42話 探偵
セリフの割り振り
サタン>サ「
あすたきさんちん>あ「
女神>め「
みずきちゃん>み「
プミィ>プ「
いよかん>い「
カポーン
あ「なんであんなクソみたいなところに定住しようと思ったんすか?」
サ「なんべんも言うようだけど、やっぱり誰にも見つからないってゆーのは魅力的だからね」
め「最初にいた森も誰にも見つからないんじゃない?」
サ「あの森は行く意味がないってだけで、行こうと思えば誰でも行ける場所だったのがちょっと懸念点だったんですよねー」
め「確かに」
サ「その点、荒野のど真ん中だったらいくら空を飛んで来ようとたどり着けないはず‥‥‥よね?いよちゃん?」
い「はい、荒野のど真ん中に至る前に体力と魔力が尽きて野垂れ死ぬと思います」
サ「‥‥‥とのことです。まだ色々話すことはあるけど、のぼせる前にそろそろ上がりますか」
い「そうですね」
い「プミィおねえちゃんぎゅ~~~♡」
プ「あはは♪いよかんはあまえんぼうさんだねー♪」
い「わたくしが増えてる!?」
先程見たミニいよかんの姿を自分の体で完全再現したみずきちゃんなのであった。
外に設営したテント内
サ「さーて!キャンプの夜にやることと言ったらこれ!謎解き探偵ものゲーム!」
め「すごい‥‥‥1ミリもピンとこない」
あ「遂に夏っぽさをかなぐり捨ててきたな」
サ「今回は携帯ゲーム機でプレイしていくよー」
あ「‥‥‥なんでゲーム機が4台あるんすか?やるの謎解き探偵ものっすよね?」
サ「今回やるゲームが最大4名まで参加できる協力型のリアルタイムストラテジーゲームなんですよ奥さん」
あ「ずいぶんニッチなゲームを持ってきたわね」
サ「プレイヤーはわたしとプミィちゃん以外でどうぞ」
あ「理由は?」
サ「わたしはプレイしたことあるから初見の反応見てみたいし、プミィちゃんは‥‥‥なんか速攻で片を付けそうな気がするし」
あ「ふーん?まあ、とりあえずやっていきましょっか」
プ「みんながんばれー」
『探偵キツ過ぎない?~急募助手~』
め「初手から泣き言入ったゲームタイトル何?」
あ「お、導入始まった」
『あなたたちは大学時代、みんな探偵ものが好きだったため探偵愛好会を結成していた。そして卒業後、全員別々に探偵事務所を開いた。それから月日は流れ10年後。探偵愛好会のみんなで同窓会をやろうという話になり、あなたたちはなんか大きいホテルに集まった‥‥‥』
め「あ、画面が切り替わった。ここがホテルかー」
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
サ「時間進んでるよー」
あめ「「え!?」」
あ「あ!動けるわ!」
め「あんなに導入でストーリー性持たせたのにホテル着いたら何の説明も無しに操作開始ってどういうこと!?」
あ「つーか、マジで説明が無いから何すればいいかわかんねえ‥‥‥」
み「とりあえずこのホテルを見て回ればいいんじゃない?」
め「あ、貴方はみずき探偵事務所の所長さん!」
み「うん、多分みんな所長だと思うよ?」
あ「それじゃあ、みずき探偵事務所の所長さんの言った通りホテル内をみんなで見ていきましょうか」
い「そうですね」
め「よーし!このなんか大きいホテルをガサ入れだーーー!!!!」
サ「別にこの時点ではホテル側にやましいことは無いと思うし、君らは警察じゃなくて探偵だからね?」
リアルタイムで20分後
あ「結構ゆったり探索できたね」
め「とはいえ客室の数がめっちゃ多いねー。今のところは客室の中に入れないけど、捜査が始まってから入れるようになるとしたらかなり忙しくなるかも」
い「よくわかりませんが大変そうですね」
み「お、イベントかな?」
『もう遅い時間だしそろそろみんな寝よう』
あ「これで一日目が終了か」
め「さーて、どうなるかなー?」
『翌日、みんなが自室を出るとホテル内が妙に騒がしかった。なにかあったのだろうかとエントランスホールに向かうとそこには大人数の警察官がいた。しばらくすると1人のえらそうなオッサン出てきて、この場にいる全員に語りだした』
『えー、警視庁のいかりという者です。今朝このホテルの307号室の宿泊客が何者かによって殺害されており、宿泊している皆さんには申し訳ないが事件が解決するまでこのホテルからは出ないでいただきたい。少しでも早く解決するために皆さん、捜査にご協力お願いします』
め「お、話が終わったら動かせるようになった。それじゃあどーする?」
あ「とりあえずあのいかりってオッサンに話しかけてみよーぜ」
い「‥‥‥いなくなってません?」
み「多分殺害現場の方に移動したんだと思う」
め「現場ってどこだっけ?」
み「307号室って言ってたよ」
あ「‥‥‥」
め「さんちゃんどったの?」
あ「いや‥‥‥なんでもない」
め「それじゃあ307号室にレッツゴー!」
探偵4人組は307号室の前に来た。
め「オッサンみーつけた♪じゃあ話しかけてみますか」
『あ!?捜査に入れて欲しいだあ!?シロウトが勝手なこと抜かしてんじゃねえぞ!公務執行妨害でしょっ引くぞ!』
『追い出された‥‥‥』
あ「‥‥‥まあ、予想の範疇ではあるし、むしろオッサンの言い分のほうが正しい」
め「現場を調べられないとすると、後は聞き込みかな?」
あ「といっても、どれくらい宿泊客がいるんだろう?」
み「フロントにでも聞いてみたら?」
あ「おっけー、行ってみよう」
い「わたくし全然ついていけてないのですが‥‥‥」
め「だいじょぶだいじょぶ♪やることさえわかれば指示出すから」
探偵4人組はホテルの受付の前に来た。
『今宿泊されているお客様の数ですか?えーと、亡くなられた方も含めて104名宿泊されてますね』
あ「いや、多すぎるって!あたしらと死んだやつ除いても99人も容疑者がいるのかよ!」
め「しかもリアルタイムストラテジーだから宿泊客があちこち移動してやがる!」
み「あと、聞き込みで犯人を特定できたとしても物的証拠が無いと無理そうだから、どうにかして殺害現場にも入る必要があると思う」
あ「あとさー、さっきからずっと探してるんだけど、捜査メモどころか会話ログも見当たらないんですが‥‥‥」
め「‥‥‥つまり、このやばい人数の証言を全部自力でメモを取るなり、暗記するなりしろと?」
あ「そういうことに‥‥‥なるかなー‥‥‥」
め「や、やばすぎる‥‥‥」
み「とりあえずふたつのグループに別れて行動してみない?聞き込み組と現場組で」
あ「そうしてみますか。じゃあ聞き込み組はあたしとみずきちゃんで現場組はめがっちといよちゃんでいこう!」
め「りょーかい!いよちゃん現場に戻るよ!」
い「は、はい!」
あ「あたしらはどこから聞き込む?」
み「殺害現場と同じ階からやろう。現場組になにかあった時すぐフォローに回れるし」
あ「なるほど、じゃああたしらも向かいますか!」
現場組
め「どーーしたらいんだこれ‥‥‥オッサン話しかけてもずっと同じことしか返さねえ‥‥‥」
ぶん ぶん ぶん ぶん ぶん ぶん
い「あのー‥‥‥わたくしのキャラクターの動きがおかしいのですが、ゲームを壊してしまったのでしょうか?」
め「んー?‥‥‥ああ、いよちゃんそこボタンに指かかってるよ」
い「え?あ、ほんとだ。キャラクターの動きが止まりました」
め「おっけおっけ‥‥‥それにしてもさっきの動き、もしかして‥‥‥」
女神様はおもむろに現場付近の廊下に飾られている花瓶に近付き、ボタンを押した。
ひょい
め「あ‥‥‥あー、いよちゃん。ちょっと殺害現場から離れといてくれる?」
い「え?は、はい」
い「このくらいですか?」
め「えーと、ここから完全に姿が見えなくなるようにそこの角のところに待機してて」
い「わかりました」
め「‥‥‥うん、おっけー。それじゃあいきますかー!そおれ、くたばれーーー!!!!!!」
ぶん ガシャーーーーーン!
『ぐあ!だ、誰がやりやがった!!!出てこいクソが!ぶち殺してやる!!!!!!』
ズダダダダダダ!
め「よっしゃ釣れた!いよちゃん!ウチがオッサン引き離しておくから、その間に現場を調査しといて!」
い「は、はい!」
現時点での保有している天界力(とその他)
サタン[48511](399兆9472億3451万3970円)
女神[2]
あすたきさんちん[200008]
『探偵キツ過ぎない?~急募助手~』
登場キャラクター いかり警部 フルネームは怒痢 狂胡造




