27話 満身創痍
セリフの割り振り
サタン>サ「
あすたきさんちん>あ「
女神>め「
みずきちゃん>み「
プミィ>プ「
いよかん>い「
サ「車も救助出来たし改めて海に向かいましょうか」
あ「細身の女性が素手で車を楽々移動させてるのをはたから見るとすげぇ脳がバグる」
サ「こんな光景が見れるのは異世界だけ♪みんなもおいでよ異世界☆」
あ「こんなトンチキな世界誰も来たがらないから店長みたいな変質者に管理者のお鉢が回ってきたんじゃないっすか?」
サ「誰が変質者だ!ね!女神様!そんなわけないですもんね!?」
め「‥‥‥えーと、これでエンジンかける、このレバーをドライブに入れる‥‥‥」
サ「お、指差呼称してて偉いですねー。あとで耳の穴舐めてあげましょうか?」
あ「変質者というか妖怪の領域に足を踏み入れてないかコイツ?」
い「我々の世界ってそんなにトンチキなのでしょうか‥‥‥」
あ「大丈夫大丈夫♪住めば都って言うし」
サ「ちょっと!都って誰!?あんたのなんなの!!?」
あ「いちいちめんどくせーなーコイツ!!!架空のおとなりに住んでいる乳輪の大きいえっちなおねえさんだよ!!!!!」
サ「なんだ、架空のおとなりに住んでいる乳輪の大きいえっちなおねえさんか」
め「いいねー!今度ウチにも紹介してよ!架空のおとなりに住んでいる乳輪の大きいえっちなおねえさん!」
あ「いいからめがっちは早く車を出しなさい」
め「致し方なし、ご要望にお応えしていざ、しゅっぱーつ!」
キュルルル ブオォン ガココ ブロローン
プ「あびゃびゃびゃびゃびゃ、このアイスくちのなかぱちぱちするるるるるるる」
サ「おもろい反応するわーこの娘」
プ「このアイスすきー♡」
サ「それはなにより‥‥‥そういえばチョコミントが歯磨き粉の味するって言われることあるじゃん?」
あ「はい」
サ「もしかしてと思ってネットで調べてみたらふつーにチョコミント味の歯磨き粉が売ってて大層驚きましたわ」
あ「まじ?」
サ「ほんとほんと、だからチョコミント味の歯磨き粉が存在してる以上あいつら別になにも間違ったこと言ってないんだ!‥‥‥ってなったわ」
あ「今度買ってみようかしら、チョコミント味の歯磨き粉」
め「ねーねー、そろそろ森抜けそうだよー」
サ「お、それではこの辺りで車を停めて歩いて向かいましょうか。一応海は危険で危ないらしいですし」
め「はーい、停車しまーす」
キーーーー ガチャ バムッ シュン
サ「うわーーー、磯の匂い懐かしーーー」
プ「わーー、へんなにおいーーー!」
サ「そっか、比較的近いとはいえ流石に車で3時間の距離じゃ魔王城まで磯の匂いは届かないか」
サ「それでは皆の衆!各自警戒しつつ前進!」
森を抜け浜辺に到着
そこにはいよかんが言っていた通り、夥しい数の巨大なモンスターがひしめき合っていた!
サ「‥‥‥‥‥‥いよちゃん、あれらが何か聞いてもいい?」
い「あ、はいわかりました。まずあちらがシザーズクラブで次にあちらがシーサーペント、そしてあちらがペネトレイトニードルであちらがオクトパスバーン、最後にスラッシュスクイッドとアーマードシュリンプとなります」
サ「なるほどー、よーくわかった。ありがとねー‥‥‥ふざっけんな!!!!!!!!!!!!」
め「サッちゃん!あんまり大きい声出さないで!みずきちゃんが起きちゃうでしょ!」
サ「ご、ごめんなさい‥‥‥」
み「ずっと起きてるんだが?」
サ「フーーー、とりあえずひとつひとつ処理していこう。まず、シザーズクラブ。あれは正直問題ない。体が赤いけどパブリックイメージ的にカニ=赤いって感じがするし‥‥‥次にシーサーペント。これはよく創作物で聞くモンスターの名前で大体海にいる体の長い奴ってイメージなんだけど‥‥‥どう見てもうなぎだなあ!?特徴さえ合ってれば許されると思ったんか!?そして次はペネトレイトニードル。まあ、海でニードルって言ったらうにを想像するわけなんだけど‥‥‥なんで既にかち割られてんだよ!可食部丸見えだよ!!なんのためのトゲなんだよ!!!あとオクトパスバーン!頭がたこやきになってるの自分でおかしいと思わねえのか!?」
あ「あ、てんちょー、あの丸い所あたまじゃなくて胴体っすよー」
サ「どーでもいいわ!ご丁寧にソースかけてかつおぶしもつけやがって‥‥‥そしてアーマードシュリンプ。‥‥‥うん、エビフライ!まごうことなきエビフライ!極めつけはスラッシュスクイッド!遂にお皿がついちゃった!そんで焼かれて切られて七味マヨ付けられて、やられたい放題じゃねーか!つーか、お前がスラッシュされてんのかよ!‥‥‥はあ、はあ」
め「おつかれー」
サ「はーー、‥‥‥というかいよちゃんたこやき食べてたよね?何も思わなかったの?」
い「まあ、ちょっと似てるなーとは思いましたがサイズが全然違いましたので特には‥‥‥」
サ「そうですか‥‥‥」
あ「そんなことよりあいつらをさっさと物言わぬ食材にしてバーベキュー始めましょうよ!」
サ「別にあいつらを食うわけじゃないからな?あと予定変更。想定よりも数が多そうだから今昼飯を食ってバーベキューは夜にやります」
あ「そんなー」
サ「じゃあお前があいつらの昼飯になるか?」
あ「ママー!今日のおひるごはんなにー?」
サ「今日は海を眺めながらフライドチキンをパクつきます!」
あ「わーい!あたしフライドチキンだーいすき♡」
昼食後
あ「うう‥‥‥おなかくるしいよ~‥‥‥」
サ「夜にバーベキューやるゆーてんのになーんで全力出したんだおめー」
あ「ひ、ひさびさの大好物だったから‥‥‥つい‥‥‥」
め「はあはあ♡さんちゃんのボテ腹♡はあはあ♡」
すりすりすりすりすりすりすり
あ「め、めがっち頬ズリやめて‥‥‥なんか出ちゃうから‥‥‥」
め「え!なになに?もうすぐ生まれちゃうの!?どーしよー!まだ名前決めてないよー!」
サ「うん子とかゲロ美でいいんじゃないですか?」
め「えー?どっちも可愛すぎて選べないよー」
サ「それじゃあ『あすたき・U・ゲロ美』なんてどうでしょうか?」
め「サッちゃん‥‥‥それめっちゃかわいいーーー!!!♡ね!さんちゃん!この名前にしよーよ!」
あ「かつてないほどサイアクなネーミングだし‥‥‥ファーストネームとミドルネームどっちも呼ばれたくなさすぎるだろ‥‥‥」
め「えー、だめなのー?じゃあさんちゃんはどんな名前がいいのー?」
あ「‥‥‥『あすたき・F・絵里子』‥‥‥とか?」
サ「しれっと自分の推しキャラの名前拝借してんじゃねーよ!」
あ「うう‥‥‥立派なご令嬢に育てなきゃ‥‥‥」
サ「イマジナリーのドーターを育てる前に自分の現状をなんとかしろよ」
あ「い、1時間ほど休ませてください‥‥‥」
サ「嫌だと言ったら?」
あ「合体して合流したゴッドヘイレルンの操縦席であたし由来の天然のフレグランスが炸裂し、鼻腔をくすぐることになりますよ‥‥‥」
サ「ぜひともその様子を4Kのビデオカメラに収めたいところではあるが、こちらも誘発して操縦席内部がかぐわしいフレグランスのハーモニーを奏でることは避けたい‥‥‥仕方ない、貴様の要求を呑んでやる」
あ「よ、よかったー。言ってみるもんだぜ‥‥‥」
サ「ただし!1時間経ってもまだその情けない姿を少しでも見せていた場合、貴様の体内にみずきちゃんを侵入させ、貴様の胃や腸の内容物を全て強制的に排出させてもらうから覚悟しておけ!」
あ「ひ、ひぃ~~~~~~~~~~~~~~~~!」
め「あのー、サッちゃん?みずきちゃんがすっごい泣きそうな顔でウチにしがみついてるんだけど‥‥‥」
サ「だ~~いじょうぶだよみずきちゃん、さんちんが問題なければいいんだから♪」
ニチャア‥‥‥
み「ひっ!」
現時点での保有している天界力(とその他)
サタン[38511](399兆9493億4999万7365円)
女神[2]
あすたきさんちん[8]
幼少期の女神様のひとこと
「今時ゴールドのおりがみなんてだっせーぜ!これからの時代はシルバーのおりがみズラ!」




