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異世界世紀末勇者無頼伝説   作者: ヘルメット
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アナライズ

少年漫画の王道、戦闘力の数値化!でもこれやると矛盾したり適当増えるんですよね。インフレもするし。

 五人衆が現れやがった。四天王の次は五人衆とか何考えてやがるんだ。それに比べて俺の方はまだ四天王が決まって・・・モヒーも入れればちょうど5人になるじゃねえか?クククク、グヘヘヘヘヘ。


「きやがったな魔王軍の五人衆!!俺の五人衆と戦いやがれ!!」


「えええ!?いつの間に五人衆作ってたのよ!?」


 小娘が余計なことを言い出す。だが俺はそれをスルーし、モヒーに声をかける。


「切込み隊長はお前だあ!!奴らを倒せ!一人倒せば食料を!二人倒せば水を好きなだけくれてやろう!!」


「ヒャッハアアアアアア!!食料だああああ!!!水も俺のもんだああ!!ぶっ殺してやるぜええええ!!」


「ちょっとモヒー、いつも貴方は食料も水も好きなだけもらってるじゃない!?なんでそれでテンションあがるの?」


 確かに小娘の言うとおりである。しかし実際のところヒャッハー達は食料+水と聞くとテンションが上がってしまうのだ。あとこいつらは地面の下に埋もれてる缶詰とか見つけるとすげえ顔で喜ぶ。肉はなんでも食う。種籾も育てないで食いたい奴らなのだ。何でも食べるせいか食糧事情は悪い時代であってもガンガンでかくなる。どうしてこんなにでかいんだ?という奴もいるが、まあ環境に適応したのだろう。


「ふん、貴様の相手はこの私、【賢者セージ】がしよう」


 そう言って出てきた男は全身を包むマントを放り捨てる。中から現れたのは学者然とした老人。しかしその瞳は光を宿し、確かな意思を感じさせるものだった。クソ、モヒーの方がバカそうだ!!


「ジジイ!踏み潰してやるぜ!!」


「私の魔法を食らってもそんなことができるかな?ファイアボールとアイアンボールを同時に詠唱、合成し、鉄の破片をばら撒くボムボムボールをくらうがいい」


 セージの放った魔法は即興で手榴弾を合成するような魔法だった。轟音と共に炸裂し、モヒーを巻き込む。


「うぎゃあああああ、いてえええ、いてえじゃねえかジジイ!!!!」


 全身から血を出してはいるが、かすり傷だった。あいつヒャッハーだしな。基本的に銃火器には強い。


「馬鹿な!?オーガでも即死する魔法だぞ!!うぐあああ」


 モヒーが胸倉を掴んでセージを吊るしあげる。


「そんなバカなことがあってたまるか、く!ステータスアナライズ!な・・・なんだこれは!?」


 一瞬セージが光った後、この場にいた全員の頭上に英語と数字が表示された。



 横にいた小娘の頭上にはHP30 MP20と出ている。転がっているヴァーミリオンはHP3 MP15である。小娘以下じゃねえか。


 セージの頭上にはHP350 MP500とある。対するモヒーの頭上にはHP3500 MP0である。どれほどの数値なのかわからないが小娘が一般人とするとセージも低くはないのだろう。アギトを見たらHP12000 MP1500になっていた。虫じゃねえのかよ。MP賢者より高いじゃねえか。

コウアンはHP?MP?になっている。なんだこいつ。


「ギ、ギブアップ」


 セージは敗北を宣言したが怒っていたモヒーはセージを地面にたたきつけたあと予定通り踏み潰していた。



「セージめ。無様をさらしたな。俺が出よう」


 そういって次の男がマントを放り投げ、空中前転しながら俺の前に着地し、そのまま深く地面に潜り込んだ!


「ふふふ、どうだ、地中深く潜り込んだ!!」


「大将首を狙うか!太い奴よ!!」


 すると地面の奥底から奴は言った。


「ふ、セージは五人衆でも一番の使い手。俺や他の3人は奴とは格が違うのだ。よって、この通り平身低頭奥義・フライング土下めり込みでお詫びいたします。お見逃しください」


 奴は謝ってきた。俺は何も見なかったし聞かなかった。他の連中にもアイコンタクトでそれを伝えると魔王討伐へ向けて歩を進めるのだった。



賢者セージの魔法書 アナライズ系の魔法について一部抜粋


 現代における戦闘の際にアナライズの使い手は必須と言ってよい。彼我の戦闘力の差が数字で出るということはつまり、戦って勝てるか事前に知ることができるのだから。

 中略・・・・・・とは言え私のような達人になってくると最早ほとんどの相手が自分よりも格下に該当するわけで、一々確認するのもMPの無駄である。なにしろ100近くもっていかれるのだから、専門の観測者ならともかく、ダンジョン内ではフロアマスタークラスや未知の階層に遭遇したときでなければ使っていたらきりがない。また決闘のような場合もその分の詠唱を先手を取るのに使うべきであり、実戦で使いながら戦闘をするにはあまり多用できない魔法なのである。


※ちょこっとキャラ紹介


ゼロさん・・・・・・ HP999999 MP0 でした。セージはこれを見て死を覚悟。また他4人のメンバーも土下座の方向へ。本人の頭上にあるためゼロさん本人は自覚なし。


モヒー・・・・・・ HP3500 MP0 通常人類はHP100以下程度なことを考えるとヒャッハー共はかなりの上位戦闘力者に。


以下はここまでの登場人物のHP MP


アレクセイ・・・・・・ HP210 MP40 まずまず優秀な王子。


ダルトン・・・・・・・ HP300 MP130 処刑騎士だけあってけっこう強い。


バスク・・・・・・ HP9400 MP7500 強敵系の人類は桁違いの戦闘力。


神・・・・・・ HP30000 MP30000 本体のみ。


ゴッドバスク・・・・・・ HP300000 MP300000 本来ならこの姿になってから挑むつもりだった。しかし合体してもゼロさんには普通に負ける。尚合体することはなかった。


バンデラス・・・・・・ HP250 MP10 普通に強い。ショットガンのダメージは1500くらい。


ヒゲ・・・・・・ HP9800 MP2500 強敵に進化したためかなり強い。数値が半分程度の部下をたくさんつれている。


ヒゲのスカウトした猛者達平均・・・・・・ HP1200 MP0程度のヒャッハーの亜種がうじゃうじゃ。


シュギョ・・・・・・ HP450 MP20 かなり強いことは強い。一般人としては。


コロシアムのチャンピオン・・・・・・ HP1500 MP300 本来なら負けない。


コロシアムのチャンピオンモヒー戦闘後・・・・・・ HP5900 MP300 かなりパワーアップしたがケンカを売る相手を間違えた。


エンシェントドラゴン・・・・・・ HP10000 MP10000 かなりの強さだがぶっちゃけゼロさんの敵ではない。


魔王四天王平均・・・・・・ HP2000 MP1000程度。


 攻撃力はアナライズではでません。ショットガン1500程度、モヒーパンチ1000程度。ゼロさんの奥義はだいたい1万~12万くらい。更に上の奥義では100万とか出ます。



やりたいことをやっただけですので後悔はありません。

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