ハンバーグ作り
新しい肉料理を作るためにハンバーグと言う肉料理を作る事になった俺達。
料理経験があまりない俺とカホさんは不安に感じながらも材料を用意してハンバーグ作りを始めるのだった。
「牛と豚の肉を使うんだな」
俺は用意した肉を見て言う。
肉料理と言ったら大体一種類の肉だったが、ハンバーグは二種類の肉を使うようだ。
「牛肉はグレートホーンブルの肉を豚肉はフライングピッグの肉を使用します」
おおう、中々の高級肉だな。
グレートホーンブルは普通の牛とは比べ物にならないくらい大きな角を持っている牛のモンスターでフライングピッグは羽が生えた豚のモンスターで普通の牛肉、豚肉よりも旨いんだよなぁ。
まあ、その分どちらもそれなりに凶暴だからなめてかかったら痛い目を見るんだよな。
それで作るんだから旨い事は決定だな。
「まず最初ですが、この牛肉と豚肉を細かくするみたいですね」
「細かくって事はあの細かくする魔道具を使うって事だな」
フルーツを細かくしてジュースにする魔道具。
これに肉を入れて動かすと肉は細かくなった。
「おお、肉が細かくなったな」
シルが細かくなった牛肉と豚肉を見て言う。
「そしてタマネギをみじん切りにして炒めるみたいです、カホ、タマネギを切ってくれ」
「儂がか? しかし」
「大丈夫、私の言った通りに切ってみるんだ」
「う、うむ」
カホさんは包丁を持ちジョルジュに言われた通りにタマネギを切っていく。
「で、できたのじゃ」
ジョルジュに言われた通りにしたカホさんが切ったタマネギは綺麗にみじん切りにできていた。
「おお、カホさん、ちゃんとできてるぞ」
シルがみじん切りにしたタマネギを見て言う。
「そ、そうかのう」
「切ったタマネギをフライパンで炒めるんだ、火傷しないように注意するんだ」
「わかったのじゃ」
カホさんはジョルジュの言う通り火傷しないように気をつけながらフライパンでタマネギを炒める。
「それくらいで良いぞ、上手にできてる」
「おお、そうか」
上手にできてカホさんは安堵する。
「さて、次の工程だが、まずは牛肉に塩を入れて混ぜるようです」
俺達はそれぞれのボウルに入った牛肉に塩を入れて手で混ぜていく。
「肉を混ぜるのは初めてだが意外と粘りがあるんだな」
シルの言う通り手で混ぜていると粘りがあった。
これは新たな発見だな。
「ある程度混ぜたら次は豚肉と胡椒とタマネギを入れて一緒に混ぜるようです」
混ぜた牛肉にさらに豚肉を加えて混ぜるようだな。
量が多いから粘りも多いな。
「ふむ、混ぜるだけなら儂でも何とかできそうじゃな」
カホさんも一生懸命手で混ぜている。
ジョルジュが教えてくれているから何とかなっているようだ。
「混ぜ終えたら肉を大体四等分にして一つずつこのように手のひらに叩きつけるようにして交互に十回くらいして中の空気を抜いて終わったら真ん中に指でくぼみを作ってください」
俺達はジョルジュに言われた通りにする。
カホさんも上手くできているようだ。
「全部できたらフライパンで弱めにゆっくり熱して肉を焼いていくみたいです、カホ、やってみてくれ」
「う、うむ、わかったのじゃ」
フライパンに油を入れて火を弱めにしてゆっくりと熱していく。
「そろそろ良いだろう、カホ、四等分した肉を全部置くんだ、火傷しないように気をつけてな」
「う、うむ」
カホさんは緊張しながらも四等分した肉を全部フライパンに置く。
肉を置いた事で肉の焼く音が出る。
「大体五分くらいで全部ひっくり返すんだ」
「わかったのじゃ」
それからカホさんはフライパンで焼かれている肉を集中して見ている。
「ひっくり返すのじゃ」
カホさんは肉をひっくり返す。
肉は少し焦げているようにも見えるが大体綺麗に焼けていると思う。
「すまぬのじゃ、焦がしてしまったのじゃ」
「いや、このくらいなら問題ない、むしろ上出来と言っていい」
「そ、そうかのう」
そしてカホさんは反対側も焼いていく。
「そろそろ良いだろう、皿に乗せてくれ」
「わかったのじゃ」
カホさんは皿の上に焼いた肉を乗せる。
ちょっと焦げ目があるけど見た目は綺麗にできてると思う。
「仕上げにソースをかければハンバーグの完成です、カホ」
「うむ、こうかのう」
カホさんは仕上げにソースをかける。
「こ、これで完成かのう?」
「ああ、これで完成だ」
そうジョルジュが言う。
こうしてカホさんが作ったハンバーグが完成したのだった。
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