第3話意味不明な男
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
(人の気配がしてきたな)
葉山は謎の第六感?女神の力?エルフ特有の力?超常的な力?によって人を探し当てていた
「エルフ?」
「お前らが神殿の奴らか?」
何もない平原、そこに野営地らしきものを設営している者達を発見した
「はい。そうです。使徒様、でよろしいでしょうか?」
野営地を設営している者達が葉山に近づき、膝を付く
「使徒?」
「・・・女神様の面識はありますでしょうか?」
「女神?、、、、、、、、、、、、、ないな。女神と名乗る者と出会ったことはない」
(女神?誰だ?)
周囲の人達がざわつく
「では、あなたは使徒ではないのですか?」
『使徒って答えて下さい』
「ん?」
『女神です。知らない人から女神って認識に変えて下さい』
「使徒らしい。女神?に今言われてる」
その言葉に葉山の目の前に膝を付いていた者が、涙を流す
「め、女神様のお言葉が聞こえているのですか」
『聞こえてる。使命も受けている。君のことも知っていると言っている。復唱』
「聞こえている。使命も現在進行形で言われてる。あなたのことも知っているみたいだ」
女神の言葉を復唱せずに、言われた言葉を自分流の言い方で言い放つ
「な、なんと!嬉しきことか!」
目の前に膝を付く者が目を手で覆い、大粒の涙を流し続ける
周りからも涙を流す声が聞こえる
『一旦パスが切れます。言葉が届き、、、、、、』
女神の言葉がブツリと途切れる
「とりあえず、ここから移動したんだけど」
「分かりました!少々お待ちください!!全員!撤収だ!矢文と鳩を飛ばせ!」
膝を付く者の声が響く
その声は平原に響き、耳触りが良い。良く通る声と言うべきだろう
膝を付く者の声を聞いて、一つの仮説が浮かぶ、その仮説を解明する意味はない
ただの知識欲に近しいもの、その仮説が正しいのかは目の前にいる者に聞けば良い
「名を最初に聞くべきだったな。名前は?」
「アルベルト・フォン「長い。フォンと呼ぶ」
名を名乗っている途中で遮り、名を勝手に決める
フォンはその言葉を聞き、呆気にとられた表情となる
「お前、歌やってるのか?」
名を聞いたのにも関わらず、名を呼ばずにお前っとフォンのことを呼ぶ
それにはフォンも動揺する。だが、しっかりと問いの答えを答える
「は、はい。やっております」
「そうか」
言葉はそこで終わった。仮説もそこで終わった
(はぁースッキリした。この時に本があればいいんだが)
「そうだ。お前、本持ってる?」
「ほ、本ですか?聖書のことでしょうか?」
「聖書でもなんでもいい。本を持ってるか?」
歌をやってるか聞いたと思ったら、急に本のことを問いただす葉山にフォンは非常に混乱している
傍から見たら意味不明の場面だ
「も、持っていません。申し訳な「ならいい。早く神殿?に行こう」
謝罪を切り上げ、移動を催促する
(聖書か、前の世界では5冊ほど読んだが、、、、、内容を覚えていないな)
葉山がそんなことを考えている内に、移動を行う準備は終わった
「使徒様、移動を開始します。こちらへ」




