第2話 先生との初顔合わせ
「んー、新クラスで団結できたのはいいけど、先生どこ??」
美鈴はキョロキョロと辺りを見回している。
別に団結なんてしてない、と正己が呟いた。
「ああ、たしかに、居ないかも…」
んー、先生がこのクラスに居るのかどうかも怪しいしなぁ…
だって、ここはアウトサイダークラスなんだから。
なんて思っていた、その時。
ガラガラガラッ!
「「「!?」」」
勢いよくドアが開けられた。
入ってきたのは、つり目、高身長、長い紫の髪…
あれ?なんだか見覚えが?
「さっきぶりだな、問題児。」
と、その先生は僕を睨んだ。
「げ!!あの時の!」
僕をさんざん怒ってくれたあの先生!
「げとは何だ、げとは」
先生は顔をひきつらせ、教卓の前に立った。
「神成梓希だ。今日から貴様らの担任となった。…腹立たしいことにな。」
「ちょっと!!余計な一言あったよね!?」
「チクチク言葉だー!チクチク言葉反対!」
「ふん、貴様らの聞き間違いだ。」
「うっわー♪ヤバイ先生だぁ♪」
フン、としてやったり顔で生徒を見下ろす先生。
「なんか、個性が強い先生だなぁ。」
ぎゃあぎゃあと生徒たちに囲まれて、嫌そうに顔をしかめている。
「ハア…いつまで騒いでいるんだ、時間は有限。さっさと行くぞ。」
ため息をつきながら先生は支度を始めた。
「え、どこに?」
フン、と鼻をならして、ドアの前に立った梓希は、こちらを振り向いてニヤリ、と笑った。
「実力判断試験だよ。」
いかがでしょうか。この後の展開もお楽しみに!




