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沼地の村にて 教官は赴く(3)
ポチャン・・・・・
「ヒィィ!!!」 「んっ??!」
さっきまで静寂に包まれていた筈の沼から、水滴が落ちた音がしたと同時に、水面に不自然な波紋が伝わる。
単に枯葉や木の枝が落ちた様子でもない、それにしては、波紋が止めどなくこちらに漂って来る。
この光景に驚いた村長の息子は、尻餅をついてガタガタと震え出した。俺はすかさず剣を鞘から抜き、臨戦態勢になる。
だが、モンスターの気配は一向に無い。辺りをキョロキョロ見渡しても、モンスターの影すらも見えない。
俺はこのままの状態で戦うのは不利になると思い、村長の息子だけでも、先に村へ村へ戻るように促した。
「・・・確かに、此処には何かがいる。貴方は先に村まで・・・」
「・・・・・あ・・・・・あ・・・・・・
ジキロさん・・・う・・・後ろ・・・」
その言葉に、俺はゆっくりと振り返ると、そこにいたのは・・・
悶え苦しむ 『人形』のスライムであった
ついに音の正体が判明した
・・・が 本当に大変なのは
ここからであった・・・




