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おいしい、、

読んで頂きありがとうございます。


【異界食堂】それは、この世界ハイアースとは違う世界

で食べられている料理の再現に成功した店である。


この店のオーナーは、異世界召喚によって召喚された

少女【飯美味 料子】だ。

彼女のスキル【食材召喚】と職業【調理師】によって

自分が食べたことのある料理、味覚による料理の

再現を可能にした。


彼女は戦闘はからっきしだが、料理に対して異常な

熱意があり、今やこの世界でも指折りの料理人だ。


彼女の名言に【飯は飯とて美味くなければ、飯でなし】

というのがある。


その言葉に感銘を受けたハイアースの料理人が

こぞって弟子入りをしたという、、、



______________




こ、ここが!そうなのか!?


外見で分かるその佇まい。まさに料亭


「お!にいちゃん!ここだよー!席取れたよー!」



やはり、、


中へ入ると、、、、


店の中に橋が掛かっており、その下には、なんと

川が流れており、大きな魚達が泳いでいた。


天井からぶら下がる提灯


これは、期待できるではないでしょうか!?


一人でテンションあげあげしていると


「ルーク様、とても可愛らしいでございます!!」


「にいちゃん、すっごい嬉しそうだなー!」


「わくわく〜?」



くっっ!


だって、懐かしくてさ。



「ようこそ!異界食堂へ!奥の松の間へどうぞ!」




ま、松の間!!

最高級ですね?わかります!!


「こちら、お座敷になりますので履物をお脱ぎ下さい」


ざ、座敷!?な、何と懐かしい触り心地、匂い

これはここを作ったのは、日本人確定ですな。


さぁ、何があるのだ!?メニューは!?


会席料理!?米は先やー!味噌汁もやー!


(ちょっとルーク、落ち着いて!?僕を使ってないのに精神汚染してるよっ!?)


な、なんと!?これは危ない、、危険な料理だ、、


しばらくして

サーシャさんも合流した。いざ実食!!


白米、味噌汁、刺身、揚げ物、焼き魚



あぁ、、、うまい、、ただその一言しかでなかった。



最初の冷えたビール、日本酒、焼酎

これらも最高だった。

だがしかし、俺はもう酔うことが出来ない体に

なってしまったようだ。

アルコールも毒なんですね、、、


あぁー

生きていて良かった、、っと涙を流して完食すると


エルが

「ルーク様、一ヶ月程暇を下さい。必ずやこの料理

マスターしますので!」



そう言って店の人に頭を下げて弟子入りをしてほしい

と言った。


エルは人種が好きじゃないのに、、頭を下げただと?


俺の知り合いには普通に接しているけど他には

冷たくあしらっているエルが??


「ルーク様、店主と話し一ヶ月だけ、ここにお世話に

なることになりました!」


「まじ?よく話通ったね」



「代わりにエルフの料理を教える事を条件にしました」


「え!?いいの?」 「背に腹は変えられないので」



そこまで俺に食べさせたいのかな?

嬉しいんだけど申し訳ないな。

なにかできるか俺に。


「ありがとうエル!嬉しいよ。

じゃあ俺も食材集め頑張るかな」


「お願いいたします」



エルだけを置いて店を後にした。

値段はめちゃくちゃ高かったが

サーシャさんは大丈夫と言い、奢ってくれた。



薬師ギルドに帰る途中、ふと寂しいなと感じた?


なんやかんや、エルはずっと側に居たからな

これじゃあ、どっちが依存してるか分かんないな。



薬師ギルドに着くと人集りができていた?



「なんだい?こんな集まって邪魔だよ!」


サーシャさんが人波を突き進んだので

俺達も後をついて行く。すると、なんと、


皇帝がいた、、、まじできやがった!



「薬師ルークよ、いや、雷の英雄ルークよ。

我が行なった非礼深くお詫びする」


さっきまであった喧騒が止む。

皇帝陛下が平民に頭をさげたのだ

しかも民衆の前で、、

何考えてんだ?このおっさん、、


俺が返事に困っているとサーシャさんが


「立ち話もなんだから、中に入ろうかね」



そう言って薬師ギルドのドアを開けた。


俺は無言で中に入ると皇帝の兵が


「この、無礼者!!陛下が貴様などに頭を下げているのだぞ!?なんとか言わないか!!」


「よすのだ、我らも中に入らせてもらうが良いか?」


無言で頷き中へ入る。そしてテーブルを囲い座る


「茶でも淹れるかね、味は保証しないがね」


サーシャさんは皇帝にも平然とタメ口だ!

かっこいい!



「あぁ、すまない。ルークよ、今一度謝罪する

すまなかった、あの時我は見たままを信じ

行動してしまった。我もガズと同じよな。

その後パラムに吹っ飛ばされ、状況を理解したのだ。


パラムの命の恩人になんて事をしてしまったのかと、、

謝罪と最大級の感謝を、、ありがとう」


パラムさんに吹っ飛ばされたって、、やっぱあの人

やんちゃだ、、元ヤンてきな?


「謝罪は受け入れるよ、でも俺はもう権力に媚びない」


「黙って聞いていれば!今ここでその首落としてやる」


兵士が剣を手に掛けた。

もう面倒なんだよなぁ、、こういうの



全魔力を皇帝達に向けて放つ。



   「"やってみろ"」


皇帝以外の兵士達は気絶した。


っち、皇帝には効かないのかよ


「すまない。こやつらが迷惑をかける

この魔力、以前より強く、濃くなったな。

我でも正気を保つのがやっとだ、、」



一応は効いてんのかな?


まぁ、外野が静かになったしいっか。


「皇帝さん、謝罪は受け取ったから

もう気にしないでいいよ」


「感謝する。それで、ルークよ

申し訳ないが一度城に来て欲しい。パラムがお主に

会って感謝を伝えたいといっていてな、、

報酬の件も話し合いたいのだ」



んーめんどくさいけどなー報酬も別に欲しいものないし


あっ!米とか食材ふっかけるか!?

エルにも言ったことだし!


それに、パラムさんは気の良い人だったしな

最後に会っとくか。



「分かった。いつぐらいかな?」


「ルークの都合の良い日でよい。が、来る時は

教えてくれると助かる。もてなす準備をしたいからな」



「どうやって教えれば?」


「来る前日には辺りにいる兵に伝えてくれ

話を通しておくゆえ」



「了解」


「では、また会おう」


気絶した兵士達を引きずって皇帝は

薬師ギルドを出て行った。



ありがとうございました。

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