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4.ボス狩り

今回は短め、?多分

「うちは旅人でノアっちゅーねん、よろしゅーな?」

「そうか⋯」

うちは今ボス狩りに来とる、つまりは領主との交渉や。

許可証なんか通るわけあらへんけんね?領主サマに通してもらえばええと思ったんや。


「いやぁな?領主はんもここらの犯罪者纏められんっちゅーて困ってはるやろ?そこをうちらが纏めてやるっちゅうてんねん。領主はんにもいい話やと思うけど?」

「領主として犯罪者を見逃す訳にはいかん。」

なんやお堅いやっちゃのぉ、


「なら犯罪にせぇーへんかったらええねん。うちらは公権の元、複数の許可を持って犯罪者から民を守ったる言うてんねん。それに犯罪者をただ殺すっちゅーんもちゃうやろ?あんたのやり方が良かったら生まれんかった奴もおるやろ。そういう奴らが仕方なく犯罪して無惨に抵抗も出来ず殺されるなんて可哀想で仕方ないわぁ〜?うちやったら、もしうちやったらやで?そんな権力者殺したろ思ってまうわ⋯んで、そんな時に、そういうやっちゃを有効活用して領主サマのお役に立てるっちゅーうちが来た訳や。しかも犯罪や無い。そもそも表向きには公権力と分離された大きな組織が犯罪者を縛るけん国っちゅうもんは動くねん。必要悪って分からんか?」

「いやいや、それは分かるが⋯ただお前達が反乱しないとも分からん。」

ん?さっきまで犯罪者絶対許さへんみたいな意見やのに⋯いぃや客観視出来とるだけか?ほならなんで最初からせんかったんや?そもそも犯罪者許さんっちゅうて犯罪者殺すん忍びないって、まぁか弱い立場のは可哀想や思うやろけど⋯いや話の運び方的に普通か?


「ほなら契約しよや?魔法契約。魔法契約やったらあんたらも安心やろぉ?しーかーも、あんたらや民も、犯罪者も、みーんな守ったる。こんないい話あるんか?あんたのケツ拭いてやるっちゅうてん。」

「あまり無礼な言葉使いは擁護できんぞ。」

なんや、なんでここでその言葉出てくんや?最初から言えばええやろに⋯ここら辺に突かれちゃまずい事でもあるんか?

⋯契約しちゃまずいとか?


「論点ずらすなや。この話から逃げたいっちゅー気持ちが見え見えやぞ?」

「いやっ、そんな事は⋯」

あるな⋯逃げたいんか。つまり裏に何か有るな、契約しちゃダメっちゅー法律なんか無いしそんな悪い話でもない、なんなら利はあるやろ、つまり裏で契約が出来ない様ななんかがあるんやろ。仕掛けてみるか?


「なら魔法契約しよーや?別にええやんか。何を恐れてん?まーさーかー、他の組織と裏で繋がってここではらぐろーいお話でもしはって?」

「まっまさか!そんな事ある筈ないだろう!!あまりふざけるのも大概にしてくれ!!」

ほぉ?繋がっとったんか、さらに畳み掛けるかな。


「ならええやん。やろうや?そしたらうちやって街の収益と領主家の使いよる金に大きな差額がある事黙っといたるわ。」

「いっいや、それは貯めていただけで⋯」

お?釣れた!


「なんや、ホンマにそないなことあったんやねぇ?」

「まさかっ⋯」

「いやぁ〜怪しい思とってんね、さっき言ってみたら図星図星で大慌て、ほんでブラフ撒いて見たら見事大物連れた訳や。」

いやぁ〜領主サマの情報GET、あとは脅せばええわ。


「くっ⋯」

「まぁええよ、貯めとったかどうかも垂れこめば調べられる訳や。言ってええやろ?」

「まっ待て!わかった!わかったから契約しよう!!」

「最初からそれでええんや。んで契約しとるとこ言っとけ、ここやともう商売出来んってな?なんかあったらまぁちぃっと揉み消したる。その代わりオクニサマにもお話通してもろてええかい?」

「⋯っ!!わかった⋯紹介状は書いてやる⋯」

「ありがとさん、ほなまた。」



「いやぁ〜大物狩れたわ。アホやったけんすぐ引っかかってくれたなぁ。」

まぁ裏であかんやつと繋がろなんか言われて乗り気なってしまうんなんかアホで目先のことしか見えん馬鹿やろなぁ。


「さてと、金稼ぎせなあかんな〜」

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