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【第二章 穴を掘ってみよう!】- 1/3

来てくれてありがとうございます! よろしくお願いします!


元に、この短いエピソードがもう一つ部分があったけど、第二章が長くなったから、バランスのために、次のエピソードに移動しました。

これでは、またゲームの箱の裏面をよく使います。多分問題ないけど、もし復習したいなら、エピソード2で書いてあります!

 


 キャサリンの魔法空間の中で、まだ彼女が熱から目覚めてエレインになる前の日。


「さて、これで契約と翻訳はすべて完了いたしました。少し休憩なさいませんか?」

「お疲れ様で~す、キツネさん! でも、まだ元気ですよ。みんなを救うための計画を練り始めよ~う。」

「キャサリン様のご命令とあらば、何なりと。」ウチは顔を覆った手越しに言った。

「綺麗な話し方、頑張ってくれてありがとう! じゃ、次は......。」キャサリンは、ゲームのパッケージとメモを交互に見た。「特にこの一文が気になるの。あ、こっちも。」


 彼女は私に、そのゲームの箱を指し示してくれた。

「【家族を惨殺された悲劇から5年後】と【魔法学園に入学】」と彼女が指し示している文を、ウチは声に出して読み上げた。「なるほど......。つまり、私たちの計画の期間を導き出すことができますね。」

「その通り! 上流階級の子女は15歳で、魔法の才を持つ平民は16歳でその学院に入学すると思います。て、て、テレビ、テレビゲームの私、何者として入学するか分かりませんけど......。」

「そして、私たちの体は現在10歳ですね。じゃあ、家族は......。今年のいつか、ということですね。」

 二人の間に沈黙が訪れ、キャサリンは震え始めた。

「心配するのは当然でございます。敗北など、あいにくウチの辞書にはございません。」

「わ、分かるけど......。お母様、お父様、ニーナ、コール......。もし私の家族が襲撃されたら、家族たちだけでなく、おそらく屋敷にいる全員が命を落とすことになるでしょう。皆が私たちのために皆が……。」

「まぁ、可能性が高いですね.。」


 これまでにキャサリンから家族について聞いた話からすると、もし彼らが本当に死んだとしたら、戦争の引き金になりかねない。彼女はまだ、ゲームの箱に書かれた他の言葉とそれらを結びつけて理解できていないようだ。【継承戦争勃発の5年前】て。つまり、10年後には戦争のことも心配しなければならないわけね。


「全員......今年......。」

「えっと、失礼な質問ですけど、私たちの家族には敵がいますか?」

「いな~いよ~。皆、私たちが大好きですよ!」

「なるほど......。」

 金持ちには誰にでも敵がいるものだ。ただ彼女はまだ若すぎるね。まぁ、とりあえず......。

「キャサリン様、安心してくれ。これまで数多くの任務を成功させ、長年にわたって強敵をかわしてきた。この件も必ず解決出来るよ。とにかく、できるだけ早く情報を収集する必要があります。」

「情報? 何なの?」

「例えば、先ほど君が期間を推測したように。その後......。」

 キャサリンの手にあるゲームの箱に目をやると、ある考えがひらめいた。

 それを手に取って表側を向け、表紙に描かれた綺麗な男性の一人を指さした。

「コールくん?」

「ね。ちょっと考えてください。私たち、家族を失い、庶民として身を隠して生きることになると記されていますね。しかし、怪しいですよ。なぜ彼も生きているのか?どうやって?」


 彼女の紫色の瞳が見開かれた。

「コールくんは強力な魔法の使い手ですよ。もし、私たちを守る呪文を持っているかもしれない!」とキャサリンが申し入れた。

 ウチは首を横に振った。

「違うの?」

 ウチとこの無邪気な子、本当に同じ人か......。まったく......。


「すみません。覚えてください。彼は攻略対象ですよ。つまり、我々が戦わなければならない敵ですよ。どう考えても、私たちが家族を失ったことの責任は......。」

「ひっ」と彼女は声を上げ、顔を押さえた。「コールくんが! もう、この情報収集って怖い!」

「あ~、はい......。」

「キツネさん、このことに手を貸してください。彼は絶対にいい子と思ったけど、家から追い出す方法を見つけなきゃ!」

 ウチはただ、黙ってうなずいた。

 自分の論理によれば、犯人となり得る子供がもう一人がいる......。


 まぁ、とりあえず、火災の危険など屋内の脅威に加え、屋敷の警備の弱点や、使用人の中に裏切り者がいないかどうかも確認する必要があるだろう。これらはすべて、前世で強盗を計画する際に必ずチェックしておいたことだ。正直なところ、自分のスキルを「宝を守る」ために使うなんて初めての経験だが……めんどうな~。

 その守らなきゃ宝物がウチをグッと抱きしめた。

 やれやれ......。

「何で急に?」

「最後ですよ。新しい私が起っ......。」



 **********



 ゲームアイテムが初めて見つけてから3週間後。

 真夜中、私の屋敷の北西の隅で。


 掘った穴から硬貨の入った袋を取り出し、それを草むらに放り投げると、泥だらけのまま立ち上がった。ふんと鼻を鳴らして、魔法空間からニーナが私のために手に入れてくれたコインの本をから取り出した。最近受けた【XRAY】という透視の呪文、まだ解除できないのせい、額からスカーフを引き下ろし、目元を覆った。厚みは十分お陰で、それ以外の景色はごく普通に見えた。幸いなことに、この能力はせいぜい1、2層程度の厚さしかない。

 では、今夜の宝物は......。袋の中のコインと、本の中のコインを比べてみた。


 なるほど、なるほど。

 本を片付けて、この間に見付けた攻略本の186ページを取ろうかと思ったら、ちょうど足音と小さな炎が近づいてきた。


「お嬢様、お菓子のご用意もございます。」

 泥だらけになって無邪気にスコップに寄りかかって、額の汗を拭った。

「いいタイミングですわ、ニーナ。ちょうど今夜の穴を終えたところですよ。」


 トレイからお菓子を一つ手に取った。

「どういたしまして。今夜は何を見つけましたか?」

 もう一つお菓子を手に取った。

「今回は......大したものは入っていなくて、またただの古い硬貨の袋です。盗んだ使用人が、もういないかも。ニーナが見付けた本によれば、おそらく200年前の硬貨のうようです。」

「残念ですね。明日、ハミルトン侯爵様にそれを伝えておきますね。きっと喜ばれると思いますよ。この見つけ続けている古いコインは、かなりの価値があるようですね。」

「パパに伝えてくれて、ありがと~う。本当によかったですね。この能力が思ったより、お父様のために便利ですね。」

「確かに……ですが、これほど多くの使用人が長きにわたってこの屋敷から盗みを働いていたとは……。」


「ごめんね、ニーナ。盗んだパンツの証拠は、見つけてない。」

「そのために⁈ あ、悪魔ちゃん、黙ってお菓子を終わらせましょう。」

「はい、は~い。」

 ニーナは黙り込み、静かな夜の空気の中には、私がクッキーを食べる音だけが響いていた。

 私はそのままスコップを魔法の空間にしまい、ニーナからお菓子の入ったトレイごと受け取りました。両手が空いてる彼女は、指先に炎で、掘り終えた穴を照らして調べた。彼女が何か言ったような気がしたけれど、ぶつぶつと呟くような声で、何を言っているのか聞き取れなかった。きっと私の新しい奇妙な趣味について文句を言っていたんだろうけど、できれば私の掘る腕前を褒めてくれていたと思いたい。


「エレイン様?」

「ん~」口いっぱいに頬張ったまま返事をした。

「その呪文で見えるなら、なぜ毎晩あんなに大きな穴を掘ってますか? まっすぐ掘り進むことはできないのか? お客様が噂が広まり始めてますよ。」

 私、ただ笑ってしまった。

 実はXRAYを使っていない。深すぎるから。

 代わりに、その見付けたページを......。


「悪魔ちゃん、その笑い方は怪しいですね。コール様が君を怖がるのも無理はないわね。」

「へへへ、家に戻りましょうか?」

 ニーナは秘密について何かぶつぶつ言いながら、私からトレイを受け取った。



「......ところで、そろそろ、いや、私とエレイン様の明日、コール様は友達のためにお茶会を開きます。」と帰る途中ニーナは何気なく口にした。


 彼女と話すために、私は再びスカーフを目元まで下げた。

「友達? いいなぁ。私だけだと思って、ちょっと心配しました。」

「知らなかったんですか? コール様は、王子たちと友達なんだよ。」

「ぐっ。」

「悪魔ちゃん......。何回もその音......。」

「すみません、どの王子様のことですか?」

「ナンキン様ですよ。でも、明日はヨークくんとロンドン様も誘いを送りました。」

「ぐっ。」


 ゲームの箱に入っていた取扱説明書のことを思い出した。

「【全シリーズ 攻略対象 人気投票 結果発表】

 1位『York(ヨーク) Road(ロード)』

 2位『Cole(コール) Collfield(コーフィールド)』

 3位『Nanjing(南京) Road(ロード)』

 4位『Leif(レイフ)  Saxon(サクソン)』」


 トップ3は集まってる? 怖い怖い怖い。

 ただでさえ抱えている問題で手一杯じゃないか?


 私の反応を見て、ニーナはため息をついた。

「悪魔じゃなくて、私の可愛いなお嬢様として、お茶会に戻らないの? もう3週間......。」


 私は首を横に振り、自分の目を指さした。

 王子たちの下着姿を見たくないというのは、それほど優先順位の高いことではないけど、あの少年たちとは何としても関わりを避けなければならない。それに、この屋敷に客を迎えるのは久しぶりだ。皆が忙しくしている今こそ、自由に動き回る絶好の機会だろう。フフフ、

 コールの部屋にも、忍び込めるかもしれない……。


 突然、エレイン1.0の声を感じた。

【ヨークくんに会いたい~~~~。】

 ダ、ダ、それはダメですよ! 私たち、集中しなきゃ。

「せめてヨークと話してみないか? 君の……この「問題」について彼に話せば......。」

 ニーナはエレイン1.0の考えを読み取ったようだった。

 私、ただ顔の前に、一方の手を立てて降った。


【ヨー~~~~~クく~ん】

 静かにしてください、エレイン1.0!


「ヨークくんと話さないなら、ナンキン、はどう?」

「ナンキン? 何で彼?」

「ただ......彼も2つ魔法属性を使うから、彼に相談してみるといいかもしれません。」

「ナンキン様も......本当に?」

「はい。水と闇。彼なら、エレイン様の新しい呪文を解除するのを手伝ってくれるかもしれません。」

「あ~、確かにいいアイデアですけど......。彼もやだ。」

「や、やだって?......。まぁ、分かりました。でも、もし気が変わったときのために、四人届いたら少なくともお知らせはしますね。」

「ちょっと待って、四人⁈」と、もう皆眠っている屋敷の中で、あまりに大きな声で叫んでしまった。

「そうですね、もう一人男の子が来るみたいですが、誰なのかは分かりません。」


 5人も! やだ~......。

 とはいえ、10歳の少年5人など、それほど脅威ではないが……。


「でもね、お客の名、ニーナでさえ知らないの? 珍し~い。」

「す、すみません。悪魔ちゃんの新しい睡眠スケジュールのせいで、メイドとしての私の役には、普段ほど立てていません。」

 私は謝罪の意を込めて頭を下げ、覆われた目に触れた。


 会話は終わったものと思い、自分の部屋の方へ向き直ったが、ニーナに肩を掴まれた。

「その汚らわしい服で、どこに行くつもりですか?」

「ぐっ。」



 お風呂の後、自分の部屋で一人きり。

 私は魔法空間から図書館で見つけた【コレクターズ・エディション取集アイテム: 攻略本 pg. 187】を取り出し、裏返した。


【コレクターズ・エディション取集アイテム: 攻略本 pg. 186 】: 地図 ー ハミルトン公爵の屋敷 (子供の時代)


 ページを見るためにスカーフを目に巻き付けて、鉛筆で、またしても宝の印にチェックマークをつけた。ちょっと変ですね……。このページはまるで宝の地図のようだが、重要なものはほとんど見つかっていない。古いコインや盗まれた小物がいくつかあるだけだ。武器か、手がかりか、罠か、それとも……何かが見つかると思っていたんだが、今や、ゴミと庭は穴だらけだけ。それなのに、何が私たちを襲ってくるのか、その兆候すらない。

 ゲームのことは何も分からないけれど、もしかしたら……。

「エレイン1.0様、キツネさん。これは、攻撃がまもなく起こるというさらなる証拠だと思います。」


 魔法の空間に手を伸ばしてメモを取り出そうとしたが、うっかり下着のセットを引き出してしまった。魔法の空間に手を伸ばしてメモを取り出そうとしたところ、うっかり下着のセットを引き出してしまった。恥ずかしさのあまり、慌ててそれを中に押し込み、代わりにメモを取り出した。前に、下着泥棒から身を守るために、何もかもあの中に隠すようにしている。


「さ、さて......あの攻撃について......。この地図は、立ち入り不可とされている場所が数多くありますね。部屋、廊下、コールの部屋、玄関、庭しか行けなさそう。そして、具体的に【子供の時代】のものとして記載されてますね。ほら、メモも見て......。【コレクターズ・エディションの特典:

 家族が亡くなる前の、これまで語られなかったストーリーイベント】......。」


 つまり、全部がこの屋敷にはそれほど長く住まないことを示唆している。

 突然、涙がポタポタと私のメモと地図の上に落ちた。

 あれ? 何で急に?


 頭の中で【怖い】とエレイン1.0様がすすり泣いた。【時間が足りなかったらどうしますか?】

 彼女の恐怖がにじみ出るにつれて、私は別の恐怖に身震いした。

「......そして、もし私たちが実際にゲームのことを変えられないとしたら?」


【おい、二人しっかりしなさい。エレイン、187ページを見てください。】とキツネさんが命じた。

 キツネさん言われた通り、地図を裏返して魔法の図が描かれた面に戻した。

【キャサリンには魔法空間、カメラ、スチルが搭載されるはずだが、実際にはこの図にはない呪文を選びました。】

 キツネさん、何で三週間前の話に......。

【エレイン。どうしてまだ気づかないの? もう、自分の運命を変えたんじゃないの? 可能なことなんだよ。】


「あっ、たしかに! ありがとう。」

 目を覚まそうと、両方の頬をパンと叩いた。

「時間が足りないという点には......今夜の残りの予定に取り掛かりましょう。」


 魔法の図面を裏返し、地図に戻した。次のまだ調べていない部屋はどこ?ん~、なるほど。スカーフを額の位置まで引き上げ、書類を片付けると、部屋の窓を開けた。音もなく窓から外へ出て、細い縁に身を移した。軽い風に煽られて、この気持ちが最高だな~と考えた。


 でも、なんとなく何かを忘れているような気がする。


読んでくれてありがとうございます。

もし分かりにくいところあるなら、ぜひ教えてください!


これは、第二章の1/3

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