でもぉ‥‥‥できるだけ大きい湖作りたいしぃ‥‥‥」

 あ「なら、1%の出力から始めて、クレーターの大きさが足りなかったら、1%ずつ出力を上げていきなさい」

 サ「はーい」

 め「まるでバイキングで食べきれない量を取ろうとする子供をさとす親みたいなやりとりだ」

 サ「あ、そうそう。女神様、氷系の魔法全部とってくれません?」

 め「どうして?急に冷凍刑に処されたくなった?」

 サ「清廉潔白なわたしには刑罰なんて必要ありませんよ。そうじゃなく、作った湖にぐりるんを変化の能力を覚えるまで住まわせようと思いまして」

 め「あー、なるほど。あのクソ暑い場所だと水温管理が必要か」

 サ「そーいうことです」

 ぐ「ぐりるは別にこの家で暮らしてもいいよ?」

 サ「今朝いよちゃんと話してて気付いたんだけど、お前、おしっことかうんちってどうするつもり?」

 ぐ「?どうするって、したくなったらするけど‥‥‥」

 サ「その場で?」

 ぐ「その場で」

 サ「さかなぁ!!!おめーは外だ!!!!!」

 ぐ「えーーーー!?」

 あ「そりゃそうだ。水生生物にトイレに行くなんて概念あるわけがないだろうし」

 め「ちなみにみずきちゃんは?」

 み「みずきはトイレなんて行きません!!!!/////////」

 サ「なんかアイドルぶったセリフ吐いてるけど、お前は食った物完全消化するから、単に老廃物が出ないだけだろ」

 め「だが待ってほしい!みずきちゃんがゼリーを取り込んで消化せずお尻から出したら、それは疑似排泄ということにならないか!?」

 サ「ここは特殊性癖の発表会場じゃないので控えてください」

 め「なんだ‥‥‥さっきから排泄の話ばかりしてるから、てっきりそういう場なのかと‥‥‥結局、ウチの勇み足だったってことか‥‥‥ハハ‥‥‥」

 サ「何故か女神様が心に傷を負ったご様子だが‥‥‥まあ、それは置いといて、湖を作ることで周辺の気温も下げられるだろうという目論見もございます」

 あ「‥‥‥いいんすか?」

 サ「なにが?」

 あ「バカでかい湖を作るつもりなんすよね?」

 サ「そのつもりですが?」

 あ「でかければでかいほど気温が下がる範囲も広がる‥‥‥つまり、荒野を移動して引っ越し先であるあたしらの家に到達する可能性も跳ね上がると思うんですけど‥‥‥」

 サ「‥‥‥‥‥あ」

 あ「完全に失念してたわね」

 サ「‥‥‥あの、わたしたちのロボットってスキル覚えられる?」

 あ「たしか覚えられたはず」

 サ「じゃ、じゃあ!アスター1、2、3にそれぞれ超広範囲サーチを覚えさせて、敵感知の状態にして、システム AIに自動迎撃を頼んだら!」

 あ「苦し紛れにしてはいい案っすね」

 サ「で、でしょー!」

 あ「それで、出かけ先でゴッドヘイレルンが必要になったらどうするんすか?この世界に警察も警備会社も無いからあたしらの家、好き勝手に荒らされますよ?」

 サ「‥‥‥で、出かける時は家を収納してから行こうか」

 あ「結局、今までとあんま変わらんっすね。定住とは‥‥‥」

 サ「帰るべき場所は固定だから!」

 あ「でもそのうち、やたら近寄ってくる奴らに嫌気がさして、また引っ越すって言いだす未来が見える」

 サ「‥‥‥ままなんねーなー‥‥‥」


現時点での保有している天界力《てんかいぢから》(とその他)

サタン[53511](399兆9461億8450万9850円)


女神[2]


あすたきさんちん[300008]


ただいま、天界プラネットチャンネルでは、人魚の生態や営みを専門家の解説と共に配信しております。

天界プラネットチャンネルは毎週土曜日20:00に配信予定です。

ご興味のある方は是非、ご覧ください。




 


 

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