39話 小川
セリフの割り振り
サタン>サ「
あすたきさんちん>あ「
女神>め「
みずきちゃん>み「
プミィ>プ「
いよかん>い「
ぐりる>ぐ「
あ「小川があったでー!」
先行していたあすたきさんちんがいけしゃあしゃあとのたまっていた。
サ「よっしゃあ!何級河川だ!?」
あ「小川だっつってんだろ!異世界に河川法があるわけねーだろーが!」
サ「そんな‥‥‥わたしの股間を洗い流すという重要な役割を担っているから、てっきり一級河川に指定されているとばかり‥‥‥」
あ「そんなクソみたいな理由で一級河川に指定されてたら国土交通大臣死ぬほど叩かれますよ」
サ「いいと思ったんだけどなあ‥‥‥一級河川 股洗川」
あ「ちょっとありそうなネーミングやめろ」
サ「ま、それはともかくとして、いつまでも股間から粘液を垂らしてるとウブなネンネ共が石油タンカーを襲いかねないのでさっさと股洗川で洗い流しますか」
あ「なんでお前の股間から粘液が垂れてるとウブなネンネが石油タンカーを襲うんだよ。因果関係が何ひとつとしてねーよ。あと、股洗川を採用してんじゃねーよ。川がかわいそーだろ!」
サ「『かわ』が‥‥‥『かわ』いそう?」
あ「そうだよ。いつまでも変わらない可愛い美少女の皮を被ったお前と言葉を交わすと喉が渇いてくるから川の水を飲むことでお前からの追及を躱すつもりなんだけどそうなると厠に行きたくなるから代わりに新川さんを連れてくるね。どうしたらいいかわからないだろうけど、いつかワカサギ釣りに行こうって言えばどうにか和気あいあいと過ごせるはずだから。だけど、確か笑いには厳しかったからどうにか忘れないように気を付けてね」
サ「畳みかけるな!あと新川さんって誰だよ!」
あ「カワバンガ!」
サ「やかましいわ!まったく‥‥‥よいしょっと」
パチャン
サタンはぐりるを小川に下ろした。
サ「やれやれ」
ぱしゃ ぱしゃ
ぐ「ちょっと!なんでぐりるを下流に下ろしてから上流で洗うの!」
サ「オレが上!きさまは下だ!!」
ぐ「なんか急に上下関係を叩きつけてきた!」
サ「それとも何か?さんちんさんの痰が汚えっていうのかよ!」
あ「そいつは聞き捨てならねえなあ‥‥‥誰のなにがなんだって?」
ぐ「理不尽すぎる難癖をつけてきた!あと、あんまり聞き取れてないなら聞き捨てて欲しかった!」
サ「この女生意気だな。さんちんさんやっちまいましょうぜ!」
あ「おうよ!そのおっぱいに引っ付いてる貝殻を引っぺがして、寄せて上げるブラジャーを着用させてやるぜ!」
ぐ「なんかよくわかんないけど、ひいい!」
ガサ
???「そこまでだ!!!」
サ「だ、誰だ!?」
み「どうやら間に合ったようだな‥‥‥」
サ「て、てめえはみずき!なんでこんなところにいやがる!」
あ「あわ、あわわわわ」
み「虫の知らせってやつさ。おい、大丈夫か」
ぐ「ひ、ひいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!」
サ「わたしらより恐がられてんじゃん。お前どんだけトラウマ植え付けてんだよ」
み「えー?なんのことー?みずきわかんなーい」
サ「というか、マジでなんでここにいるの?」
み「おいおい、そこの肉体関係を持てそうな女ランキング2位の言ってたことをよく思い出してみろ」
あ「なんでそれ知れ渡ってんだよ!」
サ「わたしが寝る前によく話して聞かせたからな」
あ「寝る前にカスみたいな話をしてんじゃねえよ!」
み「それでそこの女が枝を拾ってって言ってたやん?」
サ「言ってたね」
み「そして我の中には20000体以上の同胞がいる‥‥‥あとはわかるね?」
サ「枝拾い如きに本気出してんじゃねーよ!」
み「近頃のキッズが枝拾い程度で満足すると思うなよ‥‥‥てか、さっきからずっとお前自分の股間ぱしゃぱしゃしてるけどなんなの?とうとう頭おかしくなったか?いや、もとからおかしかったからむしろ平常運転か‥‥‥」
サ「酷い言われようだが勘違いするなよ?この股洗川で股を洗うと家内安全、無病息災のご利益があるんだぜ」
み「そ、そうなの?じゃあ我も‥‥‥」
あ「おい、騙されるな!この小川にそんなご利益は無いぞ!」
み「で、でも!もしかしたら本当にご利益があるかもしれないし、ママにはずっと元気でいてほしいから一応やっとく!」
あ「い、いい子過ぎる‥‥‥こんないい子をだまくらかして、アンタの良心は痛まないのか!」
サ「ちょれー♪」
あ「駄目だコイツ‥‥‥クソから生まれたクソ太郎かよ」
サ「つーか、早く黒曜石を探してきなさいよ。日が暮れるわよ?」
あ「へーい」
15分後
あ「使えそうな大きさでこれくらい数あればいいかな?あとはナイフの代わりになるように黒曜石を割っていかないと」
サ「ちょっとお待ち!その格好で割ると怪我するからみずきちゃんでコーティングしてからやりな!」
あ「それもそっすね。みずきちゃん、お願い」
み「ウス」
そこから更に30分後
パキャン パキャン
あ「ふー、こんなもんかな。残りの黒曜石は店長収納しといて」
サ「あいよ。もうそろそろ戻らんと火起こしする時間厳しいぞ」
あ「それじゃあ戻りますか」
サ「ぐりるん戻るよー」
ザパッ
サタンはぐりるを小川から拾い上げ、再びお姫様抱っこした。
ぐ「はーい」
サ「ところでさんちんさー、火口はどーすんの?」
あ「あ、忘れてた」
サ「しっかりしてくれよー。じゃあ帰り道で使えそーなやつ拾いながら行くか」
あ「すんません。みずきちゃんも手伝ってくれる?」
み「よかろう!忍法分身の術!」
ポポポポポポポポポポポポポポポポポ‥‥‥
サ「うわあ‥‥‥」
ぐ「ひいい、どこまで増えるのぉ?」
サ「数えるのも馬鹿らしくなるくらい増えるからあまり気にしないほうがいいぞ」
あ「頼んどいてなんだけど、大分引くわ」
帰りながら10分後
み「このくらいあればいーい?」
あ「あー、うん。ありがとね‥‥‥」
サ「火口として使うだけなのになんか大型の草食動物の数日分のエサの量くらい持ってきたな」
あ「じゃあこのくらいもらって、あとは店長に収納してもらおう」
サ「わたしの収納スキルをごみ袋かなんかだと思ってる?」
あ「そうだ。できた種火を乗せる時用にいくつか落ち葉も拾っておこう」
み「お、また手伝おっか?」
サ「もうお前はおとなしくしてろ」
浜辺
サ「帰ってきたー‥‥‥ってうわ!」
サタンたちが浜辺に戻るとかわいこちゃんラブラブちゅっちゅっマイハウスの半分くらいの高さまで枝が積み重なっていた。
プ「こんな感じー?」
バシャバシャ
め「そうそう上手い上手い♪」
い「素晴らしいですよ魔王様!」
サ「‥‥‥なんかあっちで水泳教室開かれてるし」
め「あ、おかえりー!遅かったねー!」
ザッ ザッ ザッ ザッ
サ「あ、ただいまです」
め「いやー、みずきちゃんが枝をありえんくらい速く大量に集めちゃったからウチらそっこーでヒマになっちゃってさー、そんで海に来たのにそういえばまともに泳いでなくね?ってなったからプミィちゃんに泳ぎ方を教えつつ、みんなで泳いでたよ」
サ「説明ありがとうございます。さて、時間もないから早くやろーぜ、さんちん」
あ「おっけー。みずきちゃんも手伝って」
み「主の御心のままに」
サ「それじゃ、そーーーれ!」
ぽーーーん
サタンはぐりるを海に放り投げた。
ぐ「わわわわ!!!」
ジャッパーーーン!
ぐ「ぷはっ!びっくりしたよ!もー!」
サ「そのままふたりと遊んでて!」
ぐ「わかったー!」
サ「さて、さんちんどうすればいい?」
あ「今回きりもみ式の火起こしにチャレンジしようと思うので、みずきちゃん、これくらいの太さの乾いた枝ある?」
み「んーと‥‥‥これなんてどう?」
あ「‥‥‥おっけー!それじゃあみずきちゃんとめがっちは枝を細いものから順に集めて!店長はなるべくまっすぐなこれくらいの細さの枝を探してきて!」
サ「わかった!」
め「りょーかい!やるよみずきちゃん!」
み「こんなことになるなら馬鹿みたいに集めるんじゃなかった‥‥‥」
め「みずきちゃん!?」
現時点での保有している天界力(とその他)
サタン[48511](399兆9472億3479万3040円)
女神[2]
あすたきさんちん[200008]
天界の一級河川
化けの川




