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第4話女神のお言葉

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「・・・・・」

「・・・・・」

ガタガタと揺れる馬車、本は無く、葉山と御者以外誰もいない馬車

(暇だな。本が読みたい)

「・・・・・」

御者の者は話しかけてこない。それどころか、少し怯えている


理由は不明だが、斧を一本握り締めているのが原因だとは考えることはできる

ちなみに、握り締めている理由は暇だからだ。手持ちぶさた故にだ

振ろうと思っていても振れない。葉山の筋力では人に当てれる速度では振れない

持って歩くことはできる。重さとしては、感覚的な物だが、20キロほどの重さだ


まあそんな話は置いておき、一つ言えることは葉山が凄まじく怖いということだけだ

ーーーーーーーーーーーーーーー

数時間?数十時間?数十分?

葉山は寝ていた。馬車の中で、寝転んでいた

「・・・・・」

目を覚ました葉山は首をぐるりと回し、骨をぽきぽきと音を立てながら鳴らした


『起きましたか』

頭の中で女神の声が聞こえる。相も変わらず透明感がある声だ

『言っておきますが、その体に休息は必要ありません』

(・・・なんで寝てたんだ?)

『暇だったのでは?私も寝ることもあります』

(・・・・・・)

神も休息が不必要だと知る


葉山は馬車から降りる。場所はまだ平原、空は暗い

周りには人の気配がある。だが、灯りがない

焚火などもない。違和感がある。危険ではないかという疑問が浮かぶ


『そのまま歩いて下さい。全く見当違いな見た目の女神像があります。知覚できるでしょう』

女神の言葉が頭に響く。女神の言葉通り、女神像であろう存在を知覚できる

『取りに行ってください』

「・・・・・面倒」

女神像はそこそこの距離を歩かないといけない。大体数分程度歩かなければならない


『私の声が届く頻度が下がりますよ』

「別に困らない」

『本のありかを教える人が消えますよ』

女神のその言葉を聞いた瞬間から、葉山は歩き出した


『それでいいです。意味も無いでしょうけど言っておきます』

女神の言葉が続く

『あなたは私にとって大事な存在です。死に近づけることは基本的に無いです』

「これは女神像じゃないのか?」

『・・それは女神像の模造品です。本当の物ではありません』

葉山は女神の話を聞かずに、疑問を口にする


『女神像にも種類があり「静かにしてもらえる?」

女神の言葉を遮る

『私が選んだとはいえ、、いい性格ですね』

「静かにしてくれ。知らない能力使ってるんだ」

『慣れて貰えます?早めに』

これは客観的な印象だが、葉山と女神の性格は似ている


ある目標を叶える為に、叶える為に役に立たないものには雑な対応を取る

葉山と女神はそんな性格だ。要らないものに対してリソースを割かない

近づけないようにする為にも、雑な対応を取る

そんな性格だ


「これか。大事そうに置いているが」

女神像は貴重そうな台座の上に置いてある。周りには何か、、科学では分からない何かがある

だが、それに触れても特に何も起こらない。それと周りには人はいない

こんなにも大事そうな物ならば、周りに誰かがいてもおかしくはないが

『壊して下さい』

女神が破壊命令を出した


その命令を聞いた葉山は女神像を持ち上げ、地面に叩き付けた


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