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異世界をなんかいいかんじにしよう  作者: おぷか


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37/49

37話 人魚

セリフの割り振り


サタン>サ「


あすたきさんちん>あ「


女神>め「


みずきちゃん>み「


プミィ>プ「


いよかん>い「


ぐりる>ぐ「

 め「さて、サッちゃんも正気に戻ったことだし、楽しくお話していこーか♪」

 ぐ「あの‥‥‥本当に正気なんですか?この方‥‥‥」

サタンはぐりるのほっぺたをぺろぺろしていた。

 め「サッちゃん、その人魚のお漏らしを掃除しといて」

 サ「かしこまりましたー」

サタンは掃除道具を取り寄せて掃除を始めた。

 め「ということでこっちの自己紹介の続きを始めるね。そこの掃除をしている方、自己紹介をお願いします」

 サ「はい!わたしの名前はサタンです!君が暮らしているこの世界の管理を任されてます!だから君の態度次第では君の一族郎党が死ぬよりも恐ろしい目に遭うから慎重に言葉を選べよ?」

 ぐ「ひっ‥‥‥」

 あ「なんで店長ってシャバでの犯罪歴が真っ白なんだろう?」

 め「小心者だからいざとなったら日和っちゃうんでしょ。というわけで次さんちゃんヨロシクね♪」

 あ「OK!あたしの名前はあすたきさんちんだよ。ぐりるんと同じでそこの掃除している奴に脅されて無理やり連れてこられたんだ‥‥‥言うこと聞かなかったらお前の家族がどうなってもいいのか?‥‥‥って言われて‥‥‥」

 ぐ「そんな‥‥‥」

 サ「わたしが農家さんにご迷惑をお掛けするわけねーだろうが!わたしがちょっと誘っただけでほいほいケツ振って着いてきたくせに、くだらねー嘘こいてんじゃねーぞ!!」

 あ「てめー‥‥‥言葉には気を付けろよ。今のあたしは貴様のおかげで天界力《てんかいぢから》が貴様よりも上回ってるんだぞ!」

 サ「あっそ!じゃあもう仕送りしなくていいんだね!?」

 あ「そりゃねーぜ母ちゃん!俺は母ちゃんの奴隷だっつーの!!!」

 め「とんでもねー発言が聞こえた気がするけど次プミィちゃん自己紹介してくれる?」

 プ「はーい!ワガハイのなまえはプミィだよ!元魔王でいまはみんなのあいどるだよ!」

 あ「あれ?割としたたかなのか?」

 サ「あんな娘がアイドルですって!?このわたしを差し置いてなんてナマイキな‥‥‥あとであの娘のシューズにグミを仕込んでやる!!!」

 あ「なんか小物がわいてるし」

 サ「※忍ばせたグミは後でわたしがおいしく頂きました」

 い「聞き捨てなりませんね‥‥‥そのグミとやらはこのわたくしが責任を持って頂きますわ!」

 あ「なんかおかしな奴も増えて参りました」

 プ「うふふ♡みんなワガハイがふんだグミにむちゅうなんだあ♡」

 あ「もう立派な小悪魔だよプミィちゃん」

 い「魔王様をリトルデーモン如きといっしょにしないでください!今の発言撤回してください!!!」

 あ「比喩表現が通じない異世界厄介すぎるよ~」

 め「じゃあ次は言葉狩りのいよちゃんの自己紹介だね」

 い「なんか不名誉そうな呼ばれ方をした気がしますがまあいいでしょう‥‥‥わたくしはいよかん。こちらの魔王様にお仕えしつつ、サタン様たちに雇われております。どうぞよろしく‥‥‥このロリコンが!!!!!」

 ぐ「違いますって!!!!!」

 プ「じゃあ、ワガハイのこときらい?」

 ぐ「そ、そうじゃなくってね。その‥‥‥」

 い「やっぱりてめーロリコンか!!!!その尾びれで魔王様をどうするつもりだ!!!!!!!」

 ぐ「どうもしません!!!!!!!」

 め「いい感じに仲も深まってきたところで最後にみずきちゃん自己紹介しよっか♪」

ずる‥‥‥  ずる‥‥‥  ずる‥‥‥  ずる‥‥‥

 み「やあ‥‥‥」

 ぐ「ひ、ひいいいいいい!!!!」

 め「なんかちょー怯えてるけど‥‥‥みずきちゃん、どんな感じに連れてきたの?」

 み「?我とチンアナゴの産卵行動を見に行かない?って誘っただけだけど‥‥‥」

 ぐ「な、なんでそんな嘘吐けるの?」

 め「まあ!うちのみずきちゃんが嘘を吐いているというザマスか!?」

 み「ママ!こんなやつの言うことなんて聞く必要ないよ!」

 ぐ「じ、じゃあなんでぐりるは糸に巻かれてたの?」

 め「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 み「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 サ「ふーーー、お掃除終わりっと。女神様変わりましょーか?」

 め「おう!ぶちかましたれサッちゃん!」

 み「わたしたちの仇を取って!」

 サ「前向きに検討するわ。それでえーと、君たちが普段どんな風に生活してるか教えてくれる?」

 ぐ「う、うん。ぐりるたち人魚は海の深い所に住んでて、海の生き物を捕って生活してるんだよ」

 サ「ふーん、でも海ってでっかい凶暴なモンスターであふれかえってるのによく生活できてるね」

 ぐ「そうなんだけど実はあの化け物たちは深いところまであまり来ないんだよ」

 サ「へー、なんでなん?」

 ぐ「あの化け物たちはお互いに捕食対象だからじゃないかな?倒せば大量の食糧が手に入るからわざわざ深いところまで来てこまごまとした食糧を追いかけ回そうとは思わないんだと思う」

 サ「なるほどねー。でもそれじゃあ何でみずきちゃんに捕まる前あんな浅いところにいたの?」

 ぐ「それは‥‥‥一昨日海が物凄く荒れてて、みんな怖がってその日はごはんを捕りに行けず、住処にこもってたの。そしたら次の日、海がかつてないほど穏やかだったから、いったいどうしたんだろうって恐る恐る浅瀬の方に近付いてみたら、いつも暴れていた化け物たちが1匹もいなかったの!だから普段捕れない浅いところにいる生き物をウキウキで捕まえまくったんだ!」

 サ「あー、つまり昨日の成功体験に調子に乗って、今日も浅いところまでのこのこ来ちゃったっと」

 ぐ「うん‥‥‥みんなからもいつ化け物がまた現れるかわからないからあまり浅いところに近づくなって言われてたのに‥‥‥」

 サ「そうだね。その化け物共はこの辺の海以外にも大量にいるから、いつここに雪崩れ込んできてもおかしくない。みんなの言ってることが正しいね」

 ぐ「うう‥‥‥返す言葉もない」

 サ「ところでつかぬことを聞くけど、えーと、ぐりるんだっけ?」

 ぐ「う、うん。そう呼んでもらっていいよ」

 サ「海の生き物を捕るって言ってたけどそれは他の人魚の分も捕ってたりする?」

 ぐ「?いや、基本的に自分の分だけだけど」

 サ「そっか、じゃあわたしらそろそろお昼ごはん食べるからいっしょに食うべ」

 ぐ「へ?」

 あ「今日のお昼は何だい?マドモアゼル‥‥‥」

 サ「今日の昼食は海の幸たっぷりの塩やきそばさ!」

 め「ばかな!?やきそばはこの前食べたから除外したはずだ!」

 サ「甘いな!この前食べたやきそばはソースやきそば!だから塩やきそばならば何の問題もない!」

 あ「でも昨日のお昼の塩ラーメンと塩と麺類が被ってるっすよ?」

 サ「‥‥‥つまり、何が言いてえ?」

 あ「店長ケツ毛はみ出てたっすよ」

 サ「え!?うそ!!!!?////////」

 あ「うっそぴょーーーん♪」

シュン  ザッ シュッ パーーン!!!!

サタンは瞬時にあすたきさんちんの背後に回り、ケツにタイキックを浴びせた。

 あ「あいいっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!」

あすたきさんちんはよろよろしながら悶絶していた。

 サ「さ、お昼食べよっか♪」

 ぐ「あ、はい‥‥‥」

 サ「それじゃあ注文っと」

 サ「はいぐりるん、箸見たことないだろうからフォークね」

 ぐ「う、うん。これも見たことないけど‥‥‥」

 サ「‥‥‥いつもどうやって食べてるの?」

 ぐ「手でつかんでだけど」

 サ「手かー」

 サ「とりあえずこんな風に使って食べてね」

サタンはぐりるに手本を見せた。

 ぐ「わ、わかった」

ぐりるはたどたどしくサタンの真似をしながら塩やきそばを口に運んだ。

ぱく

 ぐ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 め「なんかすっごく固まってる」

 サ「恐らく、食の経験値がプミィちゃんたちとは比較にならないほど低いだろうから、今食べたものに対して脳の処理速度が追い付いてないんだと思います」

 ぐ「おい‥‥‥しい?‥‥‥たぶん、おいしい‥‥‥のかな?」

 め「大丈夫?こんなの食わせて元の食事に弊害が起きない?」

 サ「そうなったらわたしらの食事にどっぷり浸かってもらいますよ」

 め「やり口が薬物依存のそれじゃん。君、策士って呼ばれてた?」

 サ「自認はしてました」

 あ「あああああああああああああああ」

あすたきさんちんは情けない声をあげながら、のたうち回っていた。


現時点での保有している天界力《てんかいぢから》(とその他)

サタン[48511](399兆9472億3479万3190円)


女神[2]


あすたきさんちん[200008]


普段の人魚たちの食事

獲物を捕まえてくる。

獲物を食べやすくする。(魚は皮を剥いでぶつ切り、甲殻類は殻を取る)

塩をかけて食う。

おわり



 

 

 

 

 

 

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