プロローグ3
うーむ、昨日は何かハイになっていたようだ。
いつのまにか二話投稿していた。
「どうも、私ラプラスと申します。
以後お見知りおきを、マイゴッド。」
片膝をついた大柄ながら均整のとれた身体をした鬼が、いきなり俺にむかって挨拶をした。
ラプラスって、確か"ラプラスの鬼"のことだよな。
もしくは"ラプラスの悪魔"こちらのが一般的だな。
全ての事象を知ることが出来るが、干渉する事が一切出来ないという、ピーピンガー垂涎の位置にある存在だが、俺の事をゴッドと・・・・・・。
ってことは、俺がこれを作り出したのかね??
「お前は俺が作り出したってことでいいのか?」
「より正確には、眠っている本体に干渉して私を生み出したのですが、たいして差はありません。
それより、説明が欲しいのでは?」
なるほど、やはり俺が説明欲しいとおもったのが切欠のようだ。
「すいません、私達は今藁にもすがる思いなのです。
どうか、教えて下さい。」
責任者(仮)は深々とラプラスにむかって礼をしつつ、手を合わせて拝みこむ。
「ああ、俺も知りたい。」
「そうですね、具体的に言っても判り難いかと思います。
そこで、一つの神話を例に挙げさせてもらいます。」
確かにたとえ話のが判り易いことは往々にして多いのが現実だ。
相手の知識に合わせて、話を整えるのも、会議には必要だったからな。
「世界には一体の神がおりました。
神はただ一人、ある日その神は眠ってしまいました。
神は夢をみておりました。
夢の中で、新たに神が生み出されていたのです。
しかし、そこは現実でもありました。
新たな神は何人も生み出されていたのですが、大元となった神、大神としておきましょうか。
彼が目を覚ませば消える事が運命付けられていました。
そのため、神の一人が子守唄を歌い続け大神を永遠に眠らせることにしたのです。」
確かに、どこかで聞いたような神話だ。
詳細はともかく、大雑把な道筋は間違っていないだろう。
「そして、大神も夢に参加したいと考え、自分の分身を夢の中に送り込みました。
仮の身体、アヴァターなどと呼ばれているものになります。」
なるほどなるほど、俺は分身で、本体はこの寝てる俺ということか。
そして、寝てる俺が起きると、起きてる俺は消えてしまうと。
なるほどなるほど・・・・・・うわーコツイちまったよ。
「とまあ、この世界で神野元様は神ともいえます。」
「概要はわかったのですが、原因などが判らないと私共は安心できないのですが、どうでしょうか?」
「原因は・・・・・・わかりません。
ただ、消そうと考えるのなら、ネット回線につながっているPCを皆切断し、フォーマットするしかないようです。
もしくは、巻き戻して神野元様が利用する前にまでするかのどちらかではないでしょうか。
我々は、電子データであって、電子データでないとも言えるとしか言えません。」
あ、あっさり消すとか言いやがった。
どうやら、こいつに俺の利害は関係ないらしい。
説明できる事を説明するという感じなのかもしれんな。
それよりも、もっと建設的な話をするべきだろう。
そう考えると、完全武装をした女性が現れた。
プロローグは次でおしまい。
次回から、ふざけた話が始まります。
・・・・・・多分。




