仲間かな?
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家族と友人に高評価をもらったので頑張りました。
今後少し変わるかもしれませんが、そしたら報告します。
俺では奴に勝てないので、まずは奴を一人で誘い出す必要がある。何らかの濡れ衣を着せたり、武器などを使って物理的に傷つける事も考えたが、それでは気が晴れない。精神的にハートフルボッコにしてやりたい。
何か妙案はないものか。
そう思い、まずは情報収集してみることにした。
幸いにも我らが風田市立高校は俗に言う不良校である。校内にあふれる生徒は志望校に受からなかった馬鹿どもか、葛木のように無駄に強いサッカー部に惹かれてやってきた奴ばかりだ。金を積めばある程度何でもヤッてくれるような奴も珍しくはない。そんな場所を巡れば情報とは自ずと集まるものである。
例えば、
「葛木茂は1軍脱落ギリギリである。」
という情報や、
「葛木茂は同性愛者であり、毎日のように男を連れ込んでいる。」
という根も葉もない噂まで。
さらに、信頼できる情報筋によると、葛木は前回の地区大会でかなり大きな故障を起こしたらしい。だが次の紅白戦で星を出せねば、2軍落ちが決まってしまい精神的に追い詰められているようだ。
これならば、できるかもしれない。そんな期待ができるくらいにはこの情報は大きかった。
早速俺は、見つけた有力な情報をもとに、作戦を練ることにした
6月も下旬に差し掛かる梅雨の日、俺はМと名乗る便利屋に会いに行くことにした。
俺が普段使っているカフェ、そこに居たのは黒髪の男だった。だが、ただの黒髪ではなく、光が当たると若干茶色にも見える、不思議な髪色をしていた。
だがその特徴的な頭髪とは対照的に、Mの顔は説明しろと言われても非常に困る。
不細工なわけでは無い。
美形でもない。
特徴がない。
さっきまで話していたはずなのに、目を離した瞬間には輪郭すら曖昧になる。決して俺のように目立たないわけでもないのに、親戚だったとしても気づかないような、とてもありふれた容姿をしている。
「お前がМか?」
「おう、つーことはお前がケイトか。珍しく依頼が来たからな。誰かと思えば、お前みたいな陰キャが来た。つまらねーことだったら受けないぜ。…依頼内容は何だ?」
「復讐だ。」
「復讐?いったい誰にだ?元カノか?それとも寝取られたのか?」
「そんなんじゃねぇよ。相手は、葛木だ。」
するとМは驚いたような顔をして、
「葛木!?葛木ってあの、葛木茂か?それとも2組の目立たない顔のヤツか?」
「茂だよ。葛木茂。あの優等生クソ野郎だ。」
そもそも2組に葛木は一人しかいねぇだろ。
「いいね、そそるじゃねぇか。お前、アイツに何されたんだよ。」
「あぁ、葛木はアークソウルを馬鹿にした。俺はやつを許さないね。これはすべてのアクソファンを代表する聖戦だ。」
「聖戦ねぇ。クソイベの匂いがプンプンするぜ。」
しかし、そう言うМはニヤニヤしている。
「だが、面白そうだろう?」
「ああ、最高だぜ。復讐理由としては最低だけどな。」
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