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異世界をなんかいいかんじにしよう  作者: おぷか


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44/49

44話 二人目の犠牲者

セリフの割り振り


サタン>サ「


あすたきさんちん>あ「


女神>め「


みずきちゃん>み「


プミィ>プ「


いよかん>い「

売店の前

 め「なんなんですか?探偵さん。急にウチらをこんなところに呼び出して」

 あ「お呼び立てして申し訳ありません。ですが、今回起こった事件のことで皆さんに聞いてもらいたいことがありまして‥‥‥」

 め「ま、まさか!?犯人が!?」

 あ「ええ、犯人が‥‥‥皆目見当もつかないので助けてください!!!」

 み「事件解決パートが始まるかと思ったら、そんなことは無かった」

 め「というか、流れ的にウチらの中に犯人いるみたいな感じだったな」

 あ「そんなわけでいよちゃん。今から手帳渡すから、受け取ったらこのボタンを押してみて」

 い「あ、はい。えーと、受け取り。ここを押す‥‥‥あ、手帳の絵が出ました」

 あ「おけ。その手帳を選択したら画面の左下に使用するって出るからそれをやってみて」

 い「わかりました。選択して、使用する‥‥‥お、手帳の中が見れました」

 あ「いいよー。じゃあ次は事件ってところから事件現場ってやつを見てくれる?」

 い「はい。えー、ここから、こう‥‥‥あ!さっき調べたことが丸々記録されています!」

 あ「よし、じゃあいよちゃんが頑張って調べてきたことを聞かせてもらいましょうか」

 い「では、まず被害者の名前は谷口裕子(37)。遺体は首を絞められたことによる窒息死。現場は特に荒らされておらず、被害者の財布も手付かずだったので、強盗目的の可能性は低いと思われる。また、被害者のバッグから3つの名刺が見つかった。‥‥‥とのことです」

 あ「ありがとー。じゃあ手帳返してもらっていい?」

 い「はい」

 あ「あざっす。‥‥‥うん、証拠品のところで名刺に書かれている3人の名前確認できるね」

 あ「へい、みずきちゃんパス」

 み「お受け取りしましたーん。どれどれ‥‥‥」

 め「ねーねー!ウチはー?」

 あ「めがっちはオッサンと追いかけっこしてただけだから手帳を渡す必要がアリマセーン!なので売店でも覗いてな!ただし!まだ何も買うなよ!」

 め「おかしい‥‥‥ウチも探偵のハズなのに‥‥‥」

 あ「どう?みずきちゃん」

 み「ひとりだけ名前が合致する宿泊客がいるけど、それは我らが聞き込みした奴らの中でという話で、まだ聞き込みをしていない奴らの中に他のふたりがいる可能性も十分あり得るな」

 あ「そーなるよねー」

 み「フロントに聞いたら教えてくれないかな?」

 あ「やってみてもいーけど、多分無理じゃないかな?あたしら警察関係者でもない、しがない探偵だから流石に個人情報は開示してくれないと思う」

 み「警察関係者かー、変装セットがあればなんとかなるんだけどなー」

 あ「そうは問屋が卸してくれなくて、今の所持金じゃ全然手が出せないのよねー」

 め「その辺の奴から金巻き上げられないかな?」

 あ「気持ちはわかる‥‥‥けど、それができたら大分ヌルゲーになるだろうから多分できなさそー」

 め「そっかー‥‥‥」

 あ「まあ、後で一回くらい試してみたら?」

 め「それもそうだな!」

 み「後々、探偵が白い目で見られそうだな‥‥‥」

 あ「うーん、色々わかったけど決め手に欠けるなー」

 み「所謂、動かぬ証拠ってやつだね」

 あ「いよちゃん、申し訳ないけどもう1回現場に行って被害者の爪あたりを調べてきてくれない?」

 い「爪‥‥‥ですか?」

 あ「うん。なにで首を絞められたかわかんないけど、絞められてる間被害者が必死で抵抗してるはずだと思うから、爪になんらかの痕跡があるんじゃないかなーって」

 い「なるほど‥‥‥」

 あ「というわけでめがっち、また追いかけっこの時間だよ」

 め「スリングショットと玉買っていい?」

 あ「買わなくてもまた花瓶を投げつければよくない?」

 め「‥‥‥て思うじゃん?チェイスしてる時に投げつけた花瓶が置いてあった場所をもっかい通ったら、花瓶が無くなったまんまだったんだよ」

 あ「‥‥‥つまり、花瓶とかホテル内の物は消費物ってことか」

 め「恐らくね。あと、花瓶をぶつけた時に周りにいた奴らが全員止まって割れた花瓶のほうを見てたから、物音立てて視線誘導することが可能だと思う」

 あ「あー、それ結構重要そうだな。そーなると花瓶を使ってオッサンを誘導するのはもったいないか‥‥‥じゃあ買っていいよ」

 め「やったぜ!‥‥‥と言っても、所持金が少ないからあまり玉数買えないけどね」

 あ「とりあえず今回の事件が解決するまでの分あればいいよ」

 め「オーライ!得物も購入したし、あのオッサンを屠りに行きますか!いよちゃん!」

 い「わたくしを共犯にしようとしないでいただけませんか?」

 み「ワテらはどうしまっか?名前があった名刺の奴に突撃したろか?」

 あ「あたし個人の意見だけど、できれば情報全部とってから詰めたいんだよねー」

 み「ほな、今まで通り聞き込みして行きましょか」

 あ「そうしよう。‥‥‥それにしても、聞き込みした奴の上にチェックマークが表示される仕様で良かったよね」

 み「この数の人間をいちいち聞き込みしたかどうか確認しなきゃいけなかったら、多分このゲーム機を投げてると思う」

 あ「図らずも同意見です」

 サ「やめてね?」


現場組

 め「やってきました!探偵たちのメッカ!殺人現場~~~!!!!」

 い「不謹慎極まりないとはこのことですか‥‥‥この方の探偵事務所に依頼人なんて訪れるのでしょうか?」

 め「もしかしたらずっと浮気調査しか来なかったのかもしれないね」

 い「それでしたら探偵ものに憧れていた故の反動ととれないことも無い‥‥‥のでしょうか?」

 め「ま、いくら考察しても詮無き事‥‥‥ということで!またあのハゲチャビンを釣り出すからさっきと同じところで待機しててちょ」

 い「わかりました」

 め「グズグズするな!!!さっさといけえ!!!!!!!!」

 い「行ってるじゃないですか!なんなんですかそのテンション!!!」

 め「得物を手に入れてもう、自分を抑えられないんだ‥‥‥」

 い「悪いことは言わないので、今すぐ探偵辞めてください」

 め「それだと無惨な死体が拝めないじゃん」

 い「馬脚を現しましたね。完全に探偵じゃなくてそっちが目当てじゃないですか‥‥‥」

 め「てへへ////♡」

 い「照れてないで早くあの警部をどかしてくれませんか?こっちはもうスタンバイオーケーなんですけど」

 め「そこまでいじらしく懇願されては仕方ない」

 い「してないです」

 め「俺様のゴッデスショットの威力をお見せしよう‥‥‥いくぞおおおおおお!!!!!!」

ぎりぎりぎりぎりぎりぎり

 め「テメーの眉間に風穴を開けてやるぜ!!!死ねえええええええええええ!!!!!!!!!」

ビッ   シュン!          ぐちゅ

 め「よっしゃ!予告通り眉間に命中!さあ追ってこいや!!!」

      ドッ‥‥‥       ドサッ‥‥‥ 

 め「‥‥‥はれ?」

卑劣な探偵から眉間に凶弾を受けて、いかり警部は膝をつき、そして‥‥‥前のめりに、斃れた。

『いかり警部?‥‥‥!?どうしましたいかり警部!?』

 め「ど、どうして‥‥‥?」

『おい見ろこの傷!警部は何者かに襲われたんだ!』

『警部を襲った奴はまだ遠くに行ってないハズだ!探し出せ!!!』

『おい!アイツ武器を持ってるぞ!!!』

『そいつを取り囲め!俺は他のフロアの奴らに増援を要請する!いいか!絶対に逃がすなよ!!!』

『了解!!!』

 め「あ、あわわわ」


『もう逃げ場はないぞ!おとなしく武器を遠くに投げ捨て、床に伏せろ!』

 め「は、はい~~~」

ぽーい

『‥‥‥どうした!早く床に伏せろ!!!』

 め「伏せ方がわかりませ~~ん」

『この期に及んで反抗の意思を見せる気か!?構わん!総員、奴を拘束しろ!』

『おおおおおおおお!!!』

 め「わあああああああ!!!!!」

 い「‥‥‥なんですかこれ?」

 プ「がぜんもりあがってきたね!いよかん!」

 い「少なくとも探偵もので感じられる盛り上がりとは思えないのですが‥‥‥」


現時点での保有している天界力《てんかいぢから》(とその他)

サタン[48511](399兆9472億3451万3970円)


女神[2]


あすたきさんちん[200008]


次回!ヤツが遂にあらわれる!!!!!

※次回予告は予告なく変更される場合があります。





 

 



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