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第8話不機嫌

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

葉山が聖書を読み終わって数週間の時が経った

「・・・・」

葉山の機嫌は聖書を読み終わった数日で地に落ち、現在も地に落ちている


「あのーー」

「・・・・」

偉い女性が葉山に話しかけるが、ガン無視する。聞こえているのに、無視する

「ご飯の時間ですので~動いていただけると~」

「・・・・・」

葉山はむくりと起き上がり、だらーっとした様子で歩き出す


「生気がないですが、大丈夫ですか?」

「本を読ませろ」

「ないです。聖書しかこの国にはないです」

「はぁ、、」

(どうしましょう、、使徒様が生きる屍になっていってます。同じことしか言いませんし)

偉い人が心の中でそんなことを考える


偉い人の名は、アベル、教祖アベル、現在の知恵と豊作の神を司っている教会のトップ

そんな協会のトップ、アベルは知恵と豊作のナカムラの使徒である葉山紫苑の世話を行っている


(相も変わらず無気力ですね。ただ、生命力をヒシヒシと感じます)

アベルは考える。目の前の使徒をやる気にさせる手段を

(これが神の加護でしょうか?どうやったら生命を停止できるかが分からないですね)

「・・・・今日も芋」

「我慢して下さい。この時期は食料の種類不足なんですよ。芋以外の食物が無いんです」

使徒様が一口で丸々一個の蒸し焼き芋を食らう


「製紙技術の記憶があれば、、自分で本を増やせたんだが、、、知識が消えてる。この世界の本は獣の皮を使った羊皮紙なのが腹が立つ。増やしにくい、植物性の紙の技術が恋しい」

(ご飯食べた後は長く喋るんですよねぇ、、数十分後にはまた静かになりますけど)

「・・・・・・・」

葉山紫苑が急に空を見つめる。その様子を見て、アベルの体が強張る


(神のお言葉をお聞きしている!)

「・・・・ふむ」

「神は何をおっしゃられました?」

恐る恐る神のお言葉が何かを問う


「紙を作る魔法?を教えてくれるみたい。条件付きで」

「紙を作る魔法!?創造魔法じゃないですか!!」

(え!無から生み出す訳ではないですよね!?材料要りますよね!?いや!それでも凄いですが!!)

「魔法ってなに?」

「奇跡の術です!私も数個程度しか使えない奇跡の術です!!」

アベルは葉山の肩を掴み、逃がさないようにする


「教えて頂きますよ!!見せて頂きますよ!!」

「・・・・・」

葉山が肩を掴んでいるアベルの手を握る

「条件は今達成されたからな。見せれる」

「今達成された?」



「素材指定、服」


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