2話
思うがままに書いてます。
ったくよー、かったりーなぁ。
「なんだって、お前のせいで死んでしまったんだって!
責任とれよ、神様なんだろ!!」
はー、このやりとり何回目だ?
「はいはい、私の間違いでした。
なので、特殊な能力つきで転生、ちなみに言葉も覚えるのも面倒だから、10歳位から人生やり直しできるようにしましょうか(棒)」
「誠意を感じないぞ!
第一、お前の責任なんだから、それぐらい当然だろうが!!」
いやね、間違いだろうが何だろうが、死んだらお仕舞いだろうよ。
トラックでひかれたとして、トラックで引いた運転手が引かれた被害者をチート転生させるのが当然か?
それとも、トラックを設計したやつ? トラックを作成したやつ??
ってことで、こいつは希望に、トラック転生って書きやがったんだよな。
ちなみに、自分の意思で、現実認識オフってやっている。
他にも色々あるんだが、まーなんだ、俺がこいつならぜってー望まないやつだぜ。
「ただなー、特殊な能力っていっても、神様でも万能じゃないからな。
ランダムになるんだ、まあ本人適正ってのもあるからな。」
「ふん、それくらいは大目にみてやるよ。
それでどうするんだ?」
この性格は元々のものだな。
尊大で、自分は悪くないってか。
代々引き継いでるだけの奴だが、その引き継いでるのがスゲーからなぁ。
優良顧客には違いないしな。
しっかし、アテナがもうこいつの相手は嫌だといった気持ちわかるわ。
対応の神みたいなもんでも新しく生まれんかね?
俺が強く思っても生まれないんだよな、不便なことに。
おそらく、危機感なんだろうな、最近順調すぎっからなぁ。
「それはな、まあ後からのお楽しみってやつだぜ!」
思わず蹴倒して転生させてやったよ。
VRの世界にな。
奴の希望は、ちょっと度を越しているしな。
現実認識:OFF
世界:ファンタジー
希望:TSハーレム
能力:超魅力
等々・・・・・・
まったく、ど変態もいいところだ。
『なんだこりゃー、女性の身体じゃねーか!
聞こえてるんだろ、神様、これって間違いじゃ済まされねーぜ!!』
ああ、10年とは言っているが、設定している世界の基準の達してる女性に放り込むだけだから、直ぐに開始される。
10年待つとか、さらに倍にしないと設定上無理だしな。
「ああ、間違いじゃないぞ。
てめえみたいな馬鹿ガキは、その姿で楽しく生きていけ。
女性の身体も楽しいぞ、ああ、そうそう能力は"超魅力"な、楽しい異世界ライフを送れよ。
それじゃあな、もう連絡してくるんじゃねーぞ、回線ももう閉じておくからな!」
これで、やっとあとはアテナに任せられる。
アテナと運営陣の努力で、後は本人の希望通りの人生を10年歩む事ができる。
誤差はあるにはあるが、それで文句を言われた事は今までに一度もない。
「さってと、ラプラスさんよ、こんなもんでいいか?」
「はい、よろしいかと。
しかし、次回からかのお客は貴方を指名する可能性がかなり高いという演算結果が出ています。」
俺は心底嫌そうな顔をするが、ラプラスはどこ吹く風というか・・・・・・こいつは表情変えることはないんだがな。
「なんだよ、せっかく嫌われるようにやったのによ。」
「逆に、それが新鮮だったようで、本人の感情は好印象に振れています。」
ちなみに、今回の客は政財界と経済界、両方に影響力をもつ化け物並みのじじぃだ。
95歳らしいが、あと50年は生きそうに見えて仕方が無い。
まだ親も死んでいないらしいし、本当、現実世界は怖いわ。
他にもいろいろと仕事をこなしたり、ラプラスやアテナと駄弁っていると、一日が終わった。
「フォフォフォフォ、あの神様役のAI気に入った。
ウチのスパコンに入れることは出来んかな?」
「申し訳ありませんが・・・・・・。」
「フォフォフォフォ、冗談だ。
今度は、あの神様役のAIに相手をしてもらうのも良いかもしれんな。
新しい体験をするのも良いが、気に入った相手との婚姻も面白そうだ。
DVとか受けるのかのぅ。
フォフォフォフォフォフォフォフォ。」
枯れ枝のような老人が、受付で余計な一言を残して去っていく。
まったく、冗談じゃない。
あんな変態じじぃの相手なんぞ、誰がするかっての。
ラプラスの演算能力は流石だが、対処方法を教えてくれるわけでもねぇんだよな。
あくまで、計算し観測し推測するだけで、それ以上の事はしてくれねぇ。
俺にもっと解析能力みたいなものがあればいいんだろうが、電子世界でも俺は特に頭が良いわけではないようだしな。
次は、逆に媚びればいいかね?
しかし、出来そうに思えないな。
・・・・・・・・・・・・アテナが嫌がるのが良くわかるわ。
TSの中身書いてしまうと、違う話になるのであっさり流してます。
それに、多分ここでは書けない話しか連想できない・・・・・・。




