第3話 正己の実力
「えええっ!?実力判断試験!?」
「聞いてないよ!」
「HRは!?」
みんな、ぎゃあぎゃあと先生をせめたてる。
「こんな物騒な学園に、HRなどあるわけなかろう。」
当然のこと、とでも言うように先生はフ、と息を吐いた。
「まぁ…たしかに??」
「言われてみれば…」
だめだ、先生が説得力ありすぎてみんな何を言っても信じるモードだ!!
「ついてこい。」
そして僕らがつれていかれたのは、だだっ広い草原…の面影がある焼け野原だった。
「ここで、貴様らの実力を見せてもらう。順番は適当に決めろ。」
ええ!?まじで!?
「えっ!たのしそーう!」
「みんなのじつりょくがみれるのであればよしとするか。」
「いよっしゃー♪」
あ、皆以外と乗り気…
優真は、絶対に最後だけは避けたい、と思った。
「最初は俺だ。」
出てきたのは正己。
態度はでかいが、それを許せるほどの相変わらずの美形だ。
「試験内容は単純。自分のもっとも強い攻撃をわたしにあててみろ。」
「ええっ!?危なくない!?」
皆が驚くと、
「貴様ら程度の攻撃など効かん。」
と、先生は自信満々に言った。
「フン、そのなめた面、今にでも崩してやる。」
正己くんも先生に劣らず自信満々だ。
そして、正己くんは指定された位置に立った。
手を構え、先生をにらんでいる。
「では試験を開始する!」
先生が声を張り上げた。
「よーい、始め!」
「ターゲット決定!聖なる檻発動!」
キイイイン、と先生の周りが白く光る。
「弱体化成功!攻撃まで!3.2.1!」
構えた手から光が漏れ出す。
次第に、それは集まり、光線となった。
「ホーリーレーザー!!」
キィィィィィィィン!!ドカァァァァァ
先生に直撃した。
「せんせー!ダイジョ~ブー?」
「フン、問題ない。」
なんと!先生は涼しい顔をして立っていた!
「だがしかし、なかなかの威力だな。…想像以上だ。」
先生の周りは、がっつり削れてカルデラみたいになってた。
「…えっぐ」
「Exciting☆」
みんな、強すぎてびびってる。
等の本人は、
「どうだ貴様ら、俺を崇める気になったか?」
当然、とでも言うように胸を張った。
僕は、初めて彼がかっこよくみえた。
いかがでしょうか!?この後、他のクラスメイトの実力が明らかに!




