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異世界をなんかいいかんじにしよう  作者: おぷか


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40/50

40話 ミニ

セリフの割り振り


サタン>サ「


あすたきさんちん>あ「


女神>め「


みずきちゃん>み「


プミィ>プ「


いよかん>い「


ぐりる>ぐ「

 サ「さんちん、これでいー?」

 あ「あざーす。それじゃあ店長は焚き火設置するところ軽く掘ってさっきの火口の余りを少し置いてその上に細い枝を放射線状に置いといてください」

 サ「あいよー」

 あ「さてと、まず、みずきちゃんの持ってきた枝を削って板状にする」

 あ「そんでその板にぐりぐりして円形の溝を作って、板の端っこから溝まで切り込みを入れる」

 あ「そして店長が持ってきたまっすぐな枝の先っぽを削る」

 あ「落ち葉を敷いて、火口も近くに置いて‥‥‥よし!準備オーケー!」

 サ「こっちも準備おっけー。さーて、さんちんにできるかなー?」

 あ「くっそー!ばかにしやがって!今に見てろよ!」

 め「急にやりとりが少年漫画っぽくなるの何?」

 あ「ふー‥‥‥それじゃあ、いっきまーす!」

ぎゃるるるるるる  ぎゃるるるるるる  ぎゃるるるるるる

 サ「‥‥‥あれ?もう火種できてね?」

 あ「そんな簡単にできるわけないじゃないっすかー」

ぺっ

今しがた削っていたところの木屑を落ち葉に落としてみた。

木屑が赤くなって煙が出ていた。

 あ「できてたわ‥‥‥なんで?」

 サ「お前、自分がこの世界でレベルが上がってステータスが上昇してるの忘れてるだろ」

 あ「あー、つまりあたしは筋骨隆々のマッチョマンと同等かそれ以上のパワーで擦っていたってこと?」

 サ「そうかもね‥‥‥てか、早くしないと種火消えるぞ」

 あ「おっとっと、やべやべ」

さんちんは慌てて種火を火口に突っ込んだ。

 あ「ふーー、ふーー、ふーー」

ボワッ

空気を送り込んだことにより、火口に着火した。

 あ「よし!火がついた!」

さんちんは火のついた火口をさっきサタンが作った焚き火の火口のところに突っ込む。

   パチ   パチ パチ パチ パチ パチ パチ パチ

 あ「やったー!火起こし成功だーい!」

 サ「ふーん、やるじゃない」

 あ「いやー、実績解除って感じでうれしー♪」

 サ「おめでとー。とりあえず燃焼時間延ばすために太い枝も投入しとくわ」

 あ「あ、おねがいしゃーす」

ザッ ザッ ザッ ザッ

 サ「すいませーん!太い枝持っていきまーす!」

 め「おー!こっちに置いてあるから勝手に持ってってくれやー!」

 サ「わかりましたー!‥‥‥ん?」

 み「太い、太い、細い、太い、細い、細い、細い、太い、細い、太い、太い、細い、太い‥‥‥」

 サ「なんか仕分け作業員が頑張ってる‥‥‥おーい!今日はもう上がっていいぞー!」

 み「へ?も、もう終業時間ですか?」

 サ「そう、そして君は明日から来なくていいよ」

 み「え!?」

 サ「女神様も、後はわたしがやっとくんで好きに過ごしていいですよ」

 め「やったー♪もうひと泳ぎしてこよーっと」

 み「家内にはなんて説明すればいいんだ‥‥‥」

 サ「配信者として食っていくって言えば?」


パチ パチ パチ パチ パチ

 サ「よし、これでしばらくは消えないでしょ。さーて、みんなは‥‥‥」

 プ「わーい!はやいはやーい♪」

 ぐ「しっかり掴まっててねー」

ザバババババババ

ぐりるがプミィを背中に乗せて泳いでいた。

 い「さんちゃん、あの遠距離からゴーレムを倒してたやつ使ってあの下の奴だけ狙えます?」

 あ「いやー、流石に速すぎるし、そもそも今残弾が無いから撃てないね」

 サ「めちゃくちゃ物騒な話してる‥‥‥女神様とみずきちゃんは?」

 あ「あっちー」

さんちんが指さした方を見ると、少し離れたところにちょっと大きくなって海に浮かんでいるみずきちゃん‥‥‥の上に寝そべってくつろいでいる女神様がいた。

 サ「なんかあっちだけナイトプール気分だな」


思い思いに過ごし、日が暮れて夕飯時

 サ「はーい、今日の夕食はピザでーす!」

 あめ「「ウェーーーーイ!!!!」」

 ぐ「はえー、なにそれー?」

ちゃぷちゃぷ

ぐりるは色々めんどくさくなったサタンによって水を入れたビニールプールに入れられていた。

 サ「説明しても理解してもらえなさそうだからとにかく食べてみなさい」

 ぐ「ほいさー」

ぱく にょーーーん

 ぐ「!?んー!?」

 サ「ほっほっほ、混乱しとる混乱しとる」

 あ「そりゃ海にあんな食い物ないでしょーしね」

 ぐ「んー」

もぐもぐもぐ  ごくん

 ぐ「あー、びっくりした」

 サ「お味はどうよ?」

 ぐ「よくわかんない!」

 サ「だろうね」

 サ「ところでぐりるんや」

 ぐ「ふぁひー?」

バリボリバリボリ

ぐりるはピザの耳を食べていた。

 サ「わたしら明日にはここからいなくなるから」

 ぐ「え!?」

 め「そんな!?」

 あ「あたしらと無理心中する気ですか!?」

 サ「歪曲した捉え方しないでいただけます?海から離れるだけだよ!バカンス終わり!」

 め「サッちゃん死すともバカンス死せず」

 サ「どんだけバカンスに固執してるんですか‥‥‥というか女神様的にこの世界に来てる時点でもうバカンスしているようなもんじゃないですか?」

 め「‥‥‥確かに!」

 サ「というわけで今日、もしくは明日でぐりるんとはお別れです」

 ぐ「そんな~、もっとみんなと遊びたいし、色んなこと知りたいよ~」

 サ「ほう‥‥‥その言葉に嘘偽りはないか?」

 ぐ「ふぇ?う、うん‥‥‥」

 あ(まーた始まったよ)

 め(もはや奴隷商人でしょあれ)

 み(あいつ絶対ろくな死に方しないぞ)

 サ「ぐりるんさえ望むのならばわたしたちといっしょに来るか?」

 ぐ「え!?で、でも‥‥‥ぐりるこんなだから地上で生活できないし‥‥‥」

 サ「そこは多分大丈夫。いよちゃーん!ちょっと来てー!」

 い「ふぁいふぁーい」

ザッ ザッ ザッ ザッ

もぐもぐもぐ  ごくん

 い「お呼びでしょうか?」

 サ「いよちゃん確か変化の能力を使えるんだったよね?今人間に変化してみてくれない?」

 い「え!?い、今‥‥‥ですか?」

 サ「あれ?駄目だった?」

 い「いえ、そんなことは‥‥‥わかりました‥‥‥では、いきます!」

ボフン

唐突にいよかんが煙に包まれた。

少しして煙が消えていき、そこには、頭の角が完全に引っ込み、ついでに身長も大胆に縮んだいよかんの姿があった。

 い「あ、あのー‥‥‥これでよろしいですか?」

 サ「‥‥‥」

ひょい

 い「なんで抱きかかえるんですか?」

 サ「というわけだよ、ぐりるん」

すりすりすり

 い「なんでほおずりするんですか?」

 ぐ「えーと?つまりどういうこと?」

 サ「今いよちゃんが使った変化の能力をぐりるんも覚えれば、わたしたちと同じように2本の足で地上を練り歩くことができるってこと」

 ぐ「す、すごい!」

 い「そろそろ降ろしてくれませんか?」

むちゅ♡  すとっ

 い「なんでほっぺにキスしてから降ろしたのですか?」

 ぐ「どーやったらそれ覚えられるんですか!?」

 サ「いつも海で暴れていたあのでっかい化け物共とかをぶちのめして強くなれば覚えられるよ♪」

 ぐ「いやいやいやいや、むりむりむりむり」

 サ「うん、今のぐりるんには無理だろうからぐりるんにはわたしと奴隷契約をしてもらおうと思う」

 ぐ「どれーけーやく?」

 サ「そう、簡単に言えばわたしが化け物を倒したら、戦ってないぐりるんもいっしょに強くなれるっていう方法」

 あ(都合の悪いところの説明省きやがった)

 め(完全に詐欺師だね)

 い「なんでわたくしまた抱っこされてるんですか?」

ミニいよかんはサタンに降ろされた直後、女神様に捕まった。

 ぐ「ほんとーにそれで強くなれるの?」

 サ「論より証拠‥‥‥ということでプミィちゃん!」

 プ「え?なーにー?」

なでなでなでなで

プミィは女神様に捕まっているミニいよかんの頭を撫でていた。

 サ「この石をあの木に向かって全力で投げてみてくれない?」

 プ「うん!わかったー!てりゃー!」

シュン ゴッ メキメキメキメキ ズズゥン‥‥‥

 サ「‥‥‥とまあ、こんな感じに強くなれるってわけ」

 ぐ「はえー、すっごい」

 い「魔王様、お強くなられましたね‥‥‥」

 あ「今更だけど何でいよちゃんちっさいの?」

 い「‥‥‥人間の店で買い物するとたまにおまけしてもらえたので‥‥‥」

 あ「うーん、せこいね」


現時点での保有している天界力《てんかいぢから》(とその他)

サタン[48511](399兆9472億3477万5680円)


女神[2]


あすたきさんちん[200008]


ミニいよかん

人間の町に入るために変化した姿。

見た目はプミィの1~2歳下くらい。

よく甘いものが売っている店に顔を出す。

2回くらい人さらいに遭遇するが、毎回人目のないところまで誘導してから全員の膝を逆方向に曲がるように蹴り砕いていた。


 

 

 

 

 



 

 





 


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