26話 決断
セリフの割り振り
サタン>サ「
あすたきさんちん>あ「
女神>め「
みずきちゃん>み「
プミィ>プ「
いよかん>い「
天界組の部屋
め「それじゃあこのスカートのついたワンピースの水着にしよっか♡」
み「‥‥‥あい」
サ「なんかみずきちゃんしなびてね?」
あ「それにしても海なんて子供の頃依頼っすわー」
サ「わたしもー」
め「ウチもー」
あ「みんなあんまり海行かないっすよねー」
サ「漫画やアニメだとよく行ってるイメージあるけど実際だと人がうじゃうじゃいて変なのに絡まれそうだから行きたいってならないんよなー」
め「その点、この世界は誰も海に近寄らないから実質プライベートビーチ状態だね♪」
サ「その海がキリングゾーンじゃなきゃ最高なんですけどねー‥‥‥はぁ‥‥‥わたしはただアスター3で『わくわく♪海中ウォッチング!』をしたかっただけなのに‥‥‥」
あ「あー、潜水する乗り物に乗って海の中を眺めて楽しむやつっすねー」
サ「それそれ、わたしぼーっと生き物を眺めてるのが好きなんだよねー」
あ「いいっすねー、じゃあ海のモンスター共をしばき倒してからやりましょうよ海中ウォッチング」
サ「やりたかったんだけどさー、さっきのいよちゃんの話だととんでもない数のモンスターがひしめいてるだろうからそいつらをジェノサイドする頃には海の中が大荒れになって海中をウォッチングできなさそーなんだよねー」
あ「あー、確かに」
サ「まー、こっちも急いでるわけじゃないから海が穏やかになるまで待てばいいわけなんだけど、多分1日、2日かかるだろーなー」
め「海を目の前にしてお預けされるとテンション下がるねー」
サ「そうですねー、あと水中戦闘が可能だからアスター3で戦うって言ったけどちょっとやめとこうかなって」
め「水中戦特化の機体なのに出番無しだと!?」
サ「申し訳ないんですけどただ戦うだけなら別に問題ないんですが、問題は武装がミサイルだけってことなんですよねー。ミサイルの爆発で余計に海が荒れるうえに爆発の衝撃で発生する波で付近に被害が及ぶ可能性もあるので‥‥‥」
め「うぬぅ‥‥‥」
あ「じゃあどうするんすか?」
サ「合体してドリルで細切れにしていこうと思う。アスター2でもいいんだけどどーせだったら全員に経験値入れたいし」
あ「それがよさそうっすねー。場所が海じゃなかったら天界ブラスターで一網打尽にできるのになー」
サ「それやったら確実に大規模な津波が発生して連れてきたシカが巻き込まれるうえに今いるこの森が塩害で終わるんだよなあ」
あ「ですよねー‥‥‥あ、モンスター駆除したらバーベキューしません?」
サ「BBQかー、この世界で料理する気は毛頭なかったけどバーベキューくらいならいいかな。使い終わった道具は売却すれば後片付けの手間が無くなるし」
あ「飲食物を提供する店の経営者とは思えないくらい料理に消極的やん」
サ「そりゃあ、こんだけ金がありゃあ料理せずに注文でいいだろ。待ち時間が無いからタイパが神だし」
め「でもそれじゃあサッちゃんに「毎日ウチに味噌汁を作って☆」って言えないじゃん!」
サ「インスタントでいいですか?」
め「あ♡‥‥‥うん♡」
あ「ちょっろ!絶対こんなやつ考え直した方がいいと思うんだけどなー」
サ「とりあえず明日やることは概ね決まったな」
め「じゃあ次はウチとの結婚式の日取りを決めよっか♡」
サ「おやすみー」
翌朝の朝食後
サ「というわけで本日は海に移動してモンスター共をぶちころがし、さんちんの水着をずり下ろしてからバーベキューをします!」
あ「なんか余計なもんが含まれてた気がするけど今日海に入らないから水着じゃないぞ」
サ「そ、そういえばそうだったーーー!」
プ「ばーべきゅーってなにー?」
サ「雑に言えば食材を火で炙ってタレにつけて食べることだよ」
プ「そーなんだー、たのしみー♪」
あ「ついでに店長も炙られときます?」
サ「わたし魔女じゃないし、そんな時代でもないだろうよ」
め「ウチ、サッちゃんの胸肉予約しとくね♪」
サ「ひとりガチなうえに猟奇的なんですけど!?」
め「はやく行こーよー♪」
サ「わたしは生きて帰れるんだろうか‥‥‥」
い「なんでモンスターよりも仲間内で死の危険を感じてるんですか?」
外
シュン ガチャ バムッ
サ「家も収納したし出発しますか女神様!」
め「ほんとにウチが運転するんでしゅか?‥‥‥」
サ「せっかく運転の仕方覚えたんですから忘れないようにしませんとね」
め「ふええ‥‥‥」
サ「あ、あと捕まえてきたシカが急に飛び出してくるかもしれないので注意して走ってくださいね」
あ「なんか北海道走る時の注意事項みたいっすね」
め「それじゃあ行きまーす」
キュルルル ブオォン ガココ ブロローン
サ「そういえば誰も海に近づかないってことはふたりとも海に行ったことがないってこと?」
プ「うん!海はじめてー!」
い「わたくしは好奇心に負けて1度海に近づいたことがありますが恐怖のあまり少しの間その場に釘付けになりました」
サ「そんなにか」
い「ええ、あんなに巨大なモンスターが数十匹もいる光景などとても想像だに出来ませんでした。あ、巨大といっても皆様のゴーレムの半分いかないくらいの大きさでしたが」
サ「いやいやいや、15m弱のモンスターが数十匹とか普通に卒倒もんだろ。そりゃ誰も近寄らんわ」
い「あくまでも聞いた話ですがあの海のモンスター達はサタン様が相対したパニッシャーブリザードドラゴンに近い強さを持っているという噂です」
サ「あー、うん。まともに戦ったことねーからいまいち強さがわかんねーや」
あ「1度目は卑劣にも遠距離から弾道ミサイルを発射して即トンズラこいて、2度目はみずきちゃんひとりに相手をさせて自分は悠長に鉱石探ししてたっすもんね」
サ「おかしいな、大体みんなの為に取った行動なのに不思議と心証が悪い気がするぞ‥‥‥」
あ「結果としては上手くいったようなのでまあいいでしょう」
サ「わたしが凍えながら必死で集めた鉱石を一瞬で全て奪い去った奴がなんでこんなに偉そうなのだろうか‥‥‥」
あ「そんなことより海のモンスターが巨大な奴ばかりなのはかえってよかったかもっすね」
サ「というと?」
あ「こっちも巨大なロボットを使うから的は大きいほうがいいじゃないっすか」
サ「それもそーか。‥‥‥しかし、うーむ‥‥‥」
あ「なんか懸念することでもあるんすか?」
サ「いやー、海のモンスターを倒すこと自体はなんら問題はないんだけど、そのモンスターの死体を回収したとしてどうすればいいかなーって」
い「ああ確かに、そんなものをギルドに持って行って見せようものならかなりの大事になりますね」
サ「だよなー、しまいにゃ人間の王国側にも話が広まって絶対面倒なことになる」
い「どうなさいます?死体を放置しますか?それとも収納スキルにずっと入れておきますか?」
サ「うーん、でも結構な強さのモンスターの死体を腐らせておくのは流石にもったいないしなー」
サ「‥‥‥はぁ‥‥‥仕方ない、密かに国を興すとしますか」
あ「は?」
い「え?」
プ「おー」
み「なるほどね」
め「どゆこと?」
サ「新しい国を建国しまーす♪ってこと」
あ「どうしてそういった結論に?」
サ「簡単に言えばやりたいことを押し通すためかな。例えば今回のように強いモンスターの死体を売りにきたのが身元のわからない個人なら国がその力を利用しようとしてきたり、あるいは何者かに襲撃されたりするかもだけど、それが桁外れに力を持っている国の住人だった場合うかつに手出しができないだろうなと思って」
あ「はー‥‥‥思い切ったこと考えるっすねー」
サ「できればやりたくないんだけどねー」
ガゴン!
あ「!?な、なんだ!?モンスターの襲撃か!?」
ブィーーーーーーーーーーーーーーー
め「ふぇぇぇぇぇぇぇぇん!太い木の根っこに乗り上げちゃったーーーーーーーー!!!」
現時点での保有している天界力(とその他)
サタン[38511](399兆9493億5000万5192円)
女神[2]
あすたきさんちん[8]
サタンが小学生の時に書いた将来の夢 羊羹をいっぱい食べたい




