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悲劇が止まらぬ現実世界にて とある新人刑事(4)

淡々と連なる文字の波に

刑事二人はすっかり引き込まれてしまうのであった

まだ1ページしか読んでいないのに、既に色々と察してしまった俺。

あの『女子中学生溺死事件』は、『事故』ではなく、『事件』であったのだ。

そしてその女子中学生を、恐らく橋の上から突き飛ばしたのは・・・

それだけならまだ、罪悪感から逃れる為、自ら命を絶った事は予測できる。ただ、それにしては『不穏な単語』が多すぎる。

『告発』?? 『奴ら』??

『告発』は何となく想像できるけど、『奴ら』とは・・・誰の事だ??

それだけならまだしも、『劣悪な環境』?? それは彼女の家族の事か??

普通、遺書には読み手が色々と分かりやすく的確に物事を書き連ねる。

そうしないと、後々問題になった事例も珍しくはない。

『死人に口なし』だから、本人から直接聞く事なんて、当然できない。

ただ、この遺書に関しては、『読んでほしいが読んでほしくない』という、複雑な心境を感じ取れる。

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