第二章 思ってもいなかった『再会』
その日も いつも通りの一日 いつも通り体調 いつも通りの風景
・・・と思っていたのに・・・
「・・・・・?
コンさん、なんか門の向こうが騒がしくないですか?」
「・・・あ、本当だ。」
「こんな朝っぱらから・・・何ですかね?」
確かに、ちょっとした不法侵入者どころの騒ぎじゃない気がする。しかも今は早朝、こんな時間に門が騒がしいのは、明らかにおかしい。
門の周辺で召使いやメイドがグルグルと歩き回りながら、何やらコソコソと話し込んでいる。
しかもその表情から察するに、良い事ではなさそうに見えた。こうなってくると、私も気になって手が止まってしまう。
私は一旦作業を中断して、人混みの中に紛れ込む事に。
どうやら、門の前全員が見つめている様子だった為、私もそこを覗いてみると、そこにあったのは、異様に大きな『プレゼント箱』
紅い箱に真っ白なリボンが丁寧に結ばれているけど、明らかにサイズがおかしい。それこそ、前に港で見た、積荷と同じくらいの大きさ。
確かにこの状況では、誰も手は出せない。こんな早朝にこんな異様な箱が置かれていたら、騒いでしまうのも無理はない。
一体どうやってこれを運んだのかも、誰の仕業なのか、全く検討もつかない。
夜も城の巡回を欠かさない兵士さん達ですら、首を傾げて困惑している。
・・・つまり、誰もいない早朝の段階で、この箱は置かれた・・・という事?
それって、人間一人でできる事なの?
怖かったけど、私はその箱に少しずつ歩み寄る。しばらく見ていたけど箱が動いたりする様子もないし、『いたずら』としか思っていなかったから。
・・・・・ただ、それが間違いであった・・・




