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第5話神の言葉

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

(硬いな、、)

三度、三度叩き付けたが女神像は一向に壊れない

(やっぱ地面土では無理か、、硬い地面、、いや、斧でやった方が早いか)

葉山は女神像を抱えたまま、自身がいた馬車へと早足で戻って行った


そして、その様子を見ていた一人の¨獣人¨がいた

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

おらは狼系獣人のラオ、そんなおらが見たのは使徒様の奇行だった

2回女神像を持ち上げて、地面へとぶつけおる

おらはあの像が大事な物だって、聖騎士様から聞いておる

でも使徒様はそれを壊そうとしておる


「使徒様はなにをしておる?」

おらは使徒様が偽物じゃないかと思い始めてた

「・・・・」

使徒様は像を抱えたまま小走りでどこかへ移動をし始めた

それをおらは追従するように追いかけた


そこでおらは見た。恐ろしい戦斧を


「な、なんじゃありゃ!」

大きさは50センチほど、にも拘らずとんでもない重量を傍から見ても感じ取れた

「顔色一つ変えずに片手で持ち上げとる!」

「・・・・?」

使徒様は声に気づいた様子だが、特に何をする訳でもなく


戦斧を像に対して振り下ろした


ガッキ!っと鈍い音が夜空に響く

「硬いな、、はぁ、」

使徒様はため息を吐きながら、再度戦斧を振り下ろす

バキ!っと1度目よりもより深く戦斧が食い込む

「な!使徒様!?なにをしているのですか!!」

おらの背後から聖騎士様の声が聞こえた


「あと一回」

おらは見た。使徒様が振るう戦斧が、夜空の星よりも輝く所を

「ギィヤアアアアア!!!」

「うるさいな」

像からおぞましい悲鳴がこだまする

「・・・・」

使徒様はそんな声に怯まずに最後の一振りを像へと振り下ろした


「・・・・・耳が痛い」

使徒様は耳をぽりぽりと掻きながら、大きな大きなため息を吐く

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

そして、長い長い沈黙の後に

「まだかぁ、、」

意味深な一言を発した

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

『しょうがないだろう。距離が遠いんだ』

(本、、まだ読めないのかぁ、、、肩が痛い)

女神像を壊したのにも関わらず、本はまだ読めない

重い斧を振るってまで壊したんにも関わらず

「し、使徒様、これは一体」

「だれ?」

知らないおっさんが話しかけてくる


「・・私は第2聖歌隊のクリスフトと申します」

一瞬言葉に詰まった後に知らないおっさんが名を名乗る

「そう。で?」

「で?」

困惑した様子で知らない人が首を傾げる


「なんの用?」

ここで一般の者、感性が一般的なものならば、像を壊していることについてのことだと普通ならば分かるだろう。だが、葉山は気づかない。というか、像を壊したこと自体記憶から消え始めている

『面倒だったら、神に言われたって言っておいて下さい。大体解決します』

「何故「神に言われたからだ」

知らない人が疑問を口にしている途中で言葉を被せる


ちなみに述べておくと、これは無意識に葉山が行っている行為であり、悪意はない

さっさと会話を切り上げる為の行為、やられてる側は困惑するか、ストレスが溜まる


「そ、そうですか、、」

「・・・・」

葉山はスッと歩き出し、馬車へと帰って行く


それを混乱した様子の聖騎士と狼系の獣人に見られていた


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