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歌を贈ろう。貴方への  を込めて (連載版)  作者: 央美音


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10/14

国王は何をしていたか2

 アリアを捕縛した後から、レイアスが屋敷で寝込んでいるという報告を聞いてルイザーの胸は痛んだ。屋敷に送り込んだ手の者の耳にも入るくらい今のマリージア家は混乱のさなかにあった。

 ルイザーは、レイアスが寝込んでいる姿を想像するだけで胸の中の悲しみが溢れた。

 ルイザーは、ただレイアスに見てもらいたいだけなのに、どうしてここまでしても彼女は自分を見ないのかと彼はとても悲しくなった。



 アリアの公開処刑が行われた。

 ルイザーは、手の者を処刑場に送り込んでオブーツェ伯爵が彼の指示通りにしているのかを監視させていた。

 執務室で書類を裁いていたルイザーに、処刑場の責任者から処刑場に響き渡るアリアの歌声の話を報告された。


「触るな。そのまま何もするな」

「よろしいのですか」

「よい。触れば厳罰だと言っておけ」

「かしこまりました」


 責任者がその場を立ち去るとルイザーは深いため息をついた。

 ルイザーは、キュレブがアリアに何らかの魔法を仕込んだと思っている。

 アリアの死がきっかけに発動する魔法など、あのマリージア家の当主には息をする程度の技術だろう。

 おそらくアリアの首から流れているという歌声は本命では無い。

 キュレブが、アリアにどのような魔法を仕込んだのかは知らないが、アリアを動かしたとたんに周囲一帯焼野原になる魔法を仕込んでいてもおかしくは無いと彼は思っていた。 

 アリアの裁判が始まった後からマリージア家の動向がつかめていない。あの家に送り込んでいた手の者から連絡が無くなっているので、ルイザーにはキュレブが何をしているのか全く分からないでいる。


「それにしても、恋の歌か。アリアは、ガイナーを好いていたのか」


 ルイザーにはそれが意外に思えた。彼は、今までアリアとガイナーの行動を詳しくは把握していなかった。

 ルイザーにとってアリアは、レイアスとのお揃いでしかなかった。

 アリアが、婚約者であるガイナーをどう思っていたのかなど考えもしなかった。

 ルイザーがアリアにも感情があったことを初めて意識した瞬間だった。

 その時、オブーツェ伯爵につけていた手の者が戻ってきた。訓練されている手の者が慌てた様子を見せたことにルイザーは少しだけ驚いた。


「ご主人様、オブーツェ伯爵が移動中に馬車ごと消えました。行方がわかりません」


 これにはルイザーも言葉を無くした。

 証拠は無いがきっとキュレブがオブーツェ伯爵を連れ去ったのだろう。マリージア家はどこまで規格外なのだと驚くしかない。


「経緯」

「オブーツェ伯爵が処刑場を出て待機させていた馬車に乗り込み王城方面に向かっていました。第五、第四通りを通過し第三通りに差し掛かっていた時、忽然と消えました」

「痕跡」

「魔法発動の痕跡は見つかりましたが、使用者の特定は難しいです」

「異変」

「突然二頭立ての馬車が消えたのに、誰も気づかず騒ぎませんでした」

「……何故」

「オブーツェ伯爵を連れ去るために、その場にいる者たちに馬車を認識させず、発動前から馬車を認識していた者には効かない程度の魔法が発動していたと推測します。馬車が消えたことは全く理解できません」

「放置、引け」


 ルイザーの前から手の者が音もなく消える。キュレブのここまで素早い行動と魔法技術にルイザーは舌を巻く。

 オブーツェ伯爵は、きっとキュレブと共にいるのだろう。

 どこに連れ去ったのかは知らないが、きっとオブーツェ伯爵は生きては戻らない。

 ルイザーは、何故キュレブがアリアを助けなかったのかが分からなかった。ここまで出来るマリージア家が娘一人を助け出すなど朝飯前だろうにと不思議に思っていた。



 その日、ガイナーに異変が起きた。アリアの歌声が聞こえると騒ぎだした。

 そして、ルイザーが蟄居を命じていたのに、リクナシスが無断で処刑場に連れて行った。そこでガイナーはアリアを見て泣き叫び、とても王族の一人とは思えない程の無様な姿を兵士に見せつけた。

 ルイザーは二人の王子の行動に怒りよりも呆れしかなかったが、このまま許すわけにはいかないので表面上は怒りの表情を乗せて厳しく言及した。

 ルイザーは、リクナシスにはガイナーに接触を禁止させ、ガイナーには使用人を排除し扉の前に兵士を配置するように命じた。彼の命令をリクナシスはただ受け入れ、ガイナーはただ泣いているだけだった。


「全く、騒ぎの中にわざわざ出向くとは、次期国王であるのに何を考えているのか」

「あまり、リクナシスを責めないでくださいまし、あの子はまだガイナーのことを忘れられていないだけです」

「わたしはともかく、お前がガイナーを切り捨てるとは思わなかったな」

「切り捨てるなど。あの子は王族にあるまじき行為をした愚か者です。……わたくしは愚か者に時間を割く暇はありませんから」

「そうか」

「そうです」


 ガイナーもキュレブが狂わせたとルイザーは確信している。ガイナーは今も部屋の中で怯え叫びアリアの名を呼んでいるだけになっていると報告されたがルイザーはそれを放置している。

 アリアを処刑した後、処刑場が騒がしくなった。アリアの歌を聞こうと人が殺到し、それ目当ての犯罪が起きて問題になっていた。

 ルイザーは、処刑場に近づけば罰則と命じた。その時にアリアの周りに柵が出来たのを知ったが、彼には興味が無いことだったのでそれを命じたリクナシスには何もしなかった。

 教会から神罰が下ると抗議が来たが無視した。処刑場でアリアへの祈りを拒否した教会の指示など聞く必要がないからだ。

 アリアを返せとマリージア家から抗議と謁見の申し出が出ているがそれを無視し続けた。

 しばらくして、オブーツェ伯爵が変死体として見つかったと報告が来た。自身で掘ったと思われる穴の中で死んでいたというのだ。

 ルイザーはオブーツェ伯爵の死を公にしないように命じた。その後に王都にあるオブーツェ伯爵家の屋敷に兵士をやってオブーツェ伯爵の娘ナラメを保護するように命じた。

 だが、ナラメの姿は屋敷には無かった。ナラメがいたと思われる部屋は荒らされた様子が無かったので、オブーツェ伯爵がいない時に消えたと判断された。

 領地にいる可能性も考えて兵士をそちらに向かわせようとする動きがあったが、ルイザーはナラメの捜索を取りやめさせた。

 そして、次のオブーツェ伯爵とする者を親戚の中から選ぶようにオブーツェ伯爵の親類に命じてオブーツェ伯爵家の件はこれで終わりとした。

 ナラメもまたキュレブによって攫われたのだろうとルイザーは確信していた。

 ナラメがオブーツェ伯爵に屋敷で軟禁されていたのをルイザーは知っていた。

 オブーツェ伯爵がいなくなった後、オブーツェ家の屋敷に送り込んでいた手の者たちが消えていた。

 ルイザーはキュレブの仕業だと思っている。

 ルイザーは、アリアの処刑に関わるものを全てこの世から消す気でいるのだろうかとキュレブの行動に少し呆れていた。

 アリアが処刑された後、マリージア家が王城に現れることは無かった。抗議と謁見の申し出は手紙で送られてくるだけで、キュレブ本人が王城に姿を現すことは無かった。

 ルイザーは待っていた。キュレブがルイザーの前に現れるのを待っていた。ガイナーのようにルイザーを狂わせないのか。オブーツェ伯爵のように殺さないのか。ナラメのように行方知らずにしないのか。

 ルイザーはキュレブが来るのを楽しみに待っていた。



 アリアの処刑後からルイザーの周りは変わった。タノゴラが以前よりルイザーの隣にいることがなくなった。会話も最小限となり公的な話は淡々と、私的な話は全くしなくなった。

 ルイザーは、タノゴラの変化を寂しく思うが仕方がないと思っていた。タノゴラにとってガイナーだけでは無く、ルイザーも支える存在では無くなってただの愚か者になったのだ。

 タノゴラは、愚か者に時間を割く暇は無いと言っていたので、ルイザーはそれをただ受け止めていた。

 ルイザーはアリアの処刑を後悔などしていなかった。

 レイアスがルイザーを見つめる表情は、どのようなものかを考えるだけでルイザーは楽しくなる。

 キュレブが来ないと何も始まらない。早く来ないかとルイザーは期待に胸を高鳴らせていた。

 

 

 ルイザーは、王城で何事もなく過ごしていた。

 リクナシスの妃が妊娠した。一人目は男だったので、何事もなければリクナシスの次に国王となる。

 ルイザーは久しぶりの慶事を素直に喜んだ。

 早速、結婚相手の家を決めた。他にも色々決めることがあった為、ルイザーは少しの間だけレイアスのことを意識しなかった。

 アリアの処刑後から数年、ガイナーとナラメの醜聞が王都だけではなく国中に噂として囁かれている。

 ガイナーは、アリアの処刑から二年後にリクナシスが療養所に入れた。

 ルイザーのことも噂をされているが、その内容がとんだ見当違いで思わず笑ってしまったのは仕方がないと思っている。

 オブーツェ伯爵家が爵位を返上してきた。

 たった数年で領地が荒れた当代オブーツェ伯爵の姿は、ルイザーが初めて会った時よりやせ細り、立っているのがやっとだという程弱弱しいものだった。

 元オブーツェ伯爵家の領地は今のところ国王預かりとなっている。

 ルイザーは、領地をリクナシスの二人目の子供に継がせようと考えていた。それと、ガイナーに渡すはずだった公爵の位をその子にあげる予定だ。

 リクナシスの妃は三人目を妊娠中だ。三人目も男と分かっているので、この子は貴族家に婿入りさせようとルイザーは考えている。貴族家の候補はいくつか出たのでそこからルイザーが決めるのだ。

 それからまた数年。マリージア家当主がキュレブからカールズに変わったという手紙が来た。

 これには貴族間で騒ぎがあった。当主変更の権利はその貴族家にあるが、国王からの宣言も無く当主を変えるのは非常識としか言いようが無い。マリージア家に非難が殺到した。

 ルイザーはその騒ぎを収めることなく、マリージア家の当主変更の宣言をした。宣言の後先などルイザーはどうでもよかった。

 国王が全てを決めようが、それに従わない者などいくらでもいる。今回もそれと同じだとルイザーは思っている。

 ただ、これでキュレブとレイアスは王城に出向く立場を捨てたという事実に胸が痛くなる。

 隠居した貴族は未成年者と同じように王城に現れることは滅多にない立場になるのだ。それがルイザーにはただ悲しかった。

 もう、レイアスはルイザーを見る気が無いと言われているようだった。

 ガイナーが王城からいなくなってから十年。

 ルイザーに、ガイナーが療養所で死んだと報告があった。それをルイザーは返事一つで終わらせた。

 ルイザーにとってガイザーは既に死んだ者だと思っていたので、その報告があった時はまだ生きていたのかと思っただけだった。

 ガイナーの葬儀はいつの間にか済んでいた。

 その間マリージア侯爵となったカールズが、ルイザーの前に現れることは無かった。

 領地にこもって魔法の開発をしているというのをルイザーは耳にしていただけだった。



 ルイザーは、私室の一つにあるソファーにだらしなく座っていた。最近では公務に力を入れるだけで他に手がつかず、ため息しか出てこない。

 相変わらずマリージア家の動向がよく分かっていないのでルイザーの元気は無い。

 ルイザーは六十をとうに過ぎていた。一体いつになったらキュレブは会いに来てくれるのだろう。

 

「早く来ないものかな」

「誰も来ませんよ」

「なんだ、いたのかタノゴラ。久しぶりに話しかけてきたな」

「マリージア家の者は誰も来ません。キュレブもレイアスもカールズも、誰もあなた様に会いに来ません」

「断言するとは、さてはわたしではなくキュレブはお前のところに現れていたのか」

「今まで黙っていて申し訳ございません。確かにわたくしの前にマリージア家の者が来ました。キュレブでは無く、カールズの方でしたが」

「そうか、息子の方か。それは、いつの頃の話だ」

「アリアを処刑した二日後に、突然わたくしの私室に現れました」

「なんと、王妃の部屋に無断で入るとは礼儀知らずな奴だ。しかし、アリアを処刑して二日後にタノゴラに接触していたとは驚いた」

「そうですね。わたくしは、あの時のことは今でもよく覚えております」


 アリアの処刑した時、カールズは十四才だった。あの時からカールズが関わっていたのなら、マリージア家はやはり面白い家だとルイザーは感心していた。


「それで、カールズはお前に何をした」

「何も、しいて言えば会話を少し」

「そうか。それで、お前が今わたしにその話をするのは?」

「あなた様がいまだにマリージア家を求めているのを見て、わたくし辛くなりました」

「辛くなるようなことか。何故お前が辛くなる」

「わたくしは、あなた様に嫉妬していたのです」

「わたしに嫉妬だと。何を嫉妬したのだ。お前が嫉妬するようなことなどわたしには無い」

「いいえ、あなた様にはあるのです。……わたくしはあなた様が恋をしたことに嫉妬したのです」

「わたしの恋に嫉妬したのか」

「そうです。わたくしは恋をしたことがございません。恋など物語の中でしか存在しないものだと思っておりました。あなた様のご両親、わたくしの両親にはそのようなものは見いだせなかったですし、わたくしたちにもそれは無かったでしょう」

「確かに、お前には恋をしたことは無い。レイアスに抱いたものとは違う感情しかなかった」

「わたくしもです。あなた様を支えることが家の為。全ては国の繁栄の為と教えられていたので、わたくしはあなた様に恋という感情を持つことなど、思いつきもしませんでした」

「わたしが恋をしたのはいけなかったのか」

「いいえ、いいえ、あなた様の恋が胸の内で収まっている時はわたくしもただ見守るだけでした。ですが、アリアを利用してまでレイアスの関心を得ようとするあなた様に嫉妬したのです。国王としての立場を利用してまで、そこまで彼女に執着するあなた様が羨ましくなったのです。わたくしが持たないものを持っているあなた様に嫉妬したのです。あなた様とわたくしは全てを決められていた者でした。ですが、あなた様だけが恋をしたことにわたくしは嫉妬したのです。この感情がアリアを死に追いやるなど思いもしませんでした」

「お前は関係ないだろう。アリアを処刑したのはわたしだ。全てはわたしが決めたことだ」

「違います。あなた様、わたくしはあなた様を煽るようなことをしていました。アリアの付き添いで王城に出向いてくるレイアスの関心をわたくしに集中させていました。あなた様が見てほしかった彼女の視線をわたくしに向けさせていました」

「わたしは、わたしを見てくれる彼女を望んでいただけだ。アリアの死の責任はわたしだけにあってお前には無いのだ」

「嫌です。嫌なのです。そうやってあなた様はずっと恋をするのです。わたくしが出来なかった恋を捨てることなく死ぬ気でいるのを見続けるのは辛いのです」

「何を言う。わたしは死ぬ気なんぞ無い。ただキュレブが会いにくればそれを捕縛してレイアスに引き渡そうと待っていただけだ。その時には、さすがのレイアスもわたしを見るだろうと思って楽しみにしていたのだがな」

「……は?」


 ルイザーの返答にタノゴラは絶句する。彼の目を見ればこれが本気であると分かった。

 

「ガイナーがああなったのは、王城にキュレブが侵入して魔法を仕掛けたと考えてな。だからいつかわたしを標的に、王城に侵入するだろうキュレブを対象にした捕縛魔法を至る所に設置していたのだが、やはり気づかれていたのだろうか。マリージア家が代替わりしたと聞いて、いつキュレブが現れるかと楽しみにしていたのだがな」

「そんな魔法を王城に……」

「わたしを誰だと思っているんだ。この国の王が魔法の一つや二つ誰にも気づかれずに作れないなど名折れに等しいぞ。しかし、この魔法は相手が来ない時点で捕縛不可能なのが弱点だな」

「それは、そうですわね」

「だが、わたしがキュレブに会いに行くのもおかしいだろう。それに、会いに行ったところでキュレブが彼女に会わせてくれるとも限らん」

「それは、確かに当主だけで対応する可能性が高いですわね」

「わたしは彼女に見てもらいたいだけなのに、どうしてこう会うことも難しくなったのか」

「それは、わたくしがアリアをガイナーの婚約者にしたせいで、あなた様を不快にさせ続けた結果です」

「だから、アリアのことはわたしが決めたことだ。レイアスの視線をわたしに向けさせたかったし、彼女とのお揃いを誰にも渡したくなかったから殺した。それだけだ」

「ですが、そのせいであなた様はマリージア家に酷く執着しています」

「もう、レイアスが王城に現れることは無いと思うと悲しくなってな。いつまでも、何処からかキュレブが現れないだろうかと思うのは執着になるのか」

「はい、そうです。ようやく気づかれましたか」

「そうか、これはもう恋ではなくなっていたのか」

「……それは、わたくしには分かりません。わたくしは、きっと死んだ後でも、恋を理解出来ないままでしょう」

「レイアスへの恋は、良いものだった。それは確かなのだ」

「そうですわね。楽しそうなあなた様を隣で見ていたわたくしがそれを知っています」

「そうか。それで、お前はカールズとどのような会話をしたのだ」

「それは、あなた様への決別をわたくしに伝えにきたのです。わたくしは、それをあなた様に伝えませんでした。あの時は、決別を伝えたらあなた様を失うのではないかと恐れていたのです」

「それは、その時にならないと分からない問題だな。それで、カールズは何と言ってわたしとの決別としたのだ」

「それは、マリージア家はあなた様に従うことは無い。アリアの顔を立てて領地は守り続けるが、あなた様の代で、王城に出向くことは無いとのことです。これを伝えるのに、随分と時間をかけてしまいました」

「本当にそれだけなのか。……つまらないな」


 

 タノゴラはルイザーよりも先に死んだ。それは久方ぶりにルイザーとタノゴラが私的な会話をした一年後のことだった。 

 その後、ルイザーはどんな時でもつまらなそうな顔を隠しもせずにいた。

 ルイザーの統治は、アリアの処刑から十八年が経った頃に終わった。リクナシスが国王になってアリアの名誉を回復させ、アリアはマリージア家の墓地に埋葬された。

 ルイザーが死んだ時、誰もが席を外していたので彼の周りには誰もいなかった。

 死に顔もつまらなそうな顔だったルイザーが、いつ死んだのか分からないまま葬儀は終わった。

次の投稿は5/2になります。

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